眉ティントとは何?おすすめの理由と使い方を紹介!デメリット、失敗の危険性なども解説します。

最近、眉ティントというコスメが人気です。
そこで本コラムでは眉ティントとはどんなコスメなのかを紹介します。
更に、おすすめできる良い点や使い方はもちろん、心配なデメリット・危険性・簡単な失敗の例と対策も解説。
眉ティントを知らない方も、興味がある方、既に一度試したという方もぜひご参考ください。
- ティントリップ(唇ティント)についてはこちら
目次
眉ティントとは
まず「ティント」という言葉には「染める」という意味があります。
眉ティントは、眉部分の地肌にある角質を眉毛の色のように染めるコスメです。
眉ティントで描いた色素は、3~7日間ほど落ちません。
つまり、眉ティントでお気に入りの眉を描けば、その期間はいつまでもそのままの眉デザインでいられるのです。
- 眉ティントと眉マスカラの違い
- ●眉ティント
眉毛の「地肌」を染めており、簡単に落とすことができません。
●眉マスカラ
眉毛の「毛」の部分に色をつけており、簡単に落とすことができます。
眉ティントをおすすめする理由3つ
- 落ちにくい
- メイクの時短になる
- 自分に自信がつく
落ちにくい
眉ティントを塗った眉は3-7日ほど同じ見た目をキープ。
水に濡れても汗をかいてもなかなか落ちません。顔を洗ってもへっちゃらです。
すっぴんを見せたくないときや、自眉が薄くて悩んでいるという方にもおすすめです!
メイクの時短になる
眉ティントを塗れば、数日は寝起きでも眉は塗られた状態です。
毎朝メイクを1からやり直す必要がなくなります。
海やプールなど水を浴びる場面、運動をして汗をかく場面でも、眉メイクが崩れる心配がありません。
自分に自信がつく
オシャレが上手くいって自分好みの見た目になっていると、なんだか自信が湧いてきませんか?
大切な日の前日に眉ティントを塗っておけば、すっぴん状態でも整っていられます。
家に突然の誰かが来たときも、お泊まりの用事でも堂々としていられますよ。
眉ティントの使い方
眉ティントは基本的に眉の形に沿って塗り、時間をおいて剥がせば角質に色素を定着させることができます。
簡単ではありますが、実は綺麗に色を定着さえるためには、少しだけコツがあるんです。
眉ティントの塗る際のコツを、実際の手順通りの順番で、一つずつ説明します。
- 眉の油分をオフしておく
- 眉の形を下書きする
- 眉ティントを少しずつ乗せていく
- 色素の定着を待つ
1.眉の油分をオフしておく
まずはティントを塗る前に、眉部分の余分な皮脂をない状態にしましょう。
余分な油分が残っていると眉ティントの付きが悪くなります。
あぶらとり紙やティッシュなどできちんと拭き取っておきましょう。
2.眉の形を下書きする
目印のないままティントを塗り始めるのには注意が必要です。
理想とズレたり、左右差が生まれたり、形が歪になる可能性が高まります。
理想の眉の形をアイブロウペンシルなどで縁取っておきましょう。
3.眉ティントを少しずつ乗せていく
上記2つに準備が終わったらいよいよ眉ティントを塗っていきます。
眉ティントを塗る際は、少しずつ乗せていくのを意識しましょう。
コツとしては、眉頭は控えめにして眉尻や中間あたりにしっかり乗せましょう、
そうすると本物の眉毛に寄せた、ナチュラルな眉ができやすいです。
4.色素の定着を待つ
ティントを塗り終えたら2時間以上待ちます。その後、ジェルを眉尻からゆっくり剥がしましょう。
このとき、二時間待っている場合も一晩待っている場合も、色の持続性はそれほど変わりません。
逆に時間を置き過ぎると肌への負担になります。
定着に必要な時間だけ待って剥がせば、綺麗で数日は落ちない眉の完成です!
眉ティントを長持ちさせるやり方
- 余計な刺激を加えない
- 眉部分の強い洗浄は避ける
- 二度塗りをする
余計な刺激を加えない
眉ティントの長持ちさせるためには、刺激を与えないことが大事です。
短期間で消えて欲しくないときは、色の様子が気になっても不用意に触り過ぎないようにしましょう。
眉部分の強い洗浄は避ける
眉ティントを塗った部分は、洗浄力の強いクレンジングや洗顔は避けるのがおすすめです。
水洗いをする際でも、ゴシゴシ擦らないように気を付けましょう。
二度塗りをする
2.3日続けて眉ティントを塗ると、発色が濃くなり、しっかりと定着して色が長持ちします。
眉全体のバランスや濃さを見ながら一部だけに二度塗るなどをして、よりナチュラルな仕上がりを目指すやり方もできます。
眉ティントの落とし方
- ターンオーバーを待つ
- リムーバーを使う
- ティッシュや綿棒を使う
ターンオーバーを待つ
眉ティントは、色素が定着した後も時間が経てば数日で自然と落ちます。
眉ティントの色素はターンオーバーによって日が経つにつれて、染まった角質ごと剥がれていくので色素沈着の心配はないとされています。
リムーバーを使う
形に失敗した際などで、早く落としたいときはリムーバーやクレンジングオイルを使用します。
ゴシゴシ擦ると肌に負担がかかるのでコットンにしっかり馴染ませてから、優しく拭き取りましょう。
ティッシュや綿棒を使う
ティントを肌に載せた直後であれば、すぐにティッシュなどで拭き取ることができます。
一部分だけ直したいときなど、細かい修正は綿棒を用いるとやりやすいです。
ちょっと時間が経った後でも、お湯やベビーオイルを用いて落とせることもあります。
乾けば乾くほど落としにくくなるので、塗った後に失敗に気付いたら、乾く前にすぐ落としましょう。
眉ティントを選ぶときのコツ
剥がすタイプ or 剥がさないタイプ
剥がすタイプ
持続性が高く、長持ちするのがメリットです。
ただし剥がすまでに濃さや色が分かりにくいといったデメリットがあります。
剥がさないタイプ
眉毛に塗るだけで色が定着するものです。
剥がすタイプに比べると持続性が低いデメリットがあります。
逆に言えばクレンジングなどで簡単に落とせるので、手軽に試せるとも言えます。
筆ペンタイプ or チップタイプ
筆ペンタイプは、どこまでもしっかり眉を塗れる!というのがメリットです。
チップタイプは、ジェルやパウダーを乗せるように使います。自眉を活かしたいときにピッタリですが、眉尻や眉毛の少ない部分には乗せにくくなります。
細筆タイプ or 平筆タイプ
上記で紹介した筆ペンタイプの中にも、主に2種類のタイプがあります。
それは細筆タイプと平筆タイプ。中には両方を組み合わせて効率的に塗る方もいるようです。
細筆タイプ
細かい部分が描きやすく、初心者にも扱いやすいのがメリット。
眉尻や眉山のラインもしっかりシャープに塗れるので、細眉の方におすすめです。
広範囲を塗るには時間がかかることがあります。
平筆タイプ
広い面積を塗るのに適しているので、太眉を描きたい人におすすめです。
塗る面積が広くなる分、細部を塗るのはコツがいります。
色の種類
眉ティントで付ける眉色は、髪の毛の色に合わせて選ぶと失敗しにくいです。
眉ティントはさまざまな色の商品バリュエーションが展開されているので、自分に合った色を探してみましょう。
眉ティントのデメリット
眉ティントは落ちにくいのが利点ですが、逆に塗り方に失敗してしまうと他のアイブロウコスメよりも面倒です。
例えば眉ティントによって左右非対称のまま色が定着してしまうと、数日間その眉で過ごすことになります。
落とす方法はありますが色素がしっかり定着しているほど、落とすには手間が必要です。
眉ティントの危険性
眉ティントを使用して、アレルギー反応を起こしてしまう方もいます。
もし初めて使用する際はパッチテストなど行っておくと安心です。
眉ティントの失敗
歪な形になってしまった
濃い、太い、ガタついた、左右差ができたなどなど、形の失敗は眉メイクに多くあります。
眉ティントの場合は乾くと落ちにくくなってしまうため、歪な形に気付かないまま時間が経つと落とすのが大変です。
人はむくみや筋肉のコリなどの影響から毎日微妙に顔のパーツの高さや形が異なるため、中には染めた当日は綺麗になっても次の日にはズレてしまっていた、なんてことも。
眉毛が抜けてしまった
塗って剥がすタイプの眉ティントは剥がす際に自眉が抜けてしまうことがあります。
1本でも自眉が抜けるのに耐えられない方は、丁寧に優しく剥がすようにしましょう。
ぬるま湯で優しく洗い流せば、抜け毛が生まれるリスクは減らせます。しかし色の持ちは悪くなるので注意です。
眉ティントは毎朝忙しい、オシャレな方に人気!
眉ティントを使いこなせるようになると、日々のメイクはもっと楽に、楽しくなりますよ。
気になる方は状況次第で、眉ティントにトライしてみるのはいかがでしょうか?
また、眉ティントの良さにハマってしまった方には、もう一つおすすめしたいものがあります。
本当に『落ちない眉メイク』を求めるなら
もしも眉ティントよりも落ちにくい、長期間同じ姿が保てるメイクがしたいなら… そのときには、究極に落ちないメイク『アートメイク』もおすすめです。
アートメイクは専用の針で皮膚に色素を入れ込む施術で、眉ティントが3~7日なのに対して、アートメイク後の美しい姿は平均して1~3年ほど持続可能。
また、メディカルブローのアートメイクは『6Dストローク』と呼ばれる技術を用いります。
それは、眉を「塗る」のではなく、眉毛を「描く」施術。1本1本丁寧に描かれた本物の眉毛のようなデザインが、ずっと保たれるのです。
1日だけでなく、365日24時間ずっと整った眉あり続けたい方は、ぜひこちらもご参考ください。
- 眉毛アートメイクを説明した
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