三角眉の特徴・解消法とは?|原因や整え方、メイク術を解説

三角眉とは、眉山がとがっていて三角形のように見える形状の眉毛。凛々しいイメージがある一方、眉バランスが不自然で野暮ったい印象を与えてしまうこともあります。
三角眉毛の生え方自体を治すことは難しいですが、眉毛を処理したり、メイクで補うことによって改善が可能です。このページでは、三角眉の特徴や解消法を眉毛の整え方やメイク術とともに解説しています。三角眉の悩みを解消して、自信の持てる垢抜け眉毛を目指しましょう。
目次
三角眉とはどんな眉毛?|特徴
三角眉とは、眉山がとがっていて三角形のように見える眉毛のことを指します。
- 眉山の位置が内側寄りになっている
- 眉頭〜眉山にかけて徐々に太くなっている
- 眉山〜眉尻にかけて徐々に細くなっている
三角眉毛は、眉山よりも眉頭と眉尻の方が細く、角ばった形が印象的です。眉山の位置が内側寄りになっているため、目が小さく見えたり、顔が大きく見えることもあり、顔のバランスを悪く見せてしまう場合があります。
三角眉毛が与える印象
三角眉毛は眉山がしっかりとしている形状のため、凛々しいイメージがある一方、眉バランスが不自然なことにより、垢抜けないイメージを与えてしまう傾向があります。
- 男っぽい
- 野暮ったい
- 不自然
眉山の印象が強いことにより目が離れて見えてしまうケースも存在し、三角眉毛によって顔のバランスが悪く見えてしまうことにもつながります。三角眉はネガティブな印象に傾きがちなため、コンプレックスに感じている方が多くいます。自分の眉毛を活かしながら、眉の形を整えてマイナスイメージを回避しましょう。
三角眉になるのはなぜ?|原因
三角眉毛は、先天的な要因と後天的な要因の両方あります。
なぜ“三角眉”になるのか原因を確認してみましょう。
生まれつきによるもの
素眉が三角眉である場合、生まれつきの眉毛の生え方など先天的な要因が三角眉毛の原因です。
三角眉の人は、眉山の位置が鼻の方に内側寄りになっていたり、眉頭の毛流れが横に倒れて広がっているケースが多いです。
セルフカットやメイクによるもの
後天的な要因である場合、眉毛の処理が上手くできていないケースやメイクの技量不足などが三角眉の原因です。
眉山に角度をつけ過ぎてしまったり、眉頭を細くし過ぎてしまった場合、三角眉毛に見えてしまう原因につながるため注意しましょう。
三角眉のメリットと似合う眉毛の形
三角眉は、眉山の眉毛がしっかり生えているため眉の形の選択肢が多く、自眉を活かせるのがメリットです。例えば、女性なら可愛らしいイメージの“アーチ眉”、男性ならシュッとした“ストレート眉”というように、自分に似合う好みの眉毛に仕上げやすいのが三角眉の魅力です。
三角眉の場合、“アーチ眉”と“ストレート眉”は自眉を活かして整えやすい形のため、おすすめの眉デザインです。
お悩みの方必見!三角眉の解消法
眉毛の生え方は人それぞれですが、三角眉は毛が生えている範囲が比較的広いため、デザインの選択肢も多いです。
- 不要な眉毛を処理して整える
- 足りない部分をメイクでカバーする
- 眉毛アートメイクを施術する
自分の眉毛を活かしつつ、理想の眉毛の形に整えていくことができれば、三角眉からナチュラルな印象の垢抜け眉毛が実現できます。
眉毛の部位に注目する
美しい眉毛に仕上げるために重要なポイントの眉頭、眉山、眉尻に注目して眉毛を整えることで、バランスの良い形に近づけやすくなります。
具体的に、眉頭は小鼻の真上あたり、眉山は黒目外側の端〜目尻までの間、眉尻は小鼻から目尻の延長線あたりが理想と言われています。また、眉バランスを取るのに大きく関わる“眉頭”を上手に整えることが、仕上がりを左右する大切なポイントです。
【眉毛の角度】
- アーチ眉・・・・・約50°前後
- ストレート眉・・約75°前後
眉毛の位置だけではなく、眉頭の角度も理想の形に合わせて変えるのがおすすめです。なりたいイメージの眉毛に合わせて眉頭の角度を変えることで、より自然な眉毛に仕上がります。
三角眉毛の整え方・手順
三角眉を改善するには、上述の通り眉毛の部位に注目して整えていくことが、バランスの良い形に仕上げるために重要なポイントです。大きく眉毛の形を変えようとはせず、自眉を活かしながら、不要な部分のみを処理するように心掛けましょう。
【基本手順】
- なりたい眉毛の形を事前に決め、理想の眉ラインをアイブロウペンシルなどで型取りする
- 理想の眉ラインからはみ出した部分を専用のハサミやシェーバーを使って処理する
- 眉毛コームを使いながら眉毛全体の長さと毛流れを整える
眉山の高い三角眉毛を整えるときは、眉山のカットに失敗しないことが特に大切です。
眉山を過剰に処理し過ぎてしまうと、表情の形成にも関わる眉丘筋が不自然に目立ってしまう原因となります。三角眉を整える際、眉山のカットは1〜2㎜程度を目安にし、目立つ眉山をなくしたいからといって広い範囲をカットすることは避けましょう。
三角眉毛を解消するメイク術
三角眉は不要な眉毛を処理するのに加え、メイクで足りない部分を補うことで、より理想の眉毛に近づくことができます。
【三角眉メイクの仕上がりを格上げするポイント】
- 眉頭の上側を角度に気をつけながら描き足す
- 眉を描き足すときは全体的なだらかさを意識する
- 目立つ眉山、剃り跡をコンシーラーでカバーする
三角眉毛をメイクするときは、過剰に描き足すことはせず、隠したい部分をソフトにカバーすることが大切なポイントです。カクカクの眉毛をやわらかい印象の眉毛になるようなイメージで仕上げてみましょう。
眉毛アートメイクで三角眉を改善
三角眉の悩みを眉毛アートメイクで解消する方法もあります。
毛が生えている範囲が比較的広い三角眉は、デザインの選択肢も多いです。しかし、眉山が内側に寄っていたり、毛流れが横に倒れて広がってしまっているケースが多いため、自己処理が難しい反面もあります。
- 三角眉を違う形にして垢抜けた眉毛にしたい
- 自分で眉毛を処理すると左右非対称になってしまう
- メイクを自分でするのが苦手で手間がかかる
上記に当てはまる方は、眉毛アートメイクで悩みを解消する方法を検討してみるのもおすすめです。
眉毛アートメイクについて
アートメイクとは、皮膚の浅い部分に特殊な針を刺し、色素を注入して肌を着色する美容施術です。それぞれの顔の骨格やなりたい眉毛の形に合わせて、自然な眉毛を表現できるのが眉毛アートメイクの大きな魅力です。
- 自分に似合う自然な眉毛が目指せる
- きれいな眉毛の形を長時間保つことができる
- 毎日のメイク時間が短縮ができる
- 眉毛が薄い、生えていなくても施術が可能
アートメイクは、眉毛が生えていない部分にも施術ができるため、三角眉毛の眉頭部分を補うことも可能です。眉毛が薄いという方や三角眉に悩んでいる方にもおすすめの施術です。
当クリニック症例
当クリニックでは、眉毛アートメイクの施術を行っています。
三角眉の方の症例を紹介しますので、施術するか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
眉毛アートメイク症例1
眉山が内側に寄っているややアーチ型の三角眉。
自眉を活かしながら全体の形を整えることで、自然な仕上がりを実現しています。
眉毛アートメイク症例2
全体的に眉が薄く、眉山の範囲が広いタイプの三角眉です。
眉頭を描き足し、全体に毛並み感をプラス。眉山をきれいに整えることで、垢抜けた仕上がりに。
まとめ
これまでの内容を振り返り、大切なポイントを以下にまとめました。
- 三角眉とは、眉山がとがっていて三角形のように見える形状の眉毛のこと
- 三角眉は眉山の位置が内側寄りになっているため、顔のバランスが悪く見えることもある
- 三角眉の原因は生まれつきの他、セルフカットやメイクによって生じることもある
- アーチ眉とストレート眉は、三角眉毛を活かして整えやすいおすすめの眉デザイン
- 三角眉は不要な眉毛を処理するのに加え、メイクで足りない部分を補うことで、より理想の眉毛に近づくことができる
- 三角眉の悩みを解消するには、眉毛を自分で整えたりメイクでカバーする他、眉毛アートメイクを施術する選択肢もある
三角眉毛の生え方自体を治すことは難しいですが、眉毛を処理したり、メイクで補うことにより、改善することができます。自分の眉毛を活かしながら、自信の持てる垢抜け眉毛を目指しましょう。
よくある質問
三角眉とはどんな眉毛ですか?
三角眉とは、眉山がとがっていて三角形のように見える眉毛です。
凛々しいイメージがある一方、整えられていないと野暮ったい印象を与えることもあります。
生まれつきの三角眉は治せますか?
生まれつきの眉毛の生え方を治すことは難しいでしょう。
眉毛を処理したり、メイクでカバーすることで三角眉の改善は可能です。
三角眉から平行眉にできますか?
三角眉から平行眉にするには、眉山を処理する必要があります。眉山を処理し過ぎてしまうと顔の印象にも関わる眉丘筋が目立ち、不自然な印象になってしまうことがあるため、あまりおすすめはできません。