眉毛の永久脱毛はできる?メリットや医療脱毛を受けるときの注意点を解説
「眉毛は永久脱毛できるの?」「眉毛を脱毛をしたいけどどんな方法がある?」そんな疑問を抱えていませんか?永久脱毛というと、ボディや男性のヒゲなどへの施術イメージが強いですが、眉毛にも“永久脱毛”をすることは可能です。
このページでは、眉毛の永久脱毛について解説するとともに、医療脱毛を受けるときの注意点も紹介しています。永久脱毛をすると、施術前の状態には戻すことができないため、メリットだけではなくデメリットもしっかりと確認しておきましょう。
目次
眉毛は永久脱毛できる?
長期的に毛の再生がない状態を維持できる「永久脱毛」。
永久脱毛と呼ばれる“医療脱毛”は眉毛にも施術することができます。眉毛は目に近い位置にあるため、自己処理の場合でも慎重になる必要があり、お手入れの頻度も高いため手間がかかります。こういったことから、眉毛の永久脱毛に興味を持ち、実際に施術に至っている方が多くいます。
個人の肌状態や施術箇所により永久脱毛がむずかしいケースもありますが、眉毛も永久脱毛を受けることが可能です。
永久脱毛の効果とは|医療脱毛と光脱毛
永久脱毛とは、長期的に毛の再生がない状態を維持でき、半永久的にその状態が続くことを指しています。医療脱毛は永久脱毛とも呼ばれ、毛を生やすもとになる細胞を破壊し、施術部分から毛を生えなくすることで、半永久的にムダ毛を減らしていく施術です。細胞を破壊する医療行為のため、医療機関のみで施術が可能です。
一方、美容サロンなどで行われる光脱毛では、毛を生やすもととなる組織に熱でダメージを与えて脱毛する方法です。光脱毛は毛を作る細胞が残るため、一時的な脱毛効果しかありません。したがって、永久脱毛ができるのは医療脱毛のみということになります。
眉毛を永久脱毛したいなら医療脱毛
眉毛の永久脱毛がしたい方は、一時的な脱毛効果のある光脱毛ではなく、長期的に毛の再生がない状態を維持できる医療脱毛を選択する必要があります。医療機関で行われる脱毛方法を見ていきましょう。
医療レーザー脱毛について
クリニックで行う医療レーザー脱毛は、サロンで行われる光脱毛よりも強いエネルギーのレーザーが使用されます。レーザーの光を照射することで、毛を生やすもととなる細胞を破壊するため、半永久的に毛がほぼない状態を維持することが可能です。
【効果が出にくいケース】
- メラニンを含んでいない白色の眉毛
- メラニンが多く含まれていない薄い眉毛
使用する機械は、メラニン(黒色)に反応すると熱を発するため、メラニン(黒色)の関係から効果が出にくい場合もあります。この場合、回数を重ねても医療レーザーで永久脱毛をすることは難しいです。
医療ニードル脱毛について
医療ニードル脱毛は、1つ1つの毛穴に専用の針を挿入し、電流を流すことによって細胞を破壊する脱毛方法です。
【こんな方におすすめ】
- 白い眉毛の脱毛をしたい
- レーザー脱毛後の微調整をしたい
医療ニードル脱毛なら、レーザーで脱毛できない白い眉毛も永久脱毛が可能です。1本ずつ施術をしていく方法のため、デザインを細かく調整したいときなどに最適です。
悩み軽減!眉毛の永久脱毛|メリット
眉毛の永久脱毛をすると、自己処理の手間が省けたり、清潔な印象を保つことができるなど多くのメリットがあります。それぞれの魅力をくわしく見ていきましょう。
眉毛のお手入れの頻度が減る
眉毛の永久脱毛は、長期的に毛の再生がない状態を維持できるため、お手入れの頻度を減らすことが可能です。自己処理で眉毛を整える場合は定期的なお手入れが必要ですが、眉毛の永久脱毛をすることで面倒な作業がなくなり、手間を省くことができるのがメリットです。
肌への負担が軽減できる
毛抜きやカミソリなどでの自己処理は、知らない間に肌を傷つけてしまったり、刺激を与えてしまうことがあります。眉毛の永久脱毛をすると、このようなトラブルを防ぐことができます。定期的な自己処理が不要になることで、肌への負担を軽減できる点も魅力です。
きれいな眉毛の形を維持しやすい
眉毛の永久脱毛をすると、整った眉毛の形が半永久的に継続するため、きれいな眉毛の形を維持しやすいです。眉下など永久脱毛を施術できなかった場合でも、整ったベースの眉毛のおかげで美しい眉毛を作りやすいのがメリットです。
眉毛の医療脱毛を受けるときの注意点|デメリット
眉毛の永久脱毛は、長期的に毛の再生がない状態を維持できますが、永久脱毛をすると施術前の状態には戻すことができません。医療脱毛を受けるときには、メリットだけでなく、注意点もしっかりと確認しておきましょう。
肌トラブルが起きる可能性がある
医療レーザー脱毛やニードル脱毛によって、肌に炎症が生じることがあります。施術した部分に一時的に赤みや腫れが出現してしまったり、施術後の乾燥により肌荒れを引き起こしやすいです。数日間炎症が引かない場合は無理をせず、クリニックに相談するようにしましょう。
痛みを感じやすい場合がある
医療脱毛の施術は、痛みを感じやすい場合があります。レーザー脱毛では、施術時に発生する熱により“ゴムで弾かれたような痛み”と表現されるような痛みを伴うことがあります。一方、ニードル脱毛では、電流を流すときに“ピリッとした痛み”を感じる方が多いようです。ただし、痛みの感じ方には個人差があり、施術箇所によっても異なります。
施術前の状態には戻せない
永久脱毛をすると、施術前の状態に戻すことはできません。眉毛は顔の印象を大きく左右する重要なパーツでもあります。眉毛を永久脱毛をする場合、デザインを変えたくなっても元には戻せないため、慎重に検討しましょう。
眉下は永久脱毛ができないことも多い
眉下の永久脱毛は、眼球を傷付けてしまうリスクが懸念されるため、医療機関であっても施術を受けられないケースが多いです。
上まぶたの皮膚は非常に薄く、目を閉じていてもレーザーの光が通過してしまう恐れがあります。眉下部分は眉上や眉間とは違うということを理解しておくと良いでしょう。
永久脱毛ができなかった“眉下”への対処法
医療機関であっても施術を受けられないことがある“眉下”への永久脱毛。そんなときの自分でできる“眉下”への対処方法を紹介します。
シェーバー・カミソリを使う
シェーバー・カミソリを使い、眉下部分の眉毛を剃って整える方法です。
シェーバー・カミソリは、刃が短くて小回りがきくので、眉下の処理や自己処理に慣れていない初心者の方にもおすすめです。産毛など細かい部分まで剃りやすいのが特徴ですが、肌に傷をつけないよう丁寧に剃ることが大切です。
眉用ハサミや毛抜きを使う
眉下部分の不要な毛を眉用ハサミや毛抜きで処理する方法です。
眉用ハサミや毛抜きは、1本ずつ細かい部分を調節できる便利なアイテムです。ただし、抜きすぎが原因で眉毛が生えなくなるケースもあるため、眉毛の抜きすぎには気をつけましょう。
脱毛ワックスで眉下の毛を処理する
眉毛専用の脱毛ワックスを使い、セルフで眉下の不要な毛を処理する方法です。ペンタイプのものやシート状のものまで、さまざまな商品が展開されています。
眉下部分である上まぶたの皮膚は、顔の中でもとくに薄くてデリケートな部分です。自分で眉下の毛を処理するときは、肌に負担がかからないよう注意しながら行いましょう。
眉毛脱毛後のアフターケアについて
眉毛の自己処理後やサロン、クリニックで脱毛した後は肌が乾燥しやすいです。乾燥は肌トラブルを招く要因にもなるため、保湿を念入りにすることが重要です。また、クリームなどを塗布するときは、摩擦が刺激にならないよう、肌にやさしくなじませることも大切です。
脱毛後の肌はデリケートな状態のため、アルコールフリーなど刺激の少ないスキンケアアイテムを使い、肌に負担をかけないよう心掛けましょう。
まとめ
これまでの内容を振り返り、大切なポイントを以下にまとめました。
- 永久脱毛とは、長期的に毛の再生がない状態を維持できることを指す
- 永久脱毛と呼ばれる“医療脱毛”は眉毛にも施術することができる
- 永久脱毛は細胞を破壊する医療行為のため、医療機関のみで施術が可能
- 医療脱毛の方法には、一般的にレーザー脱毛とニードル脱毛がある
- 眼球が近い眉下部分は医療機関であっても施術できないケースが多い
- 眉毛脱毛後は乾燥しやすく、肌トラブルを招きやすいため保湿をすることが重要
眉毛の永久脱毛は自己処理の手間が省けたり、清潔な印象を保つことができるなど多くのメリットがあります。永久脱毛をすると、施術前の状態には戻すことができないので、デメリットも理解した上で施術を検討しましょう。
よくある質問
自分で眉毛の永久脱毛はできる?
永久脱毛ができるのは、医療脱毛のみです。セルフ脱毛方法はさまざまありますが、自分で永久脱毛をすることはできません。
美容サロンで永久脱毛はできる?
サロンで行う光脱毛では、毛を生やすもとになる細胞が残るため、一時的な脱毛効果しかありません。永久脱毛ができるのは、毛を生やすもとになる細胞を破壊する医療脱毛のみです。
永久脱毛をすると永久に毛は生えてこない?
永久脱毛をしても永久に毛が生えてこないわけではありません。毛を生やすもとになる細胞を破壊した毛穴からは、再び毛は生えてこないとされています。しかし、施術時に肌の表面には生えていなかった成長途中の毛が生えてくる可能性があります。