眉毛ワックスとは?仕組み・メリット・セルフでのやり方まで徹底解説

眉毛ワックスとは、眉周りに専用の脱毛ワックスを塗り、不要な産毛をまとめて取り除く施術のことです。一般的には眉毛サロンで行われるケアですが、セルフ用アイテムを使えば自宅で行うことも可能です。
この記事では、眉毛ワックスの特徴やメリット・デメリット、セルフでのやり方まで詳しく解説します。
目次
眉毛ワックスとは|永久脱毛との違い

眉毛ワックスとは、専用の脱毛ワックスを温めて柔らかくし、眉周りに塗布して固めることで、まとめて産毛を処理する施術です。
眉ワックスやアイブロウワックスとも呼ばれ、ワックスが冷えて固まる過程で産毛や短い毛をしっかり包み込み、剥がすと同時に毛根から一気に抜き取れる仕組みになっています。
毛抜きではつかみにくい細かな毛まで処理できるため、眉毛の輪郭が整いやすいのが特徴です。
次で、眉毛のワックス脱毛とよく比較される、永久脱毛との違いを解説します。
永久脱毛との違い
眉毛のワックス脱毛と永久脱毛は、施術の仕組みや目的、効果の持続期間などに違いがあります。
| 項目 | ワックス脱毛 | 永久脱毛 |
|---|---|---|
| 施術の仕組み | ワックスで産毛をキャッチして毛根から抜き取る | レーザーやニードルで毛根を破壊し、毛の再生を抑制する |
| 主な目的 | 毛抜きでは抜ききれない産毛を処理して眉毛デザインを整える | 眉周りの不要な毛を半永久的に生やさなくする |
| 効果の持続期間 | 一時的 | 長期的 |
| 施術ができる場所 | 眉サロンや自宅 | 医療機関のみ |
ワックス脱毛は時間が経過するとまた眉毛が生えてくることから永久脱毛には該当せず、美しい状態をキープしたい場合は定期的な施術が必要です。
眉毛ワックスのメリット
眉毛ワックスには、カットやシェービング、毛抜きなどでは得られないメリットがいくつかあります。
- カットやシェービングより長持ちする
- 角質ケア効果で眉周りのトーンが明るくなる
- 一度に広範囲の産毛が処理できて抜き残しが少ない
ここでは代表的な眉毛ワックスのメリットを3つ紹介します。
カットやシェービングより長持ちする
眉毛ワックスは毛根から一度に毛を抜き取るため、生え始めのざらつきが出にくく、仕上がりが長持ちしやすいのが特徴です。カットやシェービングのように表面だけ処理する方法に比べ、きれいな状態をキープしやすいため、こまめに整える時間が取れない方にも向いています。
角質ケア効果で眉周りのトーンが明るくなる
眉毛ワックスは固まったワックスを剥がす際に古い角質も取り除けるため、眉周りの肌のケアを同時に行えるのが特徴です。余分な角質がオフされることで、肌のトーンが明るくなり、洗練された印象の眉に仕上がります。
一度に広範囲の産毛が処理できて抜き残しが少ない
眉毛ワックスは広い範囲の産毛にまとめて密着するため、毛抜きでは掴みにくい細かな毛まで効率よく処理できます。抜き残しが少なく均一にケアできるため、眉周りを短時間で整えたい方にもおすすめの方法です。
眉毛ワックスのデメリット
眉毛ワックスは短時間で眉周りの印象を整えられるのが魅力ですが、施術の性質上いくつかのデメリットも存在します。
- 施術には痛みが伴う
- 肌への負担が大きい
- 定期的に通う必要がある
ここからは、眉毛ワックスのデメリットを詳しく見ていきましょう。
施術には痛みが伴う
眉毛ワックスは毛根から毛を一気に引き抜く仕組みのため、どうしても痛みを感じやすい施術です。特に皮膚が薄い部位や産毛が密集している箇所は、刺激を受けやすいとされています。痛みの感じ方には個人差がありますが、極端に痛みに弱い方は、カットやシェービングなどの別の方法を選択すると安心です。
肌への負担が大きい
眉毛ワックスは密着させたワックスを剥がす際に刺激が加わるため、肌への負担が大きい施術です。産毛とともに古い角質も剥がれることで、施術後に赤みやひりつきが生じる場合があります。乾燥肌や敏感肌、ケロイド体質など肌トラブルを起こしやすい方は、施術が適さないケースもあるため注意が必要です。
定期的に通う必要がある
眉毛ワックスは毛根から一時的に毛を取り除く方法のため、時間が経つと再び新しい毛が生えてきます。きれいな状態をキープするには、数週間おきにサロンへ通う、もしくはセルフでケアを続ける必要があります。半永久的な脱毛効果を求める場合は、永久脱毛(医療脱毛)を選択するとよいでしょう。
眉毛ワックスの持続期間と頻度
眉毛ワックスの持続期間は、一般的に3週間前後とされています。毛根から処理するため、カットやシェービングよりもきれいな状態が続きやすいものの、毛周期に合わせて徐々に新しい毛が生えてきます。そのため、整った眉をキープしたい場合は3〜4週間おきの施術が必要です。
毛の生え方や量には個人差があり、早く生えやすい方は短いスパンでのケアが必要になることもあります。サロンで施術を受ける場合は、自分の眉の状態に合った頻度を相談するとよいでしょう。
眉毛のワックス脱毛を受ける際の注意点

眉毛ワックスは肌への刺激を伴う施術のため、安全に受けるには、施術前後の過ごし方や肌の状態に注意する必要があります。
ここでは安心して施術を受けられるよう、眉毛のワックス脱毛を受ける前と受けた後、それぞれの注意点について詳しく紹介します。
施術前の注意点
眉毛ワックスを受ける前は、肌への負担を減らすために以下の点を意識しておくことが重要です。
- 日焼け直後は避ける
- 日焼け直後の施術は、表皮の剥れやそれに伴う色素沈着など、思わぬ肌トラブルの原因となります。
- 肌荒れや乾燥が強い日は施術を控える
- 肌が敏感な状態で施術をすると、赤みやヒリつきが強く出るおそれがあります。
- 施術前の保湿は数日前から意識する
- 保湿により肌を健やかな状態にしておくことで、施術による肌への負担が軽減できます。
これらを意識しておくことで、施術時の刺激を最小限に抑え、より安心して眉毛ワックスを受けられる状態を整えられます。
施術後の注意点
眉毛ワックス後の肌は、角質が取れて敏感になっているため、以下の点に注意して過ごすことが大切です。
- 強い刺激を与えない
- 施術後は肌が敏感になっているため、刺激の強い洗顔料の使用や摩擦をくわえる行為は控えましょう。
- 保湿を徹底する
- 保湿を徹底することで、赤みやヒリつきを軽減させることができます。
- サウナ・運動・長時間の入浴を控える
- 血行の良くなる行為はかゆみなどの症状を引き起こすおそれがあります。
これらを守ることで、施術後のトラブルを防ぎ、肌状態をすばやく落ち着かせることができます。
セルフ眉毛ワックスのやり方|失敗しないためのポイント

眉毛ワックスはサロンで受けるのが一般的ですが、市販のワックスを使えば自宅でセルフ施術も可能です。ただし、商品の選び方を誤ったり、準備不足のまま行ったりすると失敗しやすいため注意が必要です。
ここでは、セルフで眉毛ワックスを行う際に必要な道具や手順、失敗しないためのポイントを紹介します。
セルフで必要な道具|ワックスの種類

セルフで眉毛ワックスを行う場合、選ぶワックスの種類によって必要な道具が少しずつ異なります。目的やスキルに合ったワックスを選択し、必要な道具を準備しておくことが大切です。
| ワックスの種類 | 特徴 | 使いやすさ | 必要な道具 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| ハードワックス | ワックスを温めて塗布し、固まったらそのまま剥がすタイプ。短い毛にも密着しやすい。 | △ (上級者向け) |
・ハードワックス ・ワックスウォーマー ・スパチュラ(ヘラ) ・ベビーパウダー ・ふき取り用クレンジングシート ・保湿剤 |
・眉周りを丁寧に整えたい人 ・短い毛まで処理したい人 |
| ソフトワックス | 肌に塗ったワックスの上から専用ペーパーを貼り、一気に剥がすタイプ。広範囲向け。 | 〇 (中級者向け) |
・ソフトワックス ・湯せん容器 ・スパチュラ(ヘラ) ・ワックスペーパー ・ベビーパウダー ・ふき取り用クレンジングシート ・保湿剤 |
・すばやく処理したい人 ・眉毛以外もまとめてケアしたい人 |
| ワックスシート | そのまま貼って剥がすだけの簡易タイプ。体温で少し温めるだけで使用可能。 | ◎ (初心者向け) |
・ワックスシート ・ベビーパウダー ・ふき取り用クレンジングシート ・保湿剤 |
・手軽に眉毛ワックスをしてみたい人 ・不器用で失敗が不安な人 |
またマーキングのためにアイブロウペンシルを用意しておくと、左右差などの失敗を防ぐことができます。
脱毛ワックスは髪の毛に付着すると取れにくいため、必要に応じて前髪を固定するクリップもそろえておきましょう。
具体的な手順
セルフで眉毛ワックスを行う際は、工程を一つずつ丁寧に進めることが大切です。
ここからは、使用するワックスの種類にかかわらず共通して実践できる、基本的な流れを確認していきましょう。
- 眉周りの下準備をする
- ワックスを適温に温める
- 脱毛したい部分にワックスを塗布する
- 毛流れと逆方向に一気に剥がす
- 残ったワックスを落とし、保湿・鎮静する
STEP1:眉周りの下準備をする
まずは眉周りを清潔な状態に整えます。洗顔で皮脂をしっかり落としたら、水分をよく拭き取り、ベビーパウダーを軽くはたいておきましょう。前髪はクリップで固定しておくと、ワックスがついてしまう心配がなくなります。
デザインミスを防ぐためには、整えたい範囲をアイブロウペンシルでマーキングしておくのがポイントです。
STEP2:ワックスを適温に温める
ハードワックスやソフトワックスを使用する場合は、ワックスウォーマーや湯せん、電子レンジなどで適温まで温めます。肌にのせても熱さを感じないか、手の甲で必ずチェックしてから使いましょう。ワックスの温度が高すぎると火傷などの肌トラブルの原因になるため、無理にとろみを出そうと加熱しすぎないことが大切です。
シートタイプの場合は特別な加熱は不要ですが、適切なサイズにカットしたうえで、体温で軽く温めておくと扱いやすくなります。
STEP3:脱毛したい部分にワックスを塗布する

スパチュラ(ヘラ)で脱毛したい箇所にワックスを塗布します。毛流れに沿ってすばやく均一にのばすのがポイントです。
ソフトタイプは、塗布後すぐに専用シートを重ねて密着させます。
シートタイプはワックスがあらかじめシートについているため、脱毛したい位置に貼り付け、指でしっかり押さえれば準備完了です。
STEP4:毛流れと逆方向に一気に剥がす
ワックスが固まったのを確認したら、毛流れと反対方向へ一気に剥がします。
このとき、ワックスを持つ手とは反対側の手で皮膚をピンと引っ張るようにすると、剥がす動作が行いやすくなります。
ゆっくり剥がすと抜き残しにつながりやすいため、ためらわずに行うのがポイントです。
ソフトワックスはストリップシートごと、シートタイプは貼ったシートごと、いずれも同じ手順で剥がします。
STEP5:残ったワックスを落とし、保湿・鎮静する
剥がし終えたあとは、肌に残ったワックスを拭き取りシートでやさしく落とします。ワックスが残ったままだと肌荒れの原因になるため、こすらず丁寧に拭き取ることが大切です。
仕上げに保冷剤や冷たいタオルで肌を冷やし、保湿ケアを行うと、赤みやほてりが落ち着きやすくなります。
失敗しないためのポイント
セルフ眉毛ワックスで失敗しないためのポイントは以下のとおりです。
- 眉毛の黄金比を用いてガイドラインを描いておく
- 一度抜いた毛は数週間生えてこないため、黄金比を測定し、丁寧にデザインを決めることが大切です。
- ガイドラインに左右差がないか確認する
- 施術前に眉毛の高さや形に左右差がないかを確認することで、美しい眉に仕上がります。
- 一気に広い範囲に塗らない
- 眉上・眉下・眉尻など、ブロック分けをして塗布することで、意図しない部分まで塗ってしまうミスを防げます。
- ガイドラインより1ミリ程度外側に塗る意識を持つ
- ギリギリまで塗ろうとすると細くなりすぎてしまうことがあるため、あえて余白を残し、最後は毛抜きで調整するのがおすすめです。
黄金比の具体的な測り方については眉毛の黄金比とは|プロ仕様の測り方と似合わない場合の対処法を解説を参考にしてください。
眉毛ワックスをセルフでするならアートメイクで土台作りを
セルフで眉毛ワックスを行う場合は、アートメイクでデザインの土台をつくっておくのもおすすめです。
アートメイクとは、皮膚の浅い層に色素を入れて理想の眉の形を定着させる施術で、メイクをしなくても輪郭がはっきりして見えるのが特徴です。
ベースとなる形が常にキープされることで、セルフでワックス脱毛を行う際も「どこまで抜いていいのか」が分かりやすく、ガイドラインとして役立ちます。自眉の生え方がまばらでデザインが決めにくい方や、忙しくて眉サロンに頻繁に通えない方にもおすすめです。
当院の特徴|眉周りの脱毛にも対応
当院「メディカルブロー」では、アートメイクと眉周りの永久脱毛を一つのクリニックで完結させることが可能です。
眉のデザイン設計から仕上がりの調整まで、専門スタッフが骨格に合わせて丁寧にサポートします。セルフで眉毛ワックスをするのが不安な方や根本的に眉周りの毛を減らしたい方、眉毛をトータルで整えたい方はぜひご相談ください。
症例写真
ここからは、当院の症例写真をご紹介いたします。

眉尻の輪郭がはっきりしておらず、自己処理が難しい形状の自眉でしたが、アートメイクを入れたことで不要な部分が明確に分かるようになりました。

自眉をベースに眉毛ワックスをしてしまうと、下がり眉になるおそれのある計上でしたが、アートメイクで土台を整えたことで自己処理がしやすくなりました。
まとめ
ここまでの内容を振り返り、眉毛ワックスについて大切なポイントを以下にまとめました。
- 眉毛ワックスは、専用ワックスで産毛を毛根から処理する一時的な脱毛法で、永久脱毛とは目的や持続が異なる
- 仕上がりの持続性や角質ケア効果、広範囲の産毛処理など、カットやシェービングにはない魅力がある
- ワックスを剥がす際の痛みや赤みなど肌への刺激があるため、自分の肌質や体質に合うか確認しておくことが重要
- 持続期間は一般的に3週間前後で、整った状態を保つには3〜4週間おきのメンテナンスが必要
- セルフで行う場合は、ワックスの種類選び・正確なガイドライン作り・少量ずつの塗布など、失敗を防ぐ工夫が大切
眉毛ワックスを行う際は、特徴を理解し、自分に合った方法や頻度を選ぶことがポイントです。
美しく洗練された眉毛を目指す方は、ぜひこの機会に眉毛ワックスに挑戦してみてください。
よくある質問
眉毛ワックスは痛いですか?
眉毛ワックスは広範囲の毛を一度に抜き取るため、一時的な痛みを感じやすい施術です。特に皮膚が薄い箇所や産毛が密集している部分は刺激が出やすいとされています。痛みが心配な方は、カットやシェービングなど別の方法を選んだり、狭い範囲から挑戦したりするのがおすすめです。
敏感肌でも受けられますか?
敏感肌の方でも受けられないわけではありませんが、眉毛ワックスは角質も一緒に除去するため、赤みやヒリつきが出やすい傾向があります。乾燥が強いときや肌荒れが続いているときは施術を控えたほうがよいでしょう。
眉毛ワックスはセルフとサロン、どちらがおすすめですか?
初めての方や左右差が出やすい方は、骨格に合わせてデザインしてもらえるサロン施術がおすすめです。セルフは費用を抑えられますが、塗布位置の見極めが難しく失敗しやすい場合があります。頻繁に通うのが難しい場合は、アートメイクで土台を作ったうえで、セルフで眉毛ワックスをするのもよいでしょう。
眉毛のワックス脱毛はどのくらいの頻度で通えばよいですか?
眉毛ワックスの持続期間は3週間が目安のため、整った状態を保ちたい場合は3〜4週間おきのケアがおすすめです。毛の量や生えるスピードによって最適な頻度は変わるため、サロン施術の場合は状態を見ながら相談するとよいでしょう。