まつ毛を抜く癖は危険?生えてこないリスクとやめるための対処法

まつ毛を抜く癖がやめられず、「このまま生えてこなくなったらどうしよう」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。実際には、まつ毛は再び生えてくることがほとんどですが、抜き続けることで生えなくなってしまう場合もあります。
この記事では、まつ毛を抜いてしまう原因やリスク、抜いた後のケア方法、癖を改善するための対策をまとめて解説します。
抜き癖に悩んでいる方や、まつ毛が薄くなってきたと感じている方はぜひ参考にしてください。
まつ毛を抜いてしまう原因

まつ毛を抜いてしまう癖には、いくつかの原因が考えられます。無意識のうちに繰り返してしまう場合もあれば、かゆみや違和感がきっかけになることもあります。また、ストレスや不安など、心の状態が影響しているケースも少なくありません。
無意識の癖
まつ毛を抜く行動は、本人が気づかないうちに習慣化しやすいのが特徴です。手持ち無沙汰のときや考えごとをしているとき、スマートフォンを見ているときなど、ふとした瞬間に目元へ手が伸びてしまうことがあります。抜こうという意図がないぶん自覚しにくく、癖として定着してから初めて気づくケースも少なくありません。
かゆみや違和感
目元のかゆみや異物感も、まつ毛を抜いてしまう原因の一つです。不快感を取り除こうと触れているうちに抜いてしまうことが多く、気づけば癖として定着していることも少なくありません。逆まつ毛や乾燥、花粉症などによるかゆみが背景にある場合もあるため、違和感が続くときは症状に応じて適切な医療機関に相談することが大切です。
ストレスや不安
精神的な緊張やストレスが、まつ毛を抜く行動につながることもあります。抜く瞬間の刺激が一時的に緊張を緩和する働きがあるため、気持ちが不安定な時期ほど、抜く頻度が上がりやすい傾向があります。
こうした行動が繰り返されると、ストレスへの対処パターンとして定着しやすく、やめたいのにやめられない状態に陥ることも少なくありません。
抜毛症の可能性も
自分の意思だけではコントロールが難しいと感じる場合は、抜毛症が関係している可能性があります。こうした症状は意志の弱さではなく、心理的なメカニズムが関係していることも多いです。
抜き癖がエスカレートしている、やめようとしてもやめられない日が続いているという場合は、心療内科や精神科への相談を検討してみるとよいでしょう。
まつ毛を抜き続けるデメリット

「少し抜く程度なら大丈夫」と感じていても、まつ毛を繰り返し抜くことで見た目や目元の状態に影響が及ぶ可能性があります。
ここでは、まつ毛を抜き続けることで起こりうるデメリットについて解説します。
- 目元の印象が変わる
- 炎症や肌トラブルにつながることがある
- まつ毛が生えにくくなる可能性がある
目元の印象が変わる
まつ毛は目元の輪郭を引き締め、顔全体の印象を左右する重要なパーツです。密度が減ると目の輪郭がぼやけ、目が小さく見えたりぼんやりとした印象になったりすることがあります。
ある程度はメイクでカバーすることもできますが、すっぴんや薄めのメイクの時ほど、印象への影響は大きくなる傾向があります。
目元に炎症が起こることがある
まつ毛を抜くと、毛穴やまぶた周辺に刺激が加わります。その結果、目元に赤みやかゆみが出たり、毛穴に炎症が起こったりすることがあります。
目元は皮膚が薄く外部刺激の影響を受けやすい部位です。違和感が一時的なもので済む場合もありますが、まつ毛を繰り返し抜くことでトラブルが起こりやすくなる可能性があるため注意が必要です。
まつ毛が生えにくくなる可能性がある
まつ毛は通常、毛周期に沿って生え変わります。しかし、同じ部分のまつ毛を繰り返し抜き続けると、毛を作る組織に負担がかかり、生えそろうまでに時間がかかることがあります。
多くの場合は再び生えてくるとされていますが、長期間にわたって抜く習慣が続いた場合には、以前よりまつ毛が細くなったり、生えにくくなったりする可能性もあります。毛根が死滅すると二度と生えてこなくなる場合もあるため、できるだけ早めにまつ毛を抜く癖を見直すことが大切です。
まつ毛を抜いてしまった後のケア方法

まつ毛を抜いてしまった場合は、まず目元への負担をできるだけ減らすことが大切です。無理に何かをするよりも、刺激を避けながら自然な回復を待つことを意識しましょう。
ここでは、まつ毛を抜いてしまった後に意識したいケア方法を紹介します。
- 目元を清潔に保つ
- 目元への刺激を減らす
- 赤みや痛みが続く場合は眼科を受診する
目元を清潔に保つ
まつ毛を抜いた後は、毛穴やまぶた周辺が一時的に刺激を受けた状態になっています。そのため、汚れやメイクが残らないよう、目元を清潔に保つことを意識しましょう。
ただし、強くこすりながら洗顔したり、クレンジングを何度も繰り返したりするのは逆効果です。洗顔やクレンジングはやさしく行い、目元に余計な負担をかけないよう注意しましょう。
目元への刺激を減らす
まつ毛を抜いた直後は、目元への刺激をできるだけ避けることが大切です。目をこする癖がある方は意識して控え、まぶたを頻繁に触らないようにしましょう。
またビューラーやつけまつ毛、まつ毛エクステなどは目元に負担をかける可能性があります。違和感がある場合は無理に使用せず、目元の状態を見ながら過ごすとよいでしょう。
赤みや痛みが続く場合は眼科を受診する
まつ毛を抜いた後は、一時的に赤みやヒリつきなどの違和感が出ることがあります。多くの場合は時間の経過とともに落ち着きますが、症状が長引く場合は注意が必要です。
特に、腫れや痛みが強くなったり、目元に違和感が続いたりする場合は、無理に触らず眼科へ相談するようにしましょう。
まつ毛を抜く癖をやめる方法

まつ毛を抜く癖は、「やめたい」と思っていても無意識のうちに繰り返してしまうことがあります。特に長期間続いている場合は、意志の力だけで改善するのが難しいケースも少なくありません。
まずは自分がどのような場面でまつ毛を抜いてしまうのかを知り、原因に合わせた対策を取り入れることが大切です。
まつ毛を抜くデメリットやリスクを把握する
何気なくまつ毛を抜いてしまっている場合は、まず抜くことによるデメリットやリスクを正しく理解することが大切です。
先述したとおり、まつ毛を抜き続けることにはさまざまなデメリットがあります。
「少しくらいなら大丈夫」と考えていると癖を改善しにくくなるため、抜くことによる影響を理解し、「できるだけ抜かないようにしよう」という意識を持つことを心掛けましょう。
手が目元に向かいにくい環境をつくる
まつ毛を抜く癖は、スマートフォンを見ている時や考え事をしている時など、無意識のうちに行われることがあります。そのため、手が目元に向かいにくい環境を整えることも有効です。
例えば、以下のような工夫が考えられます。
- ペンやストレスボールなど手で触れるものを用意する
- デスクワーク中は両手を使う作業を増やす
- テレビやスマートフォンを見る姿勢を見直す
- まつ毛を触り始めるきっかけを記録する
無意識の行動は気づくこと自体が難しいため、まずは「どのようなタイミングで触っているのか」を把握するところから始めてみるとよいでしょう。
目元の違和感を放置しない
かゆみや異物感、逆まつ毛などが原因でまつ毛を触るようになり、そのまま抜く癖につながっているケースもあります。
例えば、以下のような症状がある場合は注意が必要です。
- 逆まつ毛が当たってチクチクする
- 花粉症やアレルギーで目元がかゆい
- ドライアイによる違和感がある
- まぶたや毛穴に炎症が起きている
このような状態が続くと、「かゆいから触る」「気になるまつ毛を抜く」という行動が習慣化してしまうことがあります。
目元の不快感がまつ毛を抜くきっかけになっている場合は、まず原因への対処を優先するとよいでしょう。
ストレスや不安をため込まないようにする
まつ毛を抜く行為は、ストレスや不安、緊張を和らげるために行われることがあります。仕事や人間関係の悩み、疲労の蓄積などが引き金になっているケースも少なくありません。
そのため、癖そのものだけに注目するのではなく、ストレスとの向き合い方を見直すことも大切です。
- 十分な睡眠をとる
- 適度な運動を取り入れる
- 趣味やリラックスできる時間を確保する
- 一人で抱え込まず周囲に相談する
すべてを一度に実践する必要はありません。まずは自分に合った方法で気分転換や休息の時間を確保し、ストレスをため込みにくい環境を整えていくとよいでしょう。
抜毛症が疑われる場合は専門医に相談する
以下のような状態に当てはまる場合は、抜毛症(トリコチロマニア)が関係している可能性もあるため、専門医に相談することも視野に入れましょう。
- 毛を抜く行為をやめたいと思っているが、繰り返してしまう
- 毛を抜くと不安や緊張が和らぐ、または気分がよくなる
- まつ毛を抜く癖自体が悩みやストレスになっている
- まつ毛以外に眉毛や頭髪を抜く癖もある
抜毛症は、自分の意思だけでは行動をコントロールすることが難しく、症状に応じて認知行動療法や薬物療法などが検討されることがあります。
まつ毛が大きく減っている場合や、日常生活に支障を感じている場合は、一人で抱え込まず、精神科や心療内科などの専門医へ相談することも一つの選択肢です。
まつ毛が少なくなってしまった場合の対処法

抜き癖によってまつ毛が薄くなってしまった場合でも、目元の印象を整える方法はあります。ケアと見た目のカバーを並行して取り組むことで、まだらな状態が気になる時期を無理なく乗り越えやすくなります。
- まつ毛美容液で目元環境を整える
- つけまつ毛で密度を補う
- アイラインで目元の存在感をプラスする
まつ毛美容液で目元環境を整える
まつ毛が少なくなった場合は、まつ毛美容液によるケアを取り入れる方法があります。目元を健やかな状態に保つことで、生え変わりの過程をサポートできる可能性があります。
ただし、まつ毛はすぐに生えそろうものではありません。毛周期の関係で変化を実感するまでには時間がかかり、毛根の状態によっては十分な変化が得られない場合もあることを理解しておきましょう。
まつ毛美容液についての詳細を知りたい方はまつ毛美容液は効果ある?意味がないと言われる理由と正しい使い方も併せてご確認ください。
つけまつ毛で密度を補う
まつ毛が生えそろうまでの間、つけまつ毛で密度を補う方法があります。部分用のタイプを使えば薄くなった箇所だけをピンポイントでカバーできるため、不自然になりにくくナチュラルな仕上がりが期待できます。ただし装着・取り外しの際にまぶたへの負担がかからないよう、丁寧に扱うことを心がけましょう。
アイラインで目元の存在感をプラスする
まつ毛が少ない時期は、アイラインで目の輪郭を強調することで、ぼんやりとした印象をカバーするのもおすすめです。まつ毛の隙間を埋めるようにラインを引くと、自然に目元の存在感を演出できます。
メイクによるカバー方法の中でも、手軽に取り入れやすく、日常的に実践しやすいのもメリットです。
アイラインが苦手ならアートメイクという選択肢も

アイラインを毎日引くことが難しい場合や、ノーメイクの際にまつ毛が生えなくなった箇所が目立つ場合は、アイラインアートメイクという選択肢もあります。
メイクでカバーする方法は手軽ですが、汗や皮脂で落ちたり、毎日描く手間がかかったりすることもあります。アイラインアートメイクは、そのような負担を軽減しながら目元の印象を整えたい方に適した施術です。
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まとめ
まつ毛を抜く癖は、無意識の習慣や目元の違和感、ストレスや不安など、さまざまな原因によって起こります。多くの場合は再び生えてきますが、長期間にわたって抜き続けると、生えなくなる可能性もあります。
まずは原因を把握し、目元への刺激を減らしたり、ストレスとの向き合い方を見直したりすることが大切です。
やめたいと思っていても改善が難しい場合は、抜毛症が関係していることもあるため、専門医への相談も検討してみましょう。
よくある質問
まつ毛を毎日1〜2本抜く程度でも問題ありますか?
少量であっても毎日繰り返すことで、毛根への負担は少しずつ蓄積していきます。すぐに見た目の変化が出るわけではありませんが、癖になりやすいという点でも早めに意識して対処することをおすすめします。
抜いたまつ毛が生えてこないことはありますか?
ダメージにより毛根が死滅した場合、生えてこなくなるケースがあります。一度や二度であれば多くの場合は自然に生えてきますが、同じ箇所を繰り返し抜き続けると部分的に生えなくなる可能性があるため注意が必要です。
まつ毛を抜く癖は自然に治りますか?
ストレスや環境の変化がきっかけで始まった癖であれば、状況が落ち着くとともに自然におさまるケースもあります。ただし習慣として定着している場合は、意識的な対処なしに自然に治ることは少ないため、本記事で紹介した方法を参考に取り組んでみてください。