眉毛が薄いのはなぜ?6つの原因やメイク術、育毛方法を解説

「眉毛の薄さが気になる」「薄眉なのでメイクが難しい」などと感じたことはありませんか。
眉毛はその人の印象を決定づける重要なパーツです。
眉毛が薄くなると、顔全体がぼやけて見えたり、年齢よりも老けて見えたりすることがあります。
このページでは眉毛が薄い方に向けて、薄くなる原因やメイク術、ボリュームアップするための方法を解説していきます。
目次
眉毛が薄くなる6つの主な原因とは?
眉毛の濃さには個人差があり、もともと薄い方もいれば、生活習慣や加齢などの影響によって徐々に薄くなる方もいます。
まずは、以下の6つの主な原因を押さえておきましょう。
- 誤った自己処理・セルフケア
- 遺伝
- 食生活・睡眠不足
- ホルモンバランスの乱れ
- 加齢に伴う変化
- 病気
これらの原因をしっかり理解することで、薄くなった理由に応じた適切なアプローチが見えてきます。それぞれの原因を詳しく見ていきましょう。
1.誤った自己処理・セルフケア
眉毛は、誤った自己処理やセルフケアを続けることで、毛穴や皮膚がダメージを受けて、徐々に生えにくくなることがあります。
自分でお手入れするときは、お肌への刺激にも注意して慎重に行いましょう。
2.遺伝的に眉毛が薄い
遺伝も眉毛が薄い原因の1つです。
親や祖父母の眉毛が薄いとその特徴を受け継ぐことがあります。
ただし家族と同じ生活を送っている場合は、生活習慣が関係していることもあるので、注意して見極めましょう。
3.食生活の乱れ・睡眠不足
偏った食生活が続くと、体毛の健康を維持するために必要な栄養が不足し、眉毛が健やかに育ちにくくなる場合があります。
また、睡眠は体を修復・回復するうえで重要な役割を担っているため、睡眠不足が続くと、結果的に眉毛の成長環境も損なわれることがあります。
4.ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスが乱れると、眉毛が薄くなる場合があります。
特に女性は、妊娠の準備のために分泌される「プロゲステロン」というホルモンの減少によって薄眉になることがあるとされています。
ホルモンバランスが乱れる原因
- ストレス
- 生理や妊娠
- 無理なダイエット
- 生活習慣の乱れ など
ホルモンバランスが乱れると、眉毛以外にもさまざまな健康上の問題が起きる可能性があるので気をつけましょう。
5.加齢に伴う変化
眉毛も髪と同じように、年齢を重ねるごとに変化します。
毛の密度がだんだんと減ったり、長さにばらつきがでてきたら、加齢で眉毛の成長サイクルが乱れているかもしれません。
人によっては眉毛に白髪が生えてくることもあります。
眉毛の白髪については眉毛の白髪の正しい対処法とは|白髪染め・毛抜きは危ない?で詳しく解説しているので、ぜひご確認ください。
6.病気
病気や薬の影響で、眉毛が薄くなるケースもあります。
特に、体内のホルモンバランスや免疫系の問題が、眉毛の成長に悪影響を与えることがあるとされています。
- 膠原病(こうげんびょう)
- 膠原病は、免疫系に異常が生じ、体内の健康な細胞や組織が攻撃される自己免疫疾患です。この病気が原因で、眉毛を含む体毛が薄くなることがあります。
- 甲状腺疾患
- 甲状腺ホルモンは毛の成長に関わっているため、甲状腺機能低下症や甲状腺機能亢進症などになると、眉毛を含む体毛が薄くなることがあります。
- 円形脱毛症
- 円形脱毛症は、眉毛にも発症することがあります。ストレスや自己免疫異常が原因で、局所的に眉毛が抜ける点が特徴です。
- 抗がん剤の投与
- 抗がん剤治療の副作用として、髪の毛だけでなく眉毛も脱毛することがあります。基本的には治療終了後に再び生えてきますが、完全に元通りにはならない場合もあります。
- 抜毛症
- 抜毛症とは、自分で毛髪や眉毛、まつ毛などを繰り返し抜いてしまう精神疾患の一つです。繰り返し抜毛を行うことで、眉毛が薄くなることがあります。
これらの病気や治療による影響で眉毛が薄くなった場合は、セルフケアのみでの改善が難しいこともあります。
自分でできるボリュームアップ術

ここからは薄い眉毛を改善するために自宅でできるボリュームアップ術を紹介します。
「今すぐ濃く見せたい」「時間はかかっても眉毛そのものを育てたい」など、目的に合わせて適した方法を選択するようにしましょう。
| 今すぐ濃く見せる方法 | 眉毛を育てる方法 |
|---|---|
|
眉メイクでカバーする 眉ティントを使用する |
眉毛育毛剤を使用する いったん放置する 眉周りの血行を促す 食生活を整える 生活習慣を見直す |
眉毛を今すぐ濃く見せる方法
眉メイクでカバー
眉メイクは自分で描く技術が必要ですが、今すぐ眉を濃く見せられる点がメリットです。
メイクを落とした後やすっぴん時の薄眉が気になる方には、数日程度眉の色が残る眉ティントが選ばれる場合もあります。
薄眉を自然に濃く見せるメイク方法
-
基本的な眉毛の描き方
- スクリューブラシで毛流れを整える
- ペンシルで眉の輪郭をとり、毛が足りない部分を1本ずつ描き足す
- パウダーで眉頭は薄く、眉尻に向かって濃くなるように全体をなじませる
- 眉マスカラで毛流れを整え、立体感を演出する
- 仕上げにブラシで全体をぼかし、濃淡をなじませる
薄眉の方は、眉頭を濃く描くと不自然な印象になりやすいため、ブラシでぼかしながら薄く仕上げることがポイントです。
また、眉尻や毛が少ない部分はペンシルで1本ずつ描き足すようにすると、自然な印象に仕上がります。
ペンシルが落ちやすい方は、アイブロウペンシルを落ちないようにするには?も参考にしてみてください。
眉毛そのものを育てて濃く見せる方法
眉毛育毛剤を使用する
眉毛育毛剤は、眉毛美容液の保湿・コーティング効果に育毛効果をプラスしたアイテムです。
眉毛に継続して塗ることで、ボリューム感やハリコシの向上が期待されます。
ドラッグストアで購入できるので気軽に使用できますが、毛が生えていない部分に塗布しても効果がでないので注意しましょう。
いったん放置する
眉毛の薄さが気になったら、いったん放置して自然に生えてくるのを待つのも1つの手段です。
セルフケアで抜きすぎたり剃りすぎたりすると、長さや密度がまばらになり薄眉になってしまいます。
どうしても気になる部分がある場合は、刺激に注意してやさしく剃るようにしましょう。
眉周りの血行を促す
血行が促進されると全身に栄養素が届きやすくなるため、健やかな眉毛が育ちやすい環境につながる可能性があります。
ウォーキングなどの有酸素運動を行う、湯船につかる、指の腹で眉周辺をマッサージするなど、始めやすいことから取り入れてみましょう。
眉毛のマッサージ方法については、眉毛周辺のマッサージ効果とは?|眉のコリと顔の筋肉について解説をご確認ください。
食生活を整える
眉毛の成長を支える栄養素をバランスよく摂取することで、ボリュームアップが期待できます。
食事で取り入れるのが難しい場合は、サプリメントを活用するのもおすすめです。
- たんぱく質:鶏肉や魚、卵、大豆製品、乳製品など
- 鉄分:赤身肉、レバー、あさり、小松菜など
- 亜鉛:牡蠣、牛赤身肉、レバー、ナッツ類など
- ビタミンE:緑黄色野菜、ナッツ類など
- ビタミンB群:牛乳、卵、レバーなど
- ビタミンC:赤・黄ピーマン、柑橘系のフルーツなど
生活習慣を見直す
慢性的な睡眠不足やストレスは、毛の成長環境に影響を与える可能性があります。
そのため、十分な睡眠や適度な運動、ストレスをため込みすぎない生活などを意識することも大切です。
さらに、喫煙は血管を収縮させて血流に影響を及ぼす場合があるとされています。
そのため喫煙習慣がある方は、禁煙を心がけることも重要です。
サロンやクリニックで薄眉を改善

眉毛が薄いと感じたら、専門のサロンや医療機関を利用してみるのもおすすめです。
「眉毛がないから対応してもらえるか心配」という方も受けられる施術を3つ紹介します。
まずはそれぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
| 即効性 | 持続性 | |
|---|---|---|
| 眉毛エクステ | ◎ | × |
| 眉毛植毛 | △ | ◎ |
| 眉毛アートメイク | ◎ | ◯ |
眉毛エクステ
眉毛エクステは、人工の眉毛を専用接着剤でお肌や眉毛にくっつける手法です。
自分の眉毛が生えていない部分にも立体的にデザインすることができるので、自然にボリュームアップできます。
ただし持続期間は2週間前後とやや短めなので、サロンなどでの定期的なケアが必要です。
オイルフリーの洗顔を使用するなど、アフターケアを丁寧にすることで持ちがよくなります。
眉毛植毛
眉毛植毛は、自分の後頭部などから採取した毛を眉毛部分へ移植する治療です。
移植した毛が定着すれば長期間維持できる可能性がありますが、毛髪を移植するため、眉毛よりも伸びやすく、定期的なカットが必要になる場合があります。
また、手術による腫れや内出血などのダウンタイムが生じる場合もあります。
眉毛アートメイク
眉毛アートメイクは色素のついた針で皮膚のごく浅い層に眉毛を描く手法です。
眉毛が全く生えていない方も施術可能で、理想の眉毛を1〜3年間キープできます。
当院の症例

こちらは当院の眉毛アートメイクの症例です。
アートメイクについて詳しく知りたい方は、アートメイクとはもご確認ください。
眉アートメイクのメリットとデメリット
眉毛アートメイクは、長期間ボリュームのある眉毛を維持できる施術です。
しかし、メリットだけではなくデメリットもあります。
事前にどちらも知った上で、自分に最適な方法を見つけましょう。
メリット
- メイクが時短できる
- 汗や水で落ちない
- すっぴんでも消えない
- 眉毛が全くない・短い方でも施術可
- 1〜3年でデザインを変えられる
- 病気で抜けた眉毛を再現できる
すっぴんの状態でも美しい眉毛を保てるのはアートメイクの大きな魅力です。
また眉毛のトレンドは時代とともに変化しているので、数年でデザインを変えられるのはある意味メリットかもしれません。
デメリット
- ダウンタイムが1週間程度
- すぐには消せない
- 施術が複数回になることがある
- 施術後に肌トラブルの可能性も
肌タイプやお肌の状態によって施術回数や色素の保持力に差が出ることがあります。
トラブルを回避するためにも、カウンセリングのときに肌悩みや不安な点をしっかりと相談して、自分にあった施術を提案してもらいましょう。
まとめ
これまでの内容をまとめると以下のポイントが大切です。
- 薄眉の原因は誤った自己処理、遺伝、生活習慣・ホルモンバランスの乱れ、加齢、病気など
- 薄眉をカバーするなら眉メイクや眉エクステ、アートメイク
- 眉毛を育てるなら眉毛植毛や眉毛育毛剤、生活習慣の改善が効果的
- 自分で整えるときは剃りすぎ・抜きすぎに注意する
- 健康な眉づくりにはたんぱく質やビタミンなどの摂取も大切
眉毛をボリュームアップする方法はさまざまあり、セルフケアで気軽にはじめることもできます。
今まで「眉毛が薄い」「生えてこない」と悩んでいた方も、この機会に健康的で自然な密度の眉毛を目指してみましょう。
よくある質問
眉毛を剃ると濃くなりますか?
眉毛を剃っても、毛が濃くなったり、本数が増えたりすることはありません。
剃った直後は毛の断面が平らになるため、太くなったように見えることがありますが、実際の太さや毛量は変化していません。
薄眉ですが、自己処理しても大丈夫ですか
薄眉の方でも眉の輪郭からはみ出した毛は適度に処理して問題ありません。
まばらな毛を整えることで引き締まった印象に変わります。
足りない部分をメイクで描き足すときは、濃くなりにくいアイブロウパウダーやペンシルを使いましょう。
眉毛育毛剤は効果がありますか?
眉毛育毛剤は、眉毛の成長を促したり、抜け毛を予防したりする効果が期待できる製品です。
ただし効果の現れ方には個人差があり、生まれつき眉毛が薄い場合や、病気が背景にある場合などは、十分な改善が得られないこともあります。