リップで唇が荒れるのはなぜ?原因から正しいケアまで徹底解説

リップで唇が荒れるのはなぜ?原因から正しいケアまで徹底解説

「リップを塗ると唇がヒリヒリする」「皮がむけてメイクがうまくのらない」など、唇のトラブルにお悩みの方は少なくありません。

唇の荒れは、乾燥や摩擦、リップの成分刺激など、複数の要因が重なって起こることがあります。
この記事では、唇が荒れる原因から正しいケア方法、荒れにくいリップの選び方まで詳しく解説します。

リップによる唇の荒れにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

そもそも唇が荒れる主な原因とは?

唇は皮脂腺や汗腺がなく水分を保つ力が弱いため、デリケートで乾燥しやすいパーツです。そのため、わずかな刺激でも荒れやすく、皮むけやひび割れにつながることがあります。

唇の荒れを引き起こす主な原因には、次のようなものがあります。

  • リップや口紅の成分による刺激・アレルギー反応
  • 摩擦や舐め癖などの外的刺激によるダメージ
  • 乾燥・紫外線によるバリア機能の低下
  • 体調不良や栄養不足、ホルモンバランスの乱れ

これらの要因が重なると唇の荒れが慢性化することもあるため、原因を見極め、正しくケアすることが大切です。

リップや口紅の成分による刺激・アレルギー

リップや口紅の成分により唇が荒れてしまうことは少なくありません。
これは香料や着色料などによる刺激や、アレルギー反応が原因とされています。

特にティントリップは色素が皮膚に浸透しやすく、唇の荒れを引き起こしやすい傾向があります。
またメントールやアルコールなどの成分も、敏感な唇には刺激となるおそれがあるため注意が必要です。

摩擦や舐め癖などの外的刺激によるダメージ

日常的に加わる小さな刺激も、蓄積することで唇の荒れを招く原因になります。
特に、次のような行動には注意が必要です。

唇を舐める
一時的にうるおったように感じても、唾液の水分が蒸発する際に乾燥が悪化します。
皮むけを無理に剥く
炎症や出血の原因になるだけでなく、バリア機能を低下させるおそれがあります。
強くこする・乾いたティッシュで拭く
摩擦によって唇が傷つき、乾燥を引き起こす可能性があります。

健やかな唇を保つためにも、日常の癖を見直し、できるだけ摩擦や刺激を避けることを心掛けましょう

乾燥によるバリア機能の低下

唇は皮脂膜が形成できないため、乾燥しやすく外的刺激に弱い部位です。エアコンや紫外線による乾燥はバリア機能を低下させ、唇が荒れる要因になります。

唇の荒れを防ぐには、リップクリームでの保湿や加湿器の使用など、乾燥対策を欠かさず行うことが大切です。

生活習慣や体調の乱れによる影響

「いつもと同じリップを使っているのにいきなり唇が荒れ始めた」という場合は、生活習慣や体調の乱れが関係しているかもしれません。睡眠不足やストレス、栄養バランスの偏りは、皮膚のターンオーバーを乱し、唇の回復力を低下させます。

このようなケースでは、規則正しい生活を意識することが大切です。

リップや口紅で唇が荒れたときの正しい対処法

リップや口紅で唇が荒れてしまったらいったん使用を中止することを表す画像

唇が荒れてしまったときは、まず「悪化を防ぐこと」を意識しましょう。
いつも通りリップや口紅を使い続けると、刺激が重なり、炎症や色素沈着につながるおそれがあります。
ここでは、トラブルが起きたときに行うべき正しいケアの流れを紹介します。

  1. リップや口紅の使用を中止して刺激源を断つ
  2. 低刺激・高保湿タイプのリップに切り替える
  3. 薬用リップや医薬品で念入りにケアする

リップや口紅の使用を中止して刺激源を断つ

唇にヒリつきや赤み、皮むけなどの異常が見られたら、現在使っているリップや口紅の使用を中止しましょう。香料や着色料などの刺激成分が、症状を悪化させる可能性があります

当面の間は、ワセリンなど添加物の少ない保湿剤のみでケアを行い、刺激を避けることが重要です。肌を休ませる期間を設けることで、唇本来の回復力を取り戻しやすくなります。

低刺激・高保湿タイプのリップに切り替える

症状が落ち着いてきたら、刺激の少ないリップへ切り替えましょう。
選ぶ際は、刺激になりやすい成分を避け、ワセリン・シアバター・セラミドなどの保湿成分を含むタイプを選ぶのがおすすめです。

これらの成分はうるおいをしっかり閉じ込め、外部刺激から唇を守る働きがあります。
刺激を与えないやさしい処方のアイテムに切り替えることで、荒れを防ぎ、なめらかさを取り戻しやすくなります。

薬用リップや医薬品で念入りにケアする

ひび割れや出血がある場合は、薬用リップや医薬品で炎症を抑えるケアを行いましょう。ビタミンEやグリチルレチン酸、アラントインなど、修復や抗炎症を助ける成分が配合されたタイプが効果的です。

それでも改善しない場合や、痛み・かゆみが強いときは、自己判断で市販薬を使い続けずに皮膚科を受診しましょう。

荒れにくいリップ・口紅の選び方|成分チェックリスト

チェックリストの画像
唇の荒れを繰り返さないためには、毎日使うリップや口紅の成分選びも重要です。
刺激になりやすい成分を避け、保湿・保護力に優れたアイテムを選ぶことで、唇のコンディションを整えやすくなります。

ここでは、刺激になりやすい成分と保湿や修復に優れた成分を、リスト形式で紹介します。

唇の荒れを招く刺激になりやすい成分リスト

香料や合成着色料などの成分は刺激になりやすく、唇の荒れを招くおそれがあります。

成分分類 成分表示名
香料 細分化されず「香料」と表記
合成着色料
(タール系色素)
赤色202号、赤色226号など
防腐剤 パラベン、フェノキシエタノール、メチルクロロイソチアゾリノンなど
酸化防止剤 BHA、BHTなど
紫外線吸収剤 オキシベンゾン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルなど
界面活性剤 ポリソルベート20、ポリソルベート60など

特に色付きのリップや口紅を使用する際は、合成着色料に注意が必要です。
タール系色素ではなく、酸化チタンや赤酸化鉄など、無機顔料を使用した商品は比較的安全性が高いとされています。
また化粧品メーカーによっては、タール系色素を用いながらもアレルギーリスクを軽減する加工をしているケースもあるため、これらの商品を試してみるのもよいでしょう。

唇の荒れを防ぐ保湿・修復成分リスト

唇の荒れを防ぐためには、うるおいを補い、修復を促す成分を配合したリップを使用するのもポイントです。

成分名 主な効果・特徴
セラミド バリア機能強化、角質間の水分保持
ヒアルロン酸 高い保湿力、潤いキープ
トコフェロール(ビタミンE) 新陳代謝促進、細胞保護
アラントイン 細胞修復促進、炎症緩和
ビタミンB群(B2、B6) 粘膜の健康維持、新陳代謝促進

これらの成分を意識して選ぶことで、外的刺激や乾燥に強い、しっとりとなめらかな唇を保ちやすくなります。毎日のケアに取り入れて、荒れにくく健康的な唇を育てていきましょう。

唇の荒れを防ぐための生活習慣と日常ケア

健康な唇を保つには、スキンケアだけでなく、生活習慣や体調の影響にも目を向けることが大切です。保湿をしていても、睡眠不足や栄養バランスの乱れがあると荒れが再発しやすくなります。ここでは、具体的な日常ケアを3つご紹介します。

水分・栄養・睡眠のバランスを整える

唇のうるおいを内側から守るには、水分・栄養・睡眠のバランスが欠かせません。こまめな水分補給を心がけ、ビタミンB群や鉄分、亜鉛を含む食事を意識しましょう。
睡眠中は肌の修復が進むため、6〜7時間の質の良い睡眠を取ることも大切です。

ストレスをためない工夫でホルモンバランスを保つ

ストレスや疲労が続くと、自律神経やホルモンバランスが乱れ、唇の回復が遅くなります。具体的な対策としては、軽い運動や深呼吸を日常に取り入れるのがおすすめです。
ストレスは唇の荒れだけでなく、肌全体のトラブルにもつながるため、リラックスする習慣を付けましょう。

摩擦を避けてやさしくケアする

摩擦を減らすことも荒れ予防の大切なポイントです。食後は乾いたティッシュでこすらず、湿らせたものでやさしく押さえるように拭くのが理想です。

またクレンジングの際も強くこすらず、オイルやミルクタイプを使ってやさしく落としましょう。

セルフケアで治らない唇荒れは皮膚科へ

医療機関の診察風景
保湿を続けても改善しない、または繰り返し荒れてしまう場合は、唇の炎症性疾患が関係している可能性があります。
次のような症状がある場合は、自己判断せず皮膚科を受信しましょう。

  • 痛み・かゆみ・出血を伴う
  • 数週間たっても治らない
  • 同じ場所が繰り返し荒れる

細菌やウイルス感染が原因となっているケースもあるため、皮膚科で早めに診断を受けることが大切です。

リップアートメイクで叶える“荒れにくく血色のよい唇”

リップや口紅で荒れやすい方の中には、「メイクをしなくても血色のある唇に見せたい」という方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、リップアートメイクです。
医療用の専用針と色素を使用して唇に色を定着させることで、毎日のメイクによる負担を減らし、コスメの刺激による唇の荒れを防ぐ効果が期待できます。
施術の回数に応じて、自然な発色からはっきりとした発色まで、目的や好みに合った色味に調整できるのも魅力です。

当院のリップアートメイク症例

ここでは、当院の症例写真をご紹介します。

リップアートメイクの症例写真
1回目のリップアートメイクから2か月後の症例写真です。
くすみがきれいにカバーされ、健康的な唇の色に変化しています。

リップアートメイクの症例写真
2回目の施術を終えて1カ月半後の症例写真です。
きれいなコーラルピンク色で、無色のリップクリームだけでも美しくみえる唇に仕上がりました。

このように、アートメイクで唇の色味を整えれば、ノーメイクでも美しい口元を目指せます。
リップや口紅による唇の荒れが気になる方は、ぜひリップアートメイクをご検討ください。

まとめ

ここまでの内容を振り返り、大切なポイントをまとめました。

  • 唇の荒れは、乾燥・刺激・生活習慣の乱れなど複数の要因が重なって起こる
  • 荒れたときはリップや口紅の使用を中止し、低刺激・高保湿のケアに切り替える
  • セルフケアで改善しない場合は、口唇炎・口角炎などの皮膚疾患の可能性も
  • 紫外線や摩擦を防ぐ日常ケアで、荒れにくい唇を育てることが大切
  • リップアートメイクは、リップで荒れやすい人の新しい選択肢として注目されている

日々の小さな積み重ねが、健やかでなめらかな唇を保つ鍵です。
自分の唇の状態に合ったケアを見つけて、うるおいと血色のある理想の唇を目指しましょう。

よくある質問

リップクリームを塗っても唇が荒れるのはなぜですか?

リップクリームを塗っても荒れる場合、成分が合っていない可能性があります。香料や防錆着色料など刺激のある成分が入っていると、かえって乾燥や炎症を悪化させることがあります。無香料・無着色・低刺激の製品に切り替え、使用頻度も適度に保つことが大切です。

ティントリップで荒れにくくするコツはありますか?

ティントリップは色素が唇に密着しやすく、乾燥を招きやすい特徴があります。使用前にリップクリームを仕込み、塗布後は軽くティッシュオフして余分な成分を除去しましょう。落とすときは強くこすらず、オイルタイプのクレンジングでやさしく落とすのがポイントです。

唇が荒れてかゆみがある場合はどうしたらよいですか?

かゆみを伴う唇の荒れは、アレルギーや炎症が原因の可能性があります。まず刺激となるリップや口紅の使用を控え、ワセリンなどの低刺激な保湿剤で保護しましょう。症状が続く場合は皮膚科を受診し、適切な治療を受けることが大切です。

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