ピコレーザーとは?シミやニキビ跡に効果あり!副作用や値段も解説!
ピコレーザーとはシミやそばかすなど、メイクで隠し切れない肌トラブルを根本的に治療したい方には是非オススメしたい治療法です。
今回はピコレーザーの効果や治療方法の種類、ダウンタイムなど気になるところを一挙に解説していきます。
目次
ピコレーザーとは
ピコレーザーとはシミや黒ずみの原因であるメラニンをレーザーで砕いて除去する治療法です。
シミ以外にも、くすみ、色素沈着の除去、さらにはタトゥーやアートメイクの除去など、様々な肌トラブルを解決して、美肌へ導きます。
- シミの原因のメラニンって何?
ピコレーザーの主な治療効果
- シミやそばかすの除去
- 顔全体のトーンアップ
- ニキビ跡・傷跡の改善
- あざの治療
- アートメイク・刺青の除去
・シミやそばかすの除去
ピコレーザーは顔や体のシミやそばかす、後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)などをピンポイントで除去可能です。
シミやそばかすの原因であるメラニン色素を分解し、排出を促進させます。
・顔全体のトーンアップ
顔全体にピコレーザーを当てることで、広範囲のそばかすやくすみ・肝斑を薄くし、肌にキメやハリを与えられます。
メラニン色素を分解するので徐々に顔全体のくすみが消え、肌がトーンアップしより健康的な若々しい肌へと導くことが可能です。
・ニキビ跡・傷跡の改善
ピコレーザーを肌の深い部分まで当てることにより、コラーゲンを生成しニキビ跡のある肌をキレイな肌へ入れ替えます。
ピコレーザーは皮膚に目に見えないほどの細かな穴を開けます。肌はこの穴を自然治癒しようとして、より綺麗に生まれ変わるのです。
・あざの治療
太田母斑や扁平母斑、蒙古斑のような生まれつきのあざもピコレーザーで治療が可能。
あざの原因となるメラニン色素だけを狙いピコレーザーを当て、メラニン色素を破壊するため、肌のダメージは最小限に抑えられます。
・アートメイク・刺青・ほくろの除去
ピコレーザーはアートメイクや刺青、そしてほくろの除去にも活用されています。
ほくろはメラニン色素が多く分泌されてできるものなので、ピコレーザーで除去が可能です。
アートメイクや刺青で肌に注入されているインクは、複数の染料を混ぜて作ることが多く、黒く見えても、黒一色で出来ているとは限りません。
どれだけ除去できるかは使用しているインクにもよるので、除去したい箇所をクリニックへ見せて、聞いてみましょう。
- アートメイクの除去について
ピコレーザーの特徴、メリット
- 肌に与えるダメージが少ない
- ダウンタイムがほぼない
- 施術がすぐに終わる
・肌に与えるダメージが少ない
従来のレーザー機器は10億分の1秒(ナノ秒)でレーザーを照射していましたが、ピコレーザーは1兆分の1秒(ピコ秒)。皮膚へダメージを与える時間を大幅に減らせるようになりました。
メラニン色素がほとんど発熱せず、施術後に周辺の肌が炎症を起こす確率がとても少ないです。
・ダウンタイムがほぼない
肌へ与えるダメージが少ないので、ダインタイムもほとんどありません。
施術後は一時的に赤みや腫れが見受けられますが、数分~翌日にはひいています。
施術直後でもメイクが可能なので、その後に予定があっても大丈夫です。
・施術がすぐに終わる
治療する部位や大きさ、治療法にもよりますが、一つのシミを治療するくらいなら数分程度で施術が完了します。
顔全体に照射してトーンアップしたい場合も、20分~30分程度。日帰りで施術が完了して、スケジュールを圧迫することがありません。
ピコレーザーの施術後の経過
・施術直後
施術直後はピコレーザーを当てた部分が白っぽくなります。
ヒリヒリする痛みや腫れ・赤みが目立ちますが徐々に落ち着いて、数分間または翌日頃には治まることがほとんどです。
ピコレーザーは施術当日からメイク可能なので、コンシーラーやファンデーションで隠すことができます。
・数日後
数日経過すると一時的にシミが黒く濃くなります。
この時、患部にはかさぶたができますが、かさぶたの下には新しい皮膚が作られている時期。
およそ1週間でかさぶたが剥がれ、ピンク色の綺麗な肌になります。
ピコレーザーを使った3種類の治療法
- ピコスポット
- ピコトーニング
- ピコフラクショナル
1.ピコスポット
ピコスポットは気になるシミ・そばかすをピンポイントで除去する治療です。
シミやそばかすに直接レーザーを当て、メラニン色素を分解。薄いシミやそばかすなどであれば1回の治療で綺麗に消えることもあります。
・ピコスポットの値段
ピコスポットは、治療する範囲によって値段が変わります。3mm程度ならおおよそ5千円ほどで受けられるところも。
クリニックによっては取り放題10万円など、数に制限をかけない料金体系で治療しているところもあります。
2.ピコトーニング
ピコトーニングは顔全体にレーザーを広く当てて、肝斑や肌のキメやハリの改善を促す治療です。
低出力のレーザーを肌に当て、広い範囲のメラニン色素を細かく分解し、排出を促進。くすみなどを徐々に薄くします。
ピコトーニングは複数回行うことで効果をより実感しやすいです。
・ピコトーニングの値段
ピコトーニングの値段は1回で1~3万円程度がおおよその相場です。
初回が最も値段が高く、回数を重ねるごとに値段が安くなる場合、施術箇所によって料金が変わる場合など、クリニックによって様々な料金体系があります。
3.ピコフラクショナル
ピコフラクショナルは特殊なレンズを用いて集光したレーザーの衝撃波で、肌表面に微小の穴を開けます。その刺激によってコラーゲンやエラスチンの生産を促し、肌の再生を促進する治療です
小ジワや毛穴の開き、ニキビ跡の治療に効果的です。
・ピコフラクショナルの値段
ピコフラクショナルも治療をする部位によって値段に変わることが多いです。
全顔であれば1回3~5万円前後。少しお得になるよう5回セットで治療をしているクリニックも。トライアル料金を設けているところもあり、初回の施術が安く受けられるところもあります。
ピコレーザーの副作用、注意点
ピコレーザーでの治療を受ける前に知っておきたいのが、副作用や注意点。
ここで、あらかじめ施術への不安を解消しておきましょう。
もし施術後、いつまでも副作用が続く場合や痛みを伴う場合など、様子がおかしいと思ったらすぐクリニックへ連絡してくださいね。
・施術中の痛み
個人差はありますが、ピコレーザーの施術中はパチンパチンと弾かれるような痛みがあります。
とはいえ、無麻酔で施術される方もおり、耐えられないほどの大きな痛みではありません。
あらかじめクリニックに痛みに弱いと伝えておくと、大抵は麻酔クリームなど痛みを軽減する措置をとってくれます。
痛みが怖い方は一度クリニック側と相談してみることがオススメです。
・赤みや腫れ
ピコレーザーは肌のダメージが少ない施術ですが、直後には赤みや腫れがみられる場合があります。
赤みや腫れは施術後数時間~1日程度で収まることが多いです。赤みや腫れが引かない場合はすぐにクリニックに連絡・相談しましょう。
・シミを予防する治療ではない
ピコレーザーは、できてしまったシミを除去するもので予防ではありません。
ピコレーザー後でも新たなシミができる可能性はあります。
ピコレーザーの治療開始後もシミを作りたくないなら、紫外線対策はしっかりしておくとよいでしょう
ピコレーザーを受けられない人の特徴
- 妊娠中の方
- 日焼けをしている方
- 抗凝血剤を使用中の方
- 金療法中の方
- 出血性疾患の方
- 白斑・色素性疾患の既往歴のある方 など
上記のような特徴を持つ方は、健康に害する可能性などによりピコレーザーを受けられない可能性があります。
日焼けをしている方は日焼けが落ち着いた後に施術を受けるなど、タイミングをずらさなければならないことも。
肌の状態、持病にもよりますので、一度クリニックへ問い合わせて、自分がピコレーザーをして危険がないか、しっかり話を聞きましょう。
ピコレーザーなら長年抱えた悩みが解決できる!
ピコレーザーなら長年の悩みだったシミやそばかす、くすみ、さらにはニキビ跡のでこぼこまで幅広い悩みを解決できます。
長い間悩んでいろいろな化粧品を試しても効果が感じられないのであれば、ピコレーザーを使って綺麗な肌に生まれ変わるのも一つの手。
メディカルブローを提供している「表参道メディカルクリニック」では、アートメイクや刺青の除去にもピコレーザーを活用しています。
もちろん、ピコスポットをはじめ、ピコトーニング、ピコスポット、さらにはピコフラクショナルとピコトーニングを同時に行うピココンビネーションの施術も行っています。
ピコレーザーに興味がある方は、自分の悩みを話してどんな治療が最適か話を聞いてみるのもオススメです!表参道メディカルクリニックはカウンセリングを無料で受けられますので、まずはお気軽にご相談ください。