中顔面短縮メイクとは?間延び感を解消して小顔に見せるメイク術

中顔面が長く見えて「顔が間延びして見える」「老けて見える」と感じたことはありませんか?中顔面短縮メイクは、各パーツの重心を調整することで縦の印象を抑え、小顔に見せるメイクテクニックです。
この記事では、中顔面が長く見える原因や印象をはじめ、下まぶた重心のアイメイクを中心に、チーク・リップ・眉のポイント、顔型や年代別のコツまで解説します。すぐに実践できる中顔面短縮メイクのやり方や注意点に加え、セルフメイク以外の選択肢も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
そもそも中顔面とは?

中顔面とは、一般的に目元から鼻下付近までの範囲を指し、顔全体の縦バランスに影響しやすい部分です。中顔面の範囲は、医学的には眉の下から鼻下までを顔の中央1/3と捉えることがありますが、美容(メイク)の分野では目・鼻・口の位置関係や距離感をもとに、目の下から口上付近までの範囲が中顔面として表現されます。
各パーツの位置関係の特徴を知っておくと、どこを調整するとバランスが取りやすいのかがイメージしやすくなり、中顔面短縮メイクのポイントもつかみやすくなります。
中顔面が長く見えるとどんな印象になる?
中顔面が長く見えると顔全体が間延びした印象になりやすく、縦の余白が強調されて見えることがあります。
一方、中顔面が短く見える場合はパーツ同士の距離が近く感じられ、顔の重心が上にまとまった印象になりやすいのが特徴です。
【中顔面の見え方による印象の違い】

| 中顔面が長いときの印象 | 中顔面が短いときの印象 |
|---|---|
| ・面長に見えやすい ・重心が下がる ・のっぺりしやすい |
・小顔に見えやすい ・重心が安定する ・立体感が出やすい |
中顔面が長く見えると落ち着いた印象になる一方で、大人っぽくなりすぎたり、すっきりしない印象からコンプレックスに感じることもあります。
このような印象の差は、骨格だけでなくパーツの配置や顔全体の重心バランスによる影響も大きく、メイクで調整したいと感じるきっかけになりやすいポイントです。
中顔面短縮メイクで得られるメリット
中顔面短縮メイクのメリットは、顔立ちそのものを変えずに見え方のバランスを調整できる点です。縦の余白を抑え、重心を意識して整えることで、間延び感をカバーしやすくなります。
また、パーツごとに少しずつ工夫することでナチュラルな範囲で印象を変えやすく、普段のメイクにも取り入れやすいのが特徴です。顔型や年代に合わせて調整できる点も、中顔面短縮メイクならではの魅力です。
中顔面短縮メイクの基本ルール
中顔面短縮メイクでは、パーツ単体ではなく顔全体のバランスを意識することが重要です。
【中顔面短縮メイクの基本ポイント】
- 重心をやや下・中央に寄せ、視線が縦に流れすぎないようにする
- 縦の余白をそのまま残さず、メイクでバランスを取る
- 各パーツの位置や幅感を意識し、間延び感を抑える
これらの基本を踏まえたうえでメイクを行うと各パーツのバランスが取りやすくなり、中顔面を短く見せやすくなります。
中顔面短縮メイクのやり方|パーツ別
中顔面短縮メイクは、ひとつのパーツだけで完結するものではなく、各パーツの重心や配置を組み合わせて整えていくことが大切です。目元・チーク・リップ・眉・シェーディングなどに意識するポイントを押さえることで、縦の余白が目立ちにくくなり、全体のバランスが整いやすくなります。
以下で、パーツ別に中顔面短縮メイクのポイントをくわしく見ていきましょう。
アイメイクは下まぶた重心を意識する
中顔面短縮メイクでは、アイメイクの重心を下まぶたに置くことが重要なポイントになります。下まぶたに視線を集めることで目と頬の間の余白が埋まり、顔の縦の印象が強調されにくくなります。
【下まぶた重心をつくるアイメイクのポイント】

- 涙袋:下まぶた全体に立体感と明るさを出す
- アイライン:目尻をやや下げて描き、位置を下に見せる
- マスカラ:下まつ毛を中心に存在感を出す
こうしたポイントを意識することで目元全体が下にまとまって見え、中顔面短縮を意識した仕上がりにつながります。上まぶたを盛りすぎず、下まぶたに視線を集める意識を持つことがポイントです。
目元の印象を左右するアイライナー選びについては、アイライナーの種類と選び方|ペンシル・リキッド・ジェルの違いと使い分けガイドで紹介しています。
チークは横広&低めに入れる

中顔面短縮メイクでは、チークの入れ方も顔の縦横バランスに影響します。頬骨に沿って斜めに入れると縦ラインが強調されやすいため、横幅を意識しながらやや低めの位置に入れるのがポイントです。
チークは濃く発色させず、頬の余白を埋めるように横長にふんわりぼかします。横幅広めの楕円形を意識してのせることで顔の重心が下がり、中顔面の縦の印象を抑えやすくなります。
リップはオーバーリップで人中を短縮

中顔面短縮メイクでは、リップの位置とボリューム感も重要なポイントです。上唇をオーバーリップ気味に仕上げることで人中が短く見え、顔の縦の間延び感を抑えやすくなります。
とくに上唇の中央に自然なボリュームを持たせ、下唇は輪郭を整えることで、唇全体の縦比率が安定し、中顔面短縮を意識したバランスにつながります。
人中を短く見せるリップメイクについては、オーバーリップの効果とやり方|自然な人中短縮リップメイク・似合わないときの対処法で解説しています。
眉メイクは明るさと位置バランスを整える

眉は中顔面の範囲ではないため関係ないと思われがちですが、実際には顔全体の印象や重心に影響を与えます。
眉がくっきりしすぎると顔の縦幅が強調されやすいため、あえて軽めに仕上げるのがポイントです。黒で描き込むよりも眉マスカラなどで明るさを足して存在感をやわらげるとよいでしょう。眉の主張を抑えることで下まぶたの印象が引き立ち、目元全体のバランスも整いやすくなります。
眉の描き方をくわしく知りたい方は、眉毛の描き方|自然に仕上がるアイブロウメイクを徹底解説をぜひご確認ください。
シェーディングとハイライトで縦の余白を抑える
中顔面短縮メイクでは、シェーディングとハイライトの入れ方によって、顔の縦の余白を目立たせにくくすることができます。縦ラインを強調しない配置を意識することで、顔全体のバランスが整いやすくなります。
【縦の余白を抑えるシェーディング・ハイライトのポイント】

- シェーディング:顔の中央寄りにやさしく入れ、縦長感を引き締める
- ハイライト:顔の中心に光を集め、縦に一直線で入れない
シェーディングはフェイスラインを囲うように入れるのではなく、顔の中央寄りに軽くのせ、下から上に向かってなじませるのがポイントです。
入れすぎると重さが出やすいため、フェイスラインを囲みすぎないようにしましょう。
中顔面短縮メイクのポイント|顔型・年代別
中顔面短縮メイクは、基本のテクニックを押さえるだけでなく、顔型や年代に合わせて調整することで、より自然な仕上がりにつながります。
顔の輪郭や年齢による変化によって強調されやすいポイントが異なるため、自分の特徴に合わせて意識する部分を変えることが大切です。
面長・丸顔・ベース型の中顔面短縮メイク
中顔面短縮メイクは、顔の形によって強調されやすいポイントが異なるため、自分の輪郭に合わせて調整することを意識しましょう。
【顔型別の中顔面短縮メイクのポイント】
- 面長:縦の余白を抑えるため、下まぶた重心や横広チークを意識する
- 丸顔:丸みを強調しすぎないよう、重心を下げて縦比率を整える
- ベース型:横幅を強調しすぎず、縦の余白をメイクで調整する
面長・丸顔・ベース型では中顔面の見え方や重心の出方に違いがあるため、それぞれに合った調整が必要です。顔型ごとの特徴を活かしてメイクを工夫すると、中顔面の間延び感を抑えやすくなります。
大人世代の中顔面短縮メイク
大人世代の中顔面短縮メイクでは、若い頃と同じメイクを続けることで、かえって中顔面の長さや重心の変化が目立ちやすくなる場合があります。
年齢とともに顔立ちやバランスが変化するため、作り込みすぎない調整がポイントです。
【大人世代が意識したい中顔面短縮メイクのポイント】
- 濃さよりもなじみを重視し、やりすぎ感を避ける
- 下まぶたは強調しすぎず、自然な立体感を意識する
- リップは輪郭を強調しすぎず、全体になじませる
パーツを盛りすぎず、位置やバランスを整えることで、落ち着きのある印象を保ちながら中顔面の間延び感を抑えやすくなります。若く見せようとしすぎずに、顔立ちに合った中顔面短縮メイクを意識することが大切です。
中顔面短縮メイクの注意点
中顔面短縮メイクは、重心や配置を工夫することで印象を整えやすい一方、やりすぎるとかえって縦の印象が強調されてしまうことがあります。
また、あくまで見え方を調整する方法のため、骨格や中顔面の長さそのものを変えることはできません。メイクだけで調整が難しいと感じる場合は、セルフメイク以外の方法を検討するのもひとつの選択肢です。
セルフメイクで中顔面短縮が難しい場合の選択肢

顔立ちやパーツの配置によっては、メイクだけでは中顔面の印象に変化を感じにくいこともあります。そのような場合は、印象づくりの視点を広げ、セルフメイク以外の方法を検討するのもひとつの選択肢です。
各パーツの位置関係にアプローチする整形や印象を調整するアートメイクなどを取り入れることで、中顔面全体のバランスを整えやすくなる場合があります。
中顔面の長さに関わる整形|外科手術
中顔面短縮を目的とした整形には、目の下へのヒアルロン酸注入などの切らない施術のほか、外科的施術という選択肢もあります。骨格やパーツの位置関係に直接的にアプローチすることで、中顔面の縦バランスを根本的に整えることを目的とした方法です。
【中顔面短縮を目的とした外科手術の例】
- 人中短縮術
鼻と唇の距離を直接短くする手術 - 切開フェイスリフト・目の下のたるみ取り
皮膚や筋肉を切開して引き上げ、縦の余白を整える手術 - 骨切り
骨格そのものを調整して中顔面を短くする手術
外科的施術は身体への負担やダウンタイム、リスクも伴います。中顔面の悩みや目的に対して本当に必要な施術かどうかを医師のカウンセリングを通して慎重に見極めることが大切です。
整形なしで中顔面の印象を整える|アートメイク
手術に抵抗がある場合や骨格は変えずに印象を整えたい場合には、アートメイクという選択肢もあります。眉やリップラインなどのバランスを調整することで、顔全体の重心が整い、中顔面が短く見えやすくなります。
【こんな人におすすめ】
- メイクの延長で中顔面の印象を整えたい
- 毎日のメイクを安定させたい
- 自然な範囲でバランスを変えたい
アートメイクは、各パーツのベースとなる印象を整えやすく、セルフメイクでは調整しきれない部分を補う方法として取り入れられることがあります。すっぴんでも理想の印象を保ちたい方や日々のメイクを安定させたい方、メイク時間を短縮したい方にも向いています。
▶アートメイクとは
アートメイクの症例
アートメイクは、色素を注入することで眉や唇の形・色味を安定させ、印象を長期的に保てるのが魅力の施術です。眉や唇などの位置・バランスを整えることで、縦の印象を抑えた見え方につながります。
以下では、部位別にアートメイクの症例を紹介します。
眉の位置と明るさを意識した|眉アートメイク
眉アートメイクでは、眉の位置や明るさを調整することで顔全体の重心を下げすぎず、バランスの取れた印象をつくりやすくなります。
セルフメイクでは安定させにくい眉の位置や形をベースから整えたい方にもおすすめです。
▶眉アートメイク
【眉アートメイクの症例】

唇の形とボリューム感を比率で整える|リップアートメイク
リップアートメイクでは、唇の形やボリュームの出し方を調整することで、人中とのバランスが整いやすくなります。
上唇の中央に自然な立体感を持たせて輪郭を安定させることで、顔の縦比率が強調されにくくなり、中顔面を短く見せることにつながります。
▶リップアートメイク
【リップアートメイクの症例】

まとめ
中顔面の見え方には顔立ちの影響もありますが、パーツの重心や配置を意識したメイクを取り入れることで、印象をやわらげることが可能です。中顔面短縮メイクを意識することで、縦の間延び感を抑え、すっきりとした小顔印象に近づけます。
- 下まぶた重心のアイメイクで、視線を自然に下へ集める
- チークやリップは横幅と位置を意識し、縦ラインを強調しすぎない
- 眉の明るさや位置を調整すると、顔全体のバランスが整いやすい
- 顔型や年代に合わせてポイントを変えることで、無理のない仕上がりになる
セルフメイクだけで調整が難しいと感じる場合は、アートメイクなどの選択肢を取り入れるのもひとつの方法です。自分の顔立ちを活かしながら中顔面バランスを整え、自然ですっきりとした小顔印象を目指しましょう。
よくある質問
中顔面短縮メイクはどんな顔立ちに向いていますか?
中顔面短縮メイクは、面長に見えやすい方や顔の縦幅が強調されやすいと感じている方に向いています。目元から口元までの距離が長く見える場合でも、重心やパーツ配置を調整することで印象をやわらげることが可能です。
骨格によって効果の出方には差がありますが、多くの顔立ちで取り入れやすいメイクテクニックです。
中顔面短縮メイクがうまくいかない原因は何ですか?
うまくいかない原因として多いのは、重心が上に寄りすぎていることや縦ラインを強調するメイクになっている点です。
アイメイクが上まぶた中心になっていたり、チークや眉の位置が高すぎると、かえって中顔面の長さが強調されることがあります。バランスを見ながら調整することが大切です。
人中短縮と中顔面短縮メイクはどう違いますか?
人中短縮メイクは、鼻下から上唇までの距離を短く見せることに特化したメイクです。一方、中顔面短縮メイクは、目元から口元までを含めた中顔面全体のバランスを整えることを目的としています。リップだけでなく、アイメイクやチーク、眉も含めて調整する点が大きな違いです。