男性の眉毛は4mmが理想?長さの決め方やシェービング術を解説

男性の眉毛は4mmが理想?長さの決め方やシェービング術を解説

眉毛は太さや角度、長さ、濃さが少し違うだけで顔の印象をガラッと変えてしまうパーツです。
特に男性は眉毛が見える髪型の方が多いので、「眉毛をなんとかしたい」と思っている方は多いのではないでしょうか。
日常生活はもちろん、ビジネスシーンの身だしなみとしても眉毛のケアは大切です。
このページでは眉毛の「長さ」に着目して、長さの決め方やミリ単位で変わる印象、シェーバーの使い方などを解説していきます。

男性の眉毛の長さの決め方

男性の眉毛を整える時は事前に長さや形をイメージして、少しずつ近付けていくことが大切です。
無計画に剃っていくと失敗して「やりすぎ感」が出てしまいます。
眉毛の長さを決めるために、まずは一般的に理想とされる長さをご紹介します。

理想の長さは4〜5mm

一般的に男性の眉毛は4〜5mmが理想の長さと言われています。
ナチュラルでスタンダードな眉毛を目指す方や、セルフケア初心者の方はこの長さがおすすめです。

自分の好きな長さでOK

メンズ眉毛の長さを決める時は、自分の目指すイメージに合わせて、自眉をしっかりと観察することが大切です。
「4mmが正解じゃないの?」と思った方もいるかもしれませんが、先ほど紹介した長さはあくまで1つの基準です。
同じ長さに剃っても、個々の毛量や毛の太さの違いで印象は変わってしまいます。

一般的な理想の長さに固執するのではなく、自分の眉毛の状態をよく理解してから理想の長さを探すようにしましょう。

長さで変わるメンズ眉毛の印象

眉毛はミリ単位での細かな調整が必要なパーツです。
ここでは1〜6mmのメンズ眉毛の印象を画像と合わせてご紹介します。
自分がなりたいイメージの眉毛は約何mmなのか確認してみましょう。

1mm以下

眉毛の長さが1mmの男性

1mm以下は青っぽい剃り跡のようなイメージの薄い眉毛です。
やわらかい、やさしい印象を与えられますが、男性は弱々しいイメージを持たれてしまうこともあります。
眉毛が薄すぎると無表情に見えたり、やんちゃに見えたりすることもあるので注意が必要です。

2mm

眉毛の長さが2mmの男性

1mmの眉毛よりは目立つものの、男性の場合は2mmでもやや短い印象を持たれます。
眉毛の毛量が少ない方や毛が細い方は地肌が見えてしまうことも。
やわらかく中性的な眉毛にしたい方や、目元を際立たせたい方におすすめの長さです。

4mm

眉毛の長さが4mmの男性

4mmは多くの男性の顔になじむ、自然でバランスの取れた長さです。
清潔感がありながら、ほどよく力強い印象を与えることができます。
すっきりと整って見える長さなので、ビジネスシーンや就活で好まれる眉毛を目指す方にもおすすめです。

6mm以上

眉毛の長さが6mmの男性

6mm以上は生えっぱなしの状態に近い濃い眉毛です。
ワイルドで男性的な印象を与えることができますが、長さを整えていない場合はボサボサしたゲジ眉になってしまうことも。
インパクトのある眉毛にしたい方や、顔つきをハッキリさせたい方などにおすすめな長さです。

ゲジ眉の整え方やカバー術については、ゲジ眉の原因と整え方|印象や眉毛を薄くする方法も解説
でくわしく説明しているのでぜひご確認ください。

眉毛の長さを整えるアイテム

眉毛の長さを整えることができるアイテムは次の4つです。

  • 眉毛用はさみ
  • かみそり
  • バリカン
  • 電動シェーバー

どれを選べばいいのか分からないという方に向けて、それぞれのメリット・デメリットや特徴をくわしく紹介していきます。

眉毛用はさみ

眉毛用のはさみはスクリューブラシやコームを当てながらカットして、長さを整えるアイテムです。
はさみにコームが取り付けられているタイプもあります。
細かいところや気になるところを部分的に処理できますが、一箇所ずつカットしていくので慣れるまでは長さにムラが出やすいです。

かみそり

かみそりは眉毛用はさみと同じく、スクリューブラシやコームを当てながら余分な毛を剃るアイテムです。
使い捨てタイプや替え刃タイプがあり、100円ショップでも購入できます。
眉毛の長さを整える時はひげを剃る時に使うT字型のものではなく、顔剃りに使うL字型の安全ガードがついているものを選びましょう。
安さや清潔さが大きな魅力ですが、狙った長さに剃ったりきれいに揃えたりするのは難しいです。

バリカン

バリカンは男性のヘアカットでよく登場する、毛髪を一気に剃り落とすためのアイテムです。
アタッチメント付きタイプは長さをミリ単位で調節できるので、ムラなくきれいに仕上がります。
製品によってさまざまですが、ほかのアイテムに比べてサイズ・剃る時の音が大きいです。
ワンストロークで剃れる面積が大きいので短時間で仕上がりますが、長さが均一になりすぎて不自然に見えることもあります。

電動シェーバー

電動シェーバーは、お肌に当てるだけで好きな長さにシェービングできるアイテムです。
脚用のしっかり剃れるものから、アタッチメント付きの眉毛用のものまでさまざまなタイプがあります。
お肌にやさしく操作も簡単ですが、剃ったまま刃を放置していると汚れが溜まって菌が発生するので注意が必要です。
製品によっては水洗いできないタイプもあるので、取り扱いに注意しながらこまめにお手入れをしましょう。

電動シェーバーを使ったメンズ眉毛の整え方

電気シェーバーで眉毛を整える男性

前項では眉毛の長さを整える4つのアイテムを紹介しましたが、眉毛ケア初心者の方や何を買おうか迷っている方は電動シェーバーがおすすめです。
電動シェーバーはお肌にやさしく操作も簡単な上に、アイテムによっては1000円くらいから購入できます。
ここでは電動シェーバーを使った眉毛の長さの整え方を1ステップずつ解説していきます。

アウトラインを描く

眉毛の長さを整える時は、理想の眉毛のアウトラインをペンシルで描くことがポイントです。
これによって剃るべき部分がハッキリするので、左右バランスよく仕上げることができます。
アウトラインを描く際は眉毛の黄金比率を参考にするのがおすすめです。

眉毛の黄金比率やシェービング前後の整え方は初めてでも失敗しない!男性の眉毛の整え方ガイド
でくわしく紹介しているので、ぜひご確認ください。

電動シェーバーを眉尻から当てる

アウトラインを描いたら、電動シェーバーを使って伸びた毛を剃り落とします。
眉尻から眉頭に向かってゆっくりと動かし、徐々に長さを揃えていきます。
眉頭の毛が上向きに生えている場合は、毛流れに逆らうように上から下に電動シェーバーを動かしてください。
アタッチメントの長さを段階別に変えられる場合は、少し長めに設定して様子を見ながら短くしていくようにしましょう。

毛並みを整える

ある程度理想の長さに揃ったら、スクリューブラシで毛並みを整えます。
アウトラインからはみ出た毛や生えムラがある箇所は、眉用はさみや毛抜きで慎重に調整しましょう。
片眉ずつやるのではなく、交互にバランスを見ながら整えるときれいに仕上がります。

電動シェーバーを使う時のコツ

電動シェーバーは眉毛ケア初心者でも簡単に操作できますが、次のようなコツを抑えることでさらにきれいなメンズ眉毛を目指せます。

  • 皮膚を軽く引っ張る
  • 刃はお肌に沿うように寝かせる
  • 眉頭と眉尻は剃りすぎない

顔の印象を引き立てる整った眉毛にするために、1つずつ内容を確認していきましょう。

皮膚を軽く引っ張る

電動シェーバーを使う時のコツは、シェーバーを持っていない方の手で皮膚を軽く引っ張ることです。
これによって眉毛周辺の小さな凹凸やカーブが平らになるので、ムラなくきれいに剃ることができます。

刃はお肌に沿うように寝かせる

電動シェーバーはお肌に密着させるイメージで、寝かせるようにやさしく当てることがポイントです。
根元から剃ろうとして刃を垂直に当てると、お肌が傷つく場合があります。

お肌のダメージを最小限に抑えたい方は、シェービングクリームやジェルの活用もおすすめです。
剃る前に眉毛周辺に塗布することで刃の滑りがよくなり、お肌の摩擦を軽減できます。

眉頭と眉尻は剃りすぎない

電動シェーバーで長さを整える時は、眉頭と眉尻の剃りすぎに注意しましょう。
眉頭は眉間に近い部分、眉尻はこめかみに近い部分のことです。
眉山に比べて、眉頭と眉尻は毛の量が少ないので、少し剃るだけでも薄く見えてしまいます。

シェービングでよくある失敗

失敗した表情

シェービングでどんなトラブルが想定されるのか事前に知っておくことで、思いがけないミスを防止することができます。
それではどんな失敗があるのか、1つ1つ確認していきましょう。

剃りすぎ

眉毛の剃りすぎは数多くの方が1度は経験する失敗です。
力の入れすぎや、過度な剃り直しなどが原因として考えられます。
鏡に入り込むように集中して剃るのではなく、適度に顔を離して現状を確認しながら剃ることが大切です。

左右非対称

眉毛をシェービングすることで、左右の長さや形が非対称になってしまうことがあります。
特に眉頭の位置がずれていると不自然に見えやすいです。
アウトラインを描かずに剃ることが主な原因ですが、骨格や筋肉の発達具合によって、もともと眉毛の高さが違う場合もあります。
このような場合は無理に高さを揃えようとするのではなく、顔の形状に合わせてスタイリングした方が自然に仕上がります。

左右非対称な眉毛の解消法やメイク術については左右非対称な眉毛の原因とは?眉毛の高さが違うときの治し方でくわしく説明しているので、ぜひご確認ください。

まつ毛を剃り落とす

電気シェーバーやバリカンを使っていると、勢い余ってまつ毛まで剃ってしまうことがあります。
まつ毛の剃り落としは見た目が不自然になる上に、まばたきする際にチクチクしてしまうので特に気をつけたい失敗です。
とは言え、もうまつ毛が生えてこない訳ではありません。
まつ毛を剃ってしまったら、これ以上ダメージを与えないように気をつけながら生え揃うのを待ちましょう。

失敗しないためのポイント

シェービングでは、剃りすぎや左右非対称、まつ毛の剃り落としなどの失敗が想定されます。
このような失敗を避けるには次の3つのポイントを抑えることが大切です。

  • ガイドラインは必ず描く
  • 眉毛を剃る時は眉毛だけでなく顔全体のバランスを見る
  • 整えすぎない

セルフケアで完璧を求めて整えると、長さが揃いすぎてかえって不自然に見えることもあります。
剃りすぎを防止するためにも、あえて整えすぎないことを意識してみるとよいかもしれません。

まとめ

ここまでの内容を振り返り、男性の眉毛の長さに関して大切なポイントを以下にまとめました。

  • 一般的にナチュラルなメンズ眉毛の長さは4〜5mm
  • 自眉の毛量や毛の太さなどにも注目しながら長さを決める
  • 眉毛の長さを整える時は電動シェーバーがおすすめ
  • 電動シェーバーは眉尻から眉頭に向かって刃を寝かせながら動かす
  • 顔全体のバランスを見ながら適度に長さを整える

眉毛は長さを少し変えるだけで、顔全体の印象まで変えることができます。
4〜5mmの長さを基準に、自分の眉毛の状態をよく観察しながら最適な長さを見つけていきましょう。

よくある質問

眉毛を長くする方法はありますか?

眉毛を伸ばすには、眉毛が生えやすい環境を作ることが大切です。
眉毛の成長に必要なビタミンCやビタミンEを摂取することや、眉毛周辺の保湿、規則正しい生活習慣を送ることなどが効果的です。

眉毛を剃りすぎたらどうすればいいですか?

眉毛は約1か月で理想の長さとされる4mmまで伸びます。
新しい毛が生え揃うまで自己処理は控え、アイブロウパウダーや帽子などでカバーしましょう。

自分で眉毛を剃る時も目は閉じたほうがいいですか?

眉毛を剃る時はなるべく目を開けるようにしてください。
目を閉じたままでシェービングすると、剃りすぎたり左右のバランスが崩れたりする可能性が高まります。

セルフで整える以外の方法はありますか?

セルフで整えるのが不安な方は、眉毛サロンの利用がおすすめです。
眉毛サロンでは形や長さなどをプロに相談しながら、自分の理想の眉毛に近付けることができます。

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