口角の左右非対称を治すには?原因と改善方法を徹底解説

「笑ったときに口角の高さが違う気がする」「写真を見ると口元が歪んで見える」など、口角の左右非対称にお悩みの方は少なくありません。
表情筋の使い方や生活習慣が原因の場合はセルフケアで改善が期待できますが、骨格や噛み合わせが関係している場合は医療的なアプローチが必要になることもあります。
この記事では、口角の左右非対称の原因を整理しながら、セルフケアのポイントや自分では改善が難しい場合の選択肢について分かりやすく解説します。
目次
口角の左右非対称とは?|与える印象

口角の左右非対称とは、口を閉じているときや笑ったときに、左右の口角の高さや動きに差が出て見える状態のことです。口角に左右差があると表情全体のバランスに影響し、以下のような印象を与えることがあります。
- 不機嫌そう
- 裏がありそう
- 緊張してそう
- いじわるそう
ただし、これらはあくまで見え方の傾向であり、左右差の程度や表情の動き、撮影角度などによって印象は大きく変わります。必ずしも周囲が強く違和感を覚えているとは限らないため、無理のない範囲で左右差を整えていく意識が大切です。
口角の左右非対称が起こる主な原因
口角の左右非対称は、一つの要因だけで起こるとは限らず、複数の要素が重なって生じているケースも少なくありません。
ここでは、一般的に考えられている代表的な原因を整理し、それぞれがどのように口角の左右差に繋がるのかを解説します。
表情筋の使い方やクセによる影響
口角の動きには、口周りの表情筋が大きく関わっています。片側だけで笑うクセや、食事の際に決まった側で噛む習慣があると、表情筋の使われ方に左右差が生じやすくなります。
長期間これらの影響を受けるとセルフでの改善が難しくなるため、気づいた時点で満遍なく表情筋を使う意識を持つことが重要です。
骨格・噛み合わせ・歯並びの影響
口角の左右非対称は、表情のクセだけでなく、顔の骨格や顎の位置、噛み合わせ、歯並びといった口元の構造が関係している場合もあります。上下の歯のバランスに差があると、口角の位置や動きに違いが生じ、無意識の表情でも左右差が目立って見えることがあります。
こうした構造的な要因により口角が左右非対称になっている場合、セルフケアだけでは大幅な改善を見込めないことがあることを理解しておきましょう。
加齢や筋力低下による変化
年齢を重ねるにつれて、表情筋の筋力が低下したり、皮膚のハリが変化したりすることも、口角が左右非対称になる原因の一つです。
特に、もともと左右差があった場合、加齢による変化が重なることで差が強調されて見えることがあります。
こうした変化は個人差が大きく、生活習慣や表情の使い方によっても現れ方が異なるとされています。
口角の左右非対称が目立ちやすくなる要因
口角の左右非対称は、常に同じように見えるとは限らず、体調や環境によって一時的に強調されることがあります。
大きな変化がなくても、日によって「左右差が目立つ」と感じる背景には、いくつかの要因が関係している場合があります。
- 疲労の蓄積
- 顔のむくみ
- 姿勢の乱れや首・肩のこり
- 写真の角度や光の影響
これらは一時的な要因であることも多く、時間帯やコンディションによって見え方が変わるケースも少なくありません。
口角の左右差が目立つと感じた場合は、状態そのものではなく、見え方の影響である可能性も考慮することが大切です。
左右非対称な口角を治すためセルフケア

左右非対称な口角が気になる場合、まずは日常生活の中で取り入れやすいセルフケアから見直してみることが大切です。
セルフケアは口角の左右差をすぐに整えられるものではありませんが、継続して取り組むことで、美しい印象の口元へと変化させる効果が期待できます。
ここでは口角の左右非対称の改善に効果的なセルフケア方法を3つ紹介します。
表情筋トレーニング
口角の動きには表情筋が関わっているため、普段あまり使われていない側を意識して動かすことが大切です。鏡を見ながらだと正確に左右差を把握できないこともあるため、スマートフォンの外カメラなどで表情を客観的に確認すると、自分のクセに気づきやすくなります。無理に大きく動かす必要はなく、日常の中で左右の動きに意識を向けることがポイントです。
具体的なトレーニング方法について知りたい方は唇周辺のトレーニングとは?美容・健康への効果と口輪筋を鍛える方法を参考にしてください。
生活習慣の見直し
食事の際にいつも同じ側で噛んでいないか、頬杖をつくクセがないかなど、日常の習慣を見直すことも口角の左右差を整えるうえで重要なポイントです。
また姿勢の乱れや長時間のスマートフォン使用により肩や首にコリが生じることで、間接的に口角が左右非対称になるケースがあることも理解しておきましょう。
口角の左右差を招く生活習慣やむくみやコリを改善するマッサージ方法については口角を上げる方法|原因からトレーニング・マッサージ・医療施術まで徹底解説で詳しく解説しています。
メイクでカモフラージュ
口角の左右差が気になる場合、メイクで印象を調整するのもおすすめです。リップラインの描き方や色の入れ方を工夫することで、口角のバランスを整えることができます。
メイクは口角の状態そのものを変えるものではありませんが、日常的に取り入れやすい対処法の一つです。
唇のバランスを整えるメイク方法について知りたい方は唇の形を綺麗にする方法とは?|唇の形と印象・リップメイク術を悩み別に解説を参考にしてください。
セルフで口角の左右非対称が治らないときの選択肢

セルフケアを続けても口角の左右差が気になる場合、状態や悩みの内容によっては、専門家に相談するのが適しているケースもあります。
ここでは、一般的に考えられるセルフケア以外の選択肢を6つ紹介します。
美容鍼・小顔矯正
美容鍼や小顔矯正は、口角の左右差が表情筋の緊張や使い方の偏りによって生じている場合に検討される方法です。特に「笑ったときに片側だけ口角が上がりづらい」など、表情を動かした際に左右差が生じるケースに適しています。
ただし、一度の施術では変化を感じにくい場合もあるため、経過を見ながら複数回にわたって取り入れる視点が必要です。
歯科矯正
歯科矯正は、噛み合わせや歯並びを整えることで、口元全体のバランスを見直す治療です。上下の歯の接触に左右差があり、その影響で口角の位置や動きに差が出ている場合に適しています。
歯並びに問題があると、咀嚼の偏りによって顔全体の左右差に繋がることもあるため、噛み合わせの影響が考えられる場合には早めに歯科医に相談するのがおすすめです。
ボトックス
ボトックスは、筋肉の動きを弱める作用をもつ薬剤を注入することで、過剰に働いている筋肉の動きを一時的に調整する治療です。
表情筋の動きに左右差があり、特定の筋肉の働きが強い方に適しています。
効果は3〜4カ月程度とされていますが、治療を重ねることで、過度に動いていた筋肉の働きが落ち着き、左右差が目立ちにくくなる場合もあります。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は、ボリュームや輪郭のバランスを整える目的で用いられる注入治療です。唇そのものの形に左右差があり、厚みや輪郭の違いが口角の印象に影響している場合に適しています。
ただし、注入されたヒアルロン酸は時間とともに体内で分解されるため、状態を維持するには定期的なメンテナンスが必要です。
外科的手術
口角のゆがみが強い場合は、外科的手術が検討されることもあります。
具体的には、口角挙上術や顎変形症手術などが挙げられます。
ただし、他の施術に比べてリスクが高く身体への負担も大きいため、希望する仕上がりや自分の状態を踏まえて慎重に選択することが大切です。
リップアートメイク
リップアートメイクは唇に専用針で色素を入れて、色味や輪郭を整える施術です。唇の形や色の見え方を調整することで、口元全体の印象をバランスよく見せることを目的としています。
口角の左右非対称そのものを治す方法ではありませんが、デザインの工夫によって左右差を目立ちにくくすることができます。
口角の左右差だけでなく、くすみや血色の悪さも併せて改善したい方におすすめの施術です。
当クリニックの症例写真
以下は当クリニックのリップアートメイク症例写真です。


その他のデザイン例やカラーについて詳しく知りたい方はリップアートメイクの詳細をご確認ください。
まとめ
ここまでの内容を振り返り、大切なポイントを以下にまとめました。
- 口角の左右非対称は、表情のクセや生活習慣、骨格など複数の要因が関係しているケースが多い
- 疲労やむくみ、姿勢、写真写りなどで一時的に目立つこともある
- 表情トレーニングや生活習慣の見直しなど、セルフケアで変化を感じるケースもある
- 原因によっては、美容鍼や歯科矯正、注入治療などの施術を検討した方がいい場合もある
口角の左右非対称は、原因や程度によって治し方が異なります。
自分の場合は何が影響しているのかを理解したうえで、必要に応じた選択肢を考えることが大切です。
よくある質問
口角の左右非対称は自然に治ることはありますか?
一時的な疲労やむくみ、表情の使い方によって左右差が目立っている場合は、時間の経過や生活習慣の見直しによって見え方が変わることがあります。ただし、骨格や噛み合わせなどが関係している場合は、自然に変化を感じにくいケースもあります。
笑ったときだけ口角の左右差が出るのはなぜですか?
笑顔の際には表情筋が大きく動くため、筋肉の使い方のクセや左右差が表れやすくなります。普段は気にならなくても、特定の表情で左右差を感じる場合は、表情の動き方が影響している可能性があります。
セルフケアを続けても口角の左右非対称が治らない場合はどうすればよいですか?
セルフケアで変化を感じにくい場合は、一度原因を整理することが大切です。骨格や噛み合わせなど、自分では判断しにくい要因が関係している可能性もあるため、必要に応じて専門家に相談するという選択肢もあります。