唇の形を綺麗にする方法とは?|唇の形と印象・リップメイク術を悩み別に解説

唇の形を綺麗にする方法とは?|唇の形と印象・リップメイク術を悩み別に解説

唇は、人に与える印象を左右する大切なパーツのひとつです。口角が上がっていると明るい表情に見える一方、口角が下がっていると暗い表情に見えてしまうケースがあるように、唇ひとつで印象が大きく変わります。
このページでは、唇の形を綺麗にする方法やリップメイク方法を悩み別に紹介しています。「自分の唇の形がコンプレックスで悩んでいる」「年齢を重ねて唇の印象が変わってきてしまった」という方は、自分の悩みを解消するとともに周りにもポジティブな印象を与えましょう。

唇の形にはどんなタイプがある?|印象

唇の形にはどんなタイプがある?|印象
唇の形によって、それぞれ与える印象は異なります。また、印象の捉え方も人それぞれです。

【一般的なイメージ例】

印象 イメージ
厚い唇の形 華やか・色っぽい
薄い唇の形 知的・クール
大きい唇の形 活発・明るい
小さい唇の形 可愛らしい

他人から見たらチャーミングに見えても、自分にとってはコンプレックスに感じてしまうケースもあります。
唇の形を綺麗にしたい方は、自分の顔のバランスや雰囲気にあった唇の形に近づけて理想の唇を目指しましょう。

唇の形を綺麗にする方法

唇の形には、さまざまなタイプがあり、大きさや厚みも人それぞれ異なります。骨格やパーツ、好みも人それぞれ違うため、理想の唇の形は1つではありません。
唇の形を綺麗にする方法には、どのような手段があるのか紹介します。

セルフメイクでカバーする

口紅やリップライナーを使用し、自分でメイクをすることによって唇の形を綺麗にする方法があります。
形を意識しながらリップを塗ることで、コンプレックスをカバーできたり、より魅力的な唇に仕上げることが可能です。

唇周辺のトレーニングをする

唇の形を綺麗にするために、唇周辺の筋肉を鍛えるトレーニングをする方法もあります。
唇周辺の筋肉の衰えは、口元のたるみや口角が下がる原因にもなります。また、唇の厚みにも影響したり、老け見えの要因になることもあります。

唇周辺のトレーニングについては
唇周辺のトレーニングは何に効く?唇周りの筋肉と口輪筋を鍛える方法
で詳しく紹介していますのでぜひご確認ください。

リップアートメイクの施術を受ける

クリニックでリップアートメイクの施術を受けることで、唇の形を綺麗にする選択肢もあります。
リップアートメイクは、自分で行うメイクと違い、クレンジングをしても落ちないので、スッピンの状態でも綺麗な唇の形をキープできます。

唇の美容整形施術を受ける

クリニックで唇の形成施術を受ける方法もあります。
口角を上向きにするためにボトックス(ボツリヌストキシン)注射をしたり、唇にヒアルロン酸を注入してボリュームアップを叶える方法などがあります。また、唇の形を綺麗に形成するために唇の一部を切開、切除して縫合する施術方法もあります。

唇の形を綺麗にするためのポイント

上記で述べたように、唇の形を綺麗にする方法にはさまざまな選択肢があります。中でも、メイクをして唇の形を綺麗にする方法は、ちょっとした工夫を加えるだけで、印象をガラッと変えられる最も手軽な手段です。

【こんな方におすすめ】

  • 唇の形を綺麗にする方法が知りたい
  • 自分の唇の形にコンプレックスがある
  • 唇の輪郭がぼやけていてパッとしない

唇の形を綺麗にするためのポイントやワンランク上の仕上がりを叶えるリップメイクのコツを紹介していきます。

唇の形を綺麗にする黄金比

唇の形には多くの人が美しいと感じる比率“黄金比”があります。

【それぞれの比率】

唇の形を綺麗にする黄金比

  • 唇全体
    高さ:横幅 = 1:3
  • 唇の厚さ
    上唇:下唇 = 1:1.3〜1.6

下唇がやや厚い方が美しいとされていますが、その人に合った雰囲気やなりたいイメージによって理想の比率は変わってきます。
可愛らしい印象に見せたい方は上唇と下唇を同じくらいの厚さにし、下唇を厚めにすると大人っぽい印象に見せることができます。

唇の形を綺麗にするリップライン

唇の輪郭“リップライン”がはっきりしていると、きちんとした印象を与えることができ、印象アップにもつながります。

【リップラインを引く順番】
リップラインを引く順番

リップライナーを使って唇の輪郭を縁取ることは、理想の唇の形に近づけるだけでなく、口紅のにじみを防いだり、塗った口紅の仕上がりを長持ちさせる効果も期待できます。

唇の形を綺麗にするメイク術|悩みタイプ別

唇の形を綺麗にするメイク術|悩みタイプ別

リップメイクは、唇の形を意識しながら仕上げていくことで自分の唇をより魅力的に見せることができます。コンプレックスをカバーできたり、その日の気分や服装に合わせて印象を変えられるのもセルフメイクの魅力です。
唇の形を綺麗にするおすすめのメイク手順とポイントを悩み別に紹介していきます。

たらこ唇を解消したい|厚い唇の形

厚い唇の形は、華やかで大人っぽいイメージがありますが、厚ぼったい唇が目立って気になるとコンプレックスに感じる場合もあります。

【メイク手順】

  1. コンシーラーを使って唇の外側の輪郭をぼかす
  2. 唇の内側、中心部分に口紅を塗る
  3. 外側に向かって口紅の色味をなじませていく

口紅をなじませるときは、自分の唇の輪郭よりはみ出さないように仕上げるのがポイントです。内側から外側に向かってグラデーションになるように意識すると、綺麗な仕上がりを実現しやすいです。

ボリュームを出したい|薄い唇の形

薄い唇の形は、知的でクールな印象を与える一方、リップメイクが映えないとお悩みの方も多いです。

【メイク手順】

  1. 自分の唇よりややオーバー気味にリップラインを引く
  2. リップライナーで上唇と下唇の中央部分に色味を重ねる
  3. 全体に口紅を塗った後にグロスを重ねる

全体的にボリュームが出るようなイメージで仕上げるのが良いでしょう。リップラインで色味を重ねてから口紅を塗ることがナチュラルに仕上げるためのポイントです。

唇を大きく見せたい|小さい唇の形

小さい唇の形は、可愛らしいイメージがある一方、表情が伝わりづらかったり控えめな印象を与えてしまうこともあります。

【メイク手順】

  1. 自分の唇よりややオーバー気味にリップラインを引く
  2. 下唇の下にシェーディング、口角の下にハイライトを入れる
  3. 唇の中央にグロスをのせて立体感を出す

オーバーリップで唇を大きく見せるように仕上げるのがコンプレックス解消のポイントです。縦幅や横幅を強調するようにシェーディングやハイライトで立体感を演出してみましょう。

M字リップにしたい|山がない唇の形

山がない唇の形は、のっぺりとしているような印象を与えてしまうことがあります。メリハリのある形のM字リップに仕上げることで、女性らしさを演出することが可能です。

【メイク手順】

  1. 薄い色の口紅を全体に塗り、中央部分と口角の際に濃いめの口紅をなじませる
  2. 輪郭をコンシーラーで縁取り、下唇の下にシェーディングを入れる
  3. 上唇と下唇の中央部分にグロスを重ねる

異なる2色の色味を使って仕上げるのがポイントです。上唇はM字の形を意識し、下唇は厚みを感じるようなイメージで仕上げると可愛らしい雰囲気を演出できます。

口角を上げたい|口角が下がっている唇の形

口角が下がっていると、疲れているような印象を与えたり、不機嫌そうに見られてしまうこともあります。“口角上げメイク”をすると、やさしい印象を与えられるのが魅力です。

【メイク手順】

  1. 口角の輪郭を囲むようにコンシーラーで唇の形を整える
  2. リップライナーで上唇から口角を上げるようにやや上向きにラインを引く
  3. 唇の内側から口紅を塗って唇全体になじませ、リップラインを整える

上唇の口角に引いたラインと下唇のラインを無理につなげようとすると、不自然さが目立ってしまいます。リップラインは軽く整える程度にし、くっきりしすぎないように仕上げるとナチュラルな仕上がりが叶います。

唇のバランスを良くしたい|歪んだ唇の形

唇の形が歪んでいると、左右非対称さが目立ち、不自然な印象を与えてしまいます。メイクで唇の形を整えて、左右対称の唇を目指しましょう。

【メイクポイント】

  • 厚みが左右で違う
    厚みのない部分のリップラインを描き足す
  • 唇の形が左右で違う
    唇の輪郭をコンシーラーで整えてからリップラインを引く
  • 口角の角度が左右で違う
    口角が上がっている方にリップラインを合わせる

左右非対称な唇の形は、コンシーラーやリップライナーを使って左右のバランスを整えるとコンプレックスを解消しやすいです。

唇の形を綺麗にするには日頃のケアも重要

唇が荒れていたり色がくすんでいると、せっかく唇の輪郭を整えても綺麗には見えません。そのため、日頃からしっかりリップケアをしておくことも重要です。うるおった質感や血色感のある色の唇は、綺麗な唇の形をより魅力的に見せてくれます。
唇のくすみの原因やリップケア方法を知りたい方は
唇の色が悪いのはなぜ?|くすみの原因と対処法・予防するケア方法を解説
で詳しく解説していますのでご確認ください。

リップアートメイクで唇の形を綺麗にする方法も

リップアートメイク

「自分でメイクをするのは苦手だけど、唇の形を綺麗にしたい」という方は、リップアートメイクで唇の形を綺麗にする方法もあります。リップアートメイクとは、皮膚の浅い部分に色素(インク)を注入して綺麗な唇を表現する美容施術です。

【こんな方におすすめ】

  • 自分の唇の形がコンプレックスで悩んでいる
  • 左右非対称の唇の形を何とかしたい
  • 年齢を重ねて唇の印象が変わってきてしまった

通常のメイクとの大きな違いは、擦れたり水に濡れても綺麗な唇の形や色を長期間保つことができる点。唇の形や色にコンプレックスがある方だけではなく、マスク着用時や食事の際も色落ちも気にせずに過ごせると人気の施術です。スッピンのときでも表情が明るく見えたり、自身の印象を向上できる点も大きな魅力です。

当クリニック症例

当クリニックでは、リップアートメイクの施術を行っています。
施術した方の症例を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

リップアートメイク症例1

リップアートメイク症例

唇の色味が明るくなり、リップラインが整った綺麗な唇の形を実現した症例です。
ややぼやけた印象のリップラインがアートメイクを施すことによって、くっきりとした印象へと変化しています。

リップアートメイク症例2

リップアートメイク症例

上唇のリップラインをややオーバーめに仕上げ、ふっくらとした印象の唇の形を実現した症例です。
アートメイクを施すことによってリップラインが変化し、口角もキュッと上がったような印象に。

まとめ

これまでの内容を振り返り、大切なポイントを以下にまとめました。

  • 唇の形を綺麗にするには、自分の顔のバランスや雰囲気を考慮しながら理想の唇の形に近づけることが大切
  • 唇の形を綺麗にする方法には、自分でリップメイクをしたり、唇周りを鍛えるトレーニングをするほか、クリニックでリップアートメイクや唇の美容整形施術を受ける方法がある
  • 唇の形には多くの人が美しいと感じる比率“黄金比”があり、唇の輪郭がはっきりしていると印象アップにもつながる
  • セルフメイクで唇の形を綺麗にする方法は、ちょっとした工夫を加えるだけで、印象をガラッと変えられる最も手軽な手段
  • 唇が荒れていたり色がくすんでいると、唇の形を整えても綺麗には見えないため、日頃からリップケアをしておくことも重要

唇は、人に与える印象を左右する大切なパーツのひとつです。コンプレックスを解消するとともに、自分の顔のバランスや雰囲気にあった唇の形に近づけて魅力的な唇を目指しましょう。

よくある質問

上唇と下唇、どっちが厚い方が綺麗?

下唇がやや厚い方が美しいとされていますが、その人に合った雰囲気やなりたいイメージによって綺麗な唇の形は変わってきます。

理想の唇の形とは、どんな形?

唇の形には多くの人が美しいと感じる比率“黄金比”がありますが、骨格やパーツ、好みも人それぞれ違うため、理想の唇の形は1つではありません。

唇の形をすぐに綺麗にしたいときの最適な方法は?

自分でリップメイクをすることによって唇の形を綺麗にする方法は、ちょっとした工夫を加えるだけで、印象を大きく変えられる最も手軽な手段です。

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