白湯メイクとは?3つの基本要素とやり方、失敗しやすいポイントまで徹底解説

白湯メイクとは?3つの基本要素とやり方、失敗しやすいポイントまで徹底解説

白湯メイクとは、低彩度のカラーと透け感のある質感で整える、中国発祥のメイクのことです。
ナチュラルなのに垢抜けて見えるのが魅力ですが、カラーレスで仕上げるゆえに「くすむ」「疲れて見える」と感じる人も少なくありません。

この記事では白湯メイクの3つの基本要素やパーツ別のやり方、失敗しやすいポイントまで詳しく解説します。

白湯メイクとは?

白湯(さゆ)メイクとは、白湯のように無垢で透明感のある印象を目指すメイクスタイルです。彩度の低いナチュラルなカラーを中心に使い、はかなげでやわらかな雰囲気に仕上げるのが特徴です。中国発のトレンドとして広まったスタイルで、キクちゃんこと元SNH48メンバーの鞠 婧禕(ジュー・ジンイー)さんがブームの火付け役であると言われています。

白湯メイクをつくる3つの要素

白湯メイクのポイント
白湯メイクは、主に次の3つの要素で成り立っています。

  • 全体的に低彩度のカラーを使う
  • ベースは透け感のあるマット寄りの質感に整える
  • ツヤ・ラメ・濃い色の使用は控えめにする

この3つを意識することで、すっぴんのようにナチュラルでありながら、どこか上品で洗練された印象を演出できます。
具体的には、ベージュや淡いピンクなど落ち着いた色を選び、肌は陶器を思わせる均一な質感に仕上げるのがポイントです。

アイラインは太く引かず、まつ毛の際を埋めるように描くと、強調されすぎない白湯メイクらしい無垢な目元に仕上がります。

白湯メイクの特徴|純欲メイクとの違い

白湯メイクと純欲メイクの比較
白湯メイクと純欲メイクは、どちらも中国発のメイクトレンドとして広まったスタイルですが、目指す印象や仕上げ方に違いがあります

比較項目 白湯メイク 純欲メイク
印象 はかなげでピュアな印象 かわいらしく色っぽい印象
色味 低彩度・淡色 青みピンクや赤系の血色カラー
質感 マット系 ツヤ感重視

白湯メイクの特徴

白湯メイクは低彩度のベージュや白みピンクなどを使って血色感を抑えつつ、陶器のようなマット寄りの肌に整えるのが特徴です。暗い色の使用は極力控え、全体を淡色で統一することで、赤ちゃんのような透明感や純粋無垢な印象を演出します。

純欲メイクとの違い

純欲(じゅんよく)メイクとは、「少女のようなあどけなさ(純)」と「大人っぽい色気(欲)」を両立させたメイクのことです。白湯メイクよりも血色感やツヤをしっかり出す傾向があります。
大粒ラメやグリッターを使ってうるっとした目元を演出したり、グロス感のあるピンク・赤系リップで甘さや色気を強調したりするのが特徴です。

白湯メイクがカラーレスなスタイルであるのに対し、純欲メイクは赤みを足して色っぽさを際立たせる点が大きな違いです。

シーン別の選び方

白湯メイクと純欲メイクは目指す印象が異なるため、シーンによって選び分けるとより魅力が引き立ちます。

白湯メイクが向いているシーン

白湯メイクはオフィスや学校など、清潔感ややわらかさを大切にしたい場面に向いています。淡い色味のファッションやナチュラルなコーディネートとも馴染みやすく、春夏の軽やかな装いにも合わせやすいのが特徴です。

純欲メイクが向いているシーン

純欲メイクはデートやパーティーなど、華やかさや色気を演出したい場面に適しています。
ツヤや血色感を強調することで顔の印象がはっきりするため、濃い色のファッションや秋冬のこっくりした色調のコーディネートとも相性が良いのが特徴です。

白湯メイクのやり方|パーツ別のポイント

白湯メイクは、マット〜セミマットの質感と低彩度カラーでつくるメイクです。ベージュや白みピンクを中心に使い、色を足すよりも丁寧に仕上げることを意識しましょう。

ここからは、白湯メイクの具体的なポイントをパーツ別に紹介します。

ベースは丁寧につくりこむのが基本

白湯メイクのベースメイクポイント
白湯メイクでは、ベースづくりが最も重要です。厚塗りせずに、薄く均一に整えることを意識しましょう。

トーンアップ下地で透明感を仕込む
パープルやピンク系を顔の中心にのせ、外側へ薄く広げます。
薄付きマットファンデを均一に
素肌感のあるマット・セミマットタイプを使用します。顔の中心から外側へ広げ、薄膜に仕上げます。
コンシーラーで“隠す所だけ”徹底補整
クマ、小鼻の赤み、ニキビ跡などを点でカバーします。ここを丁寧に整えると一気に完成度が上がります。
ルースパウダーで陶器肌に
Tゾーンと頬の内側に軽くのせます。このとき首にも薄く馴染ませると白浮きを防げます。

眉は角のないデザインがベター

白湯メイクの眉メイクポイント
眉はきつい印象にならないよう、角を強調しすぎない形が向いています。眉頭は薄めに、中央から眉尻にかけて自然に濃くなるように描きましょう。

低彩度ブラウンを選ぶ
髪色よりやや明るめのカラーを選ぶと、全体がやわらかくまとまります。
眉頭は描き込みすぎない
ペンシルで塗りつぶさず、パウダーでふんわりと仕上げるのがポイントです。
眉山を強調しない
角をつくらず、なだらかなラインを意識することで、白湯メイクらしいやわらかな印象に仕上がります。
足りない部分だけ1本ずつ描き足す
毛流れに合わせて1本ずつ描き足すことが、ナチュラルメイクでも浮かない眉毛にするポイントです。

目元は締めすぎない

白湯メイクのアイメイクポイント
アイメイクは暗めのカラーは極力使わず、ベージュや淡いブラウンで自然な陰影をつくるのがポイントです。

ベージュ〜薄ブラウンでグラデーションをつくる
明るい色をアイホール全体に、やや濃い色を二重幅に重ねます。濃い締め色はあえて使わないのがポイントです。
涙袋はコンシーラーで自然に強調
ピンクやベージュ系のコンシーラーを薄く入れ、強調しすぎないようにぼかしましょう。
ラメは微細なものを黒目上や涙袋に少量のせる
ラメはパール系の微細なものを使い、部分的にのせると上品にまとまります。
アイラインはまつ毛の際に細く入れる
まつ毛の隙間を埋めるように細く入れることで、はかない印象の目元に仕上がります。
マスカラは束感と長さ重視
ロングタイプのマスカラを使用し、ダマにならないようコームで整えてナチュラルに仕上げましょう。

チークは淡く高めに

白湯メイクのチークポイント
チークは頬の高い位置にふんわりとのせるのがポイントです。肌馴染みの良い粘膜カラーを使うとナチュラルではかなげな印象に仕上がります。

白みピンクやベージュ系を選ぶ
ほんのり血色感を与えてくれる、彩度の低い色味を使うのがポイントです。
頬骨の高い位置にふんわりのせる
やや横幅を広めに塗り、全体が楕円になるよう意識しましょう。
鼻先・顎にもチークを仕込む
顔色が悪く見えないように、ポイントでうっすらと血色感を足すのが重要です。

リップはヌーディーなカラーをチョイス

白湯メイクのリップメイクポイント
リップは肌馴染みの良いヌーディーな色を選ぶのがポイントです。
唇を主役にしすぎず、血色感を控えめにすることで、白湯らしい透明感が引き立ちます。

コンシーラーで唇の赤みを軽く抑える
薄い色をきれいに発色させるため、唇の縁だけにコンシーラーを少量のせてスポンジで馴染ませておきましょう。
肌馴染みの良い色を全体に塗る
ピンクベージュなどの淡いカラーを直塗りします。輪郭ははっきり取りすぎず、肌との境目は綿棒や指で軽くぼかすのがポイントです。
赤みカラーを中央に重ねる
上下の唇が合わさる部分にだけ赤みのあるリップを重ねることで、じんわり血色を感じる口元に仕上がります。
ツヤは出しすぎない
強い光沢は出さず、みずみずしさが残る程度に仕上げます。

白湯メイクのNG例|失敗しやすいポイント

白湯メイクは色味が控えめな分、少しのバランスのズレが目立ちやすいメイクです。濃く盛らないからこそ、質感や位置、色の選び方が印象を左右します。似合わないと感じたときは、原因をひとつずつ見直すことが大切です。

顔だけを白くしすぎている

白湯メイクでは透明感を出そうとして、顔だけを明るくしすぎてしまうことがあります。しかし、首やデコルテとの色差が出ると、不自然な白浮きに見えてしまいます。

トーンアップ下地や明るめのファンデーションを顔全体に厚く塗るのではなく、顔の中心だけに使うのがポイントです。フェイスラインは首の色と馴染ませ、パウダーも首元まで軽くのせると境目が目立ちにくくなります。

カラコンの色が合っていない

黒や発色の強いカラコンを使うと、目元だけが浮いて見えることがあります。白湯メイクは淡い色でまとめるため、瞳の色も馴染みやすいトーンを選ぶのがポイントです。裸眼に近い色や、やわらかいブラウン系にすると全体が自然にまとまります。

ファッションとのミスマッチ

濃い色やコントラストの強い服と合わせると、顔だけが薄く見えることがあります。白湯メイクはやわらかい雰囲気が魅力なので、淡い色や落ち着いたトーンの服と相性が良いと言われています。服装に合っていないと感じる場合は、トップスを白系のものにするなど、顔まわりの色味を調整してみると良いでしょう。

血色感がなさすぎる

チークやリップを控えめにしすぎると、顔色が悪く見えることがあります。白湯メイクは色を足しすぎないのが基本ですが、頬の高い位置や唇の中央、涙袋にほんのり血色を入れることが大切です。自然な赤みを意識すると、やわらかい印象が保てます。

またピンク系の下地などで、肌全体に自然な血色感を仕込んでおくのもおすすめです。

ポイントメイクが雑

白湯メイクはカラーレスに近い仕上がりのため、眉やアイラインの乱れが目立ちやすい傾向があります。ブレたラインやムラのある眉は、洗練されていない印象につながります。主張が少ないメイクだからこそ、細部まで丁寧に描き、形や濃淡を整えることが大切です。

白湯メイクの土台づくりにアートメイクという選択肢も

白湯メイクでは色を足しすぎない分、ポイントメイクを丁寧に仕上げることが大切です。
しかし、「眉が左右でうまく描けない」「アイラインが安定しない」と感じる方も少なくありません。

そうした場合は、アートメイクで土台をつくるのも一つの選択肢です。

眉やアイラインの土台が整うことで、メイクを薄く仕上げても洗練された上品な印象を保ちやすくなります。
毛並み眉や極細アイラインなどすっぴんでも自然に見えるデザインのため、白湯メイクのようにナチュラルさが求められるスタイルとも相性が良いのが特徴です。

アートメイクについての詳細はアートメイクとはをご確認ください。

当院のアートメイク症例写真

ここからは、当院の症例写真をご紹介します。
仕上がりのイメージなどが気になる方は、ぜひ参考にしてください。

眉アートメイク

眉アートメイク症例写真
眉アートメイクの詳細についてはこちら

アイラインアートメイク

アイラインアートメイク症例写真
アイラインアートメイクの詳細についてはこちら

リップアートメイク

リップアートメイク症例写真
リップアートメイクの詳細についてはこちら

まとめ

ここまでの内容を振り返り、大切なポイントを以下にまとめました。

  • 白湯メイクとは中国発祥の低彩度・透け感が特徴のナチュラルメイクのこと
  • 基本要素は「低彩度カラー」「マットな質感」「ツヤやラメは控えめ」の3つ
  • ベースメイクを丁寧につくりこむことが、ナチュラルなのに洗練された印象をつくる秘訣
  • 眉や目元は引き締めすぎず、やわらかい立体感を意識するのが重要
  • チークやリップは粘膜カラーを使用して、ほんのりとした血色感を演出するのがポイント
  • 似合わないと感じたら、色味・配色・質感のバランスを見直す

白湯メイクは、低彩度のカラーと透け感のある質感で整えるナチュラルなメイクです。
色を足すよりも、バランスを整えることを意識して、自分に合う白湯メイクを見つけてみてください。

よくある質問

白湯メイクとすっぴん風メイクは同じですか?

同じではありません。すっぴん風メイクは「素顔に近く見せること」が目的ですが、白湯メイクは低彩度や質感のバランスを計算して整えるメイクです。薄く見えても、眉や血色の位置などを意識して仕上げている点が違いです。

30代・40代でも白湯メイクは似合いますか?

年代に関係なく取り入れることは可能です。ただし、薄さを意識しすぎるよりも、肌の質感や血色を丁寧に整えることが大切です。ツヤの出し方やチークの位置を工夫すると、落ち着いた印象に馴染みやすくなります。

写真だと白湯メイクが薄く見えてしまうのはなぜですか?

淡い色味や透け感のある質感は、光の影響で色が飛びやすいからです。写真を撮るときは、チークやリップを少しだけ重ねる、眉尻をやや整えるなど、ほんの少し強めに調整すると印象が保ちやすくなります。
またカメラ側の設定で、彩度の数値を高くするのもおすすめです。

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