まろ眉の特徴とは|印象や原因、カバー術を解説

まろ眉の特徴とは|印象や原因、カバー術を解説

みなさんは「まろ眉」と聞いてどんな眉毛をイメージしますか?
ひな人形や能面などの丸い眉から洗顔後のすっぴん眉まで、まろ眉と呼ばれるものはさまざまあります。
このページではまろ眉で悩んでいる方に向けて、特徴や歴史、与える印象、カバー術などを詳しく解説していきます。

まろ眉の特徴とは?

そもそもまろ眉とはどんな眉毛のことなのでしょうか。
まろ眉を解消するためにも、まずは定義や特徴をおさらいしましょう。

まろ眉とは

眉毛の種類
まろ眉とは、眉頭の毛が目立つ眉のことを指します。
眉山や眉尻が薄い、またはない状態で、上の図の平行眉やアーチ眉と比較すると横幅が短いことがわかります。

まろ眉の歴史

まろ眉の歴史
まろ眉は平安時代〜江戸時代の貴族や上流階級で流行した眉毛です。
自眉を剃って墨で高めの位置に描く眉毛で、「殿上眉(てんじょうまゆ)」とも呼ばれていました。
当時のまろ眉は身分や気品の高さを表現する要素のひとつで、上流階級の女性はある程度成長したら眉メイクとしてまろ眉を描きました。

まろ眉が与える印象

歴史的にみれば高貴なまろ眉ですが、時代とともに眉毛の流行は変化し、まろ眉に対するイメージも変容しました。
ここでは私たちが生活する現代において、まろ眉がどんな印象を与えるのか解説します。

無表情な印象

まろ眉は相手に無表情な印象を与えてしまうことがあります。
「眉にシワをよせる=怒っている」「眉が上がる=驚いている」など、眉毛は感情表現に関わる重要なパーツです。
眉毛が与える印象
しかしまろ眉は、眉毛の面積が小さく感情を表現しにくいので、相手も喜怒哀楽を読み取ることが難しくなってしまいます。

かわいいイメージも

マイナスなイメージの強いまろ眉ですが、芸能人などの中にはおしゃれとしてまろ眉のような形に整える方もいるようです。
アニメや漫画のキャラクターのチャームポイントとしてあえてデザインされることもあります。
また柴犬やチワワの目の上の模様もまろ眉と呼ばれ愛されています。

まろ眉のデメリット

前項では眉毛が与える印象について説明しましたが、それも含めたまろ眉のデメリットを以下にまとめました。

  • 感情を表現しにくい
  • 汗から目を守ることができない
  • 顔が大きく見える

まろ眉は自然な眉毛に比べて、おでこから流れてくる汗やゴミが目に侵入しやすい状態です。
また眉毛の面積が小さい分、余白が増えるので顔が大きく見えることもあります。

まろ眉は自己処理のしすぎが原因

眉毛は自己処理のしすぎに注意

まろ眉になるおもな原因は、自己処理のしすぎです。
理想の眉毛を目指して剃りすぎたり、抜きすぎたりすると毛根が傷んで毛が生えにくくなってしまいます。
眉山や眉尻が薄くなったら、自然に生えそろうまでいったん放置することも大切です。
ある程度生えてきたら3〜4週間に1回を目安にお手入れしましょう。

まろ眉はアートメイクでカバー

まろ眉は、スッピンでも美しい眉毛をキープできるアートメイクという施術でカバーできます。
「まろ眉で毛が生えてこない」「メイクに時間がかかる」「左右バランスよく描けない」などと感じている方は必見です。

アートメイクとは

眉毛アートメイクは皮膚のごく浅い層に針で色素を注入して眉毛を描く施術です。
まろ眉の方や眉毛が全く生えていない方も施術可能で、好みのデザインを1〜3年間キープできます。
肌質などによって個人差はありますが、2〜3回施術して色を定着させる方法が一般的です。

アートメイクがオススメな人

眉毛アートメイクは以下の方にオススメです。

  • メイクを時短したい方
  • スッピンでまろ眉になりたくない方
  • 長期的にデザインを保持したい方
  • 運動などで汗をかきやすい方

メイクを時短できるだけでなく、スッピンでも理想の眉毛を保持できるのはアートメイクの大きな魅力です。
ただし1週間程度のダウンタイムやすぐには消せないなどのデメリットもあります。
メリットだけでなくデメリットも考慮した上で、自分にあった解消法を選ぶようにしましょう。

当クリニックの症例

当クリニックでは眉毛アートメイクの施術を行っています。
まろ眉の方の症例をご紹介するので、施術するか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

眉毛アートメイクの症例1

眉毛アートメイクの症例
眉山から眉尻にかけて薄いタイプのまろ眉です。
もともと生えていた毛を生かしつつ、足りない毛を描き足すことで美しい毛並み感を再現しました。

眉毛アートメイクの症例2

眉毛アートメイクの症例
眉山から先が生えていない方も、アートメイクをすることで目元のバランスが整い、顔の印象が一気に垢抜けます。

まろ眉まとめ

これまでの内容を振り返り、大切なポイントを以下にまとめました。

  • まろ眉とは眉頭の毛が目立つ眉のこと
  • まろ眉は無表情な印象になりやすい
  • セルフケアの頻度が高すぎるとまろ眉になる
  • アートメイクならスッピンでも美眉をキープできる

眉毛のセルフケアは大切ですが、剃りすぎたり抜きすぎたりするとまろ眉になってしまいます。
まろ眉で悩んでいる方は、この機会にアートメイクも検討してみてください。
理想の眉毛を手に入れて、表情豊かで明るい顔つきを目指しましょう。

よくある質問

まろ眉になったらもう生えてこないの?

眉毛が全く生えていない部分に新しく生やすことはできません。毛根がない場合は眉メイクやアートメイクでカバーしましょう。

メイクで眉毛のない部分がうまく描けません

毛が生えていない部分はアイブロウパウダーで土台を作ってから、ペンシルやリキッドで一本一本書き足します。
不自然な濃さにならないように心がけましょう。

アートメイクを受けるときの注意点は?

アートメイクは医療行為なので、クリニックや医療機関で受ける必要があります。
実績やデザイン例、カウンセリングやアフターケアの充実度などに注目して、信頼できるクリニックを選びましょう。

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