プールメイクはどうしてる?濡れても落ちないコツと+αのおすすめ施術を紹介

夏が近づくと増えるのが「プールや海でのメイクはどうするの?」といったウォーターレジャーに関するメイクの悩みです。
日常生活よりも化粧が崩れやすいシーンではありますが、商品選びやメイクのコツを知ることで落ちにくくすることができます。
こちらの記事では水に濡れても落ちないメイクのコツや、プールメイクの質を上げるためのおすすめ施術についてを紹介します。
プールや海でのメイクに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
プールメイクの基礎知識
プールメイクのコツを紹介する前に、以下の3つの事項について解説します。
- プールメイクが落ちやすい理由
- メイクNGのプール施設もある
- カラコンの使用はなるべく避ける
基礎知識がないと思わぬトラブルになることもあるため、必ず事前に確認しておきましょう。
落ちやすい理由
プールメイクが落ちやすい理由は以下の2つです。
- プールや海ではいつも以上に汗や水、摩擦の影響を受けやすい
- 水のレジャーが盛んになる夏の時期は、毛穴が開き皮脂分泌が増える
そのため落ちないプールメイクをするには、水や摩擦、皮脂に強い化粧品を選ぶのがポイントです。
ただしどんなに対策をしても落ちてしまうことはあるので、“崩れてもきれい”である点も意識してアイテムを選択すると良いしょう。
メイクNG施設もある
ジムや公営のプールを中心に、メイクをしての遊泳を禁止している施設もあります。
知らずにメイクをしたまま入ってしまうと、マナー違反になり他者とのトラブルになることも。
そうならないためにも、利用施設のメイクルールを事前に確認しておきましょう。
カラコンはなるべく避ける
プールや海でコンタクトレンズを使用すると、雑菌や塩素により目のトラブルが起こってしまう可能性があります。
極力外すのが望ましいですが、万が一つけたままで入ってしまった場合はプールを出た後コンタクトをすぐに外し、目をよく洗い流すようにしてください。
落ちないプールメイクのコツ
ここからは本題である「プールメイクのコツ」について、以下の7つの項目にわけて紹介していきます。
- スキンケア
- ベースメイク
- 目元
- リップ
- 眉毛
- チーク
- メイク直し
基本的には「ウォータープルーフ」や「油分を含んでいる」商品を使用することで、水に強いメイクに仕上がります。
ただし、油分が多すぎると皮脂崩れがおきやすくなるため注意しましょう。
スキンケア
プールメイクの前には保湿を入念に行うことが大切です。
ベタつきが気になるからといってスキンケアを疎かにすると、乾燥により皮脂分泌が過剰になり、メイク崩れが加速してしまいます。
どうしてもべたつきが気になる場合は、しっかり保湿をしたうえで、ティッシュオフで油分を調整するようにしましょう。
収れん化粧水で毛穴引き締め
プールメイクでは、いつものスキンケアに「収れん化粧水」をプラスするのもおすすめです。
収れん化粧水は「タイトニングローション」や「引き締め化粧水」とも呼ばれ、“毛穴の引き締め”や“テカリ防止”の効果があります。
メントールなどを配合した清涼感があるタイプも多く、皮膚の表面温度を下げることで夏に増えがちな皮脂分泌を抑制してくれるのも魅力のひとつです。
- テカリ防止
- 毛穴引き締め
- 皮脂コントロール
- ほてり軽減
使用することでサラッとした肌を保てるため、メイクが崩れにくくなります。
皮脂によるメイク落ちにお悩みの方はぜひ試してみてください。
ベースメイク
【肌悩み別のベースメイク方法】
肌悩み | ベースメイク方法 |
---|---|
少ない | BBクリーム or 色つき日焼け止め + フィニッシュパウダー |
普通 | BBクリーム or 色つき日焼け止め + コンシーラー(部分使用) + フィニッシュパウダー |
多い | 下地 + リキッドファンデーション + フィニッシュパウダー |
プールでのベースメイクは“薄づき”が基本です。
「ファンデーションはしっかり塗ると落ちにくい」と思われがちですが、厚く塗ると肌との密着力が下がり、反対に落ちやすくなります。
ナチュラルメイクであれば崩れても汚く見えづらいため、肌悩みに合わせてなるべく薄づきに仕上げるようにしましょう。
またファンデーションは、油分が過多だと皮脂に、過少であれば水に弱くなります。
そのためプールメイクの際は、配合成分のバランスが良い“リキッドタイプ”や“クッションタイプ”を使用するのがおすすめです。
日焼け止めは必須
プールや海などのウォーターレジャーでは、強い紫外線に長時間さらされるため、UV対策は欠かせません。
ファンデーションや下地にUVカット効果がない場合は、ベースメイクの前に日焼け止めを仕込む必要があります。
紫外線対策を万全にして、メイク崩れと日焼けの両方を防ぎましょう。
水スポンジで密着力UP
水スポンジとはその名の通り、水を含ませたメイクスポンジのことです。
水分を含ませることで厚塗りを防ぎながら、蒸発時の作用によってファンデーションを密着させる効果が期待できます。
手で伸ばすよりも崩れにくくなるため、プールメイクの当日は水スポンジを活用してみましょう。
キープミストで崩れ防止
キープミストは皮脂コントロールや保湿を目的としたメイク用品です。
主に仕上げのタイミングで使用されますが、ベースメイクに2〜3プッシュ混ぜて使うことでさらに崩れを防止できます。
皮脂や汗でベースメイクがヨレてしまう方は、ぜひ一度試してみてください。
アイメイク
- アイシャドウ
- アイシャドウベースやクリームシャドウを使用することで密着力UP
- アイライン
- 崩れやすいペンシルタイプは避けて、リキッドやジェル状のアイラインを使用
- マスカラ
- パンダ目防止には透明マスカラが最適。色つきの場合は重ね塗りをしすぎないことが重要
アイメイクは崩れるとパンダのように目周りが黒くなってしまうため、他のパーツ以上に「ウォータープルーフ」にこだわって商品を選ぶことが大切です。
またプールでは目に水が入るなど、意図せず摩擦をくわえてしまうことも多いため、擦れにも強いコスメを選択するようにしましょう。
リップメイク
プールでのリップメイクでは、長時間色持ちする「ティント」を使用するのがおすすめです。塗った後にティッシュオフをして再度色を重ねることで、さらに長持ちしやすくなります。
この方法はティント以外のリップコスメでも有効なため、いつものメイクでも実践してみてください。
ティントリップについて詳しく知りたい方はティントリップの特徴とは?|塗り方や落とし方・よくある悩みの対処法をご確認ください。
眉毛メイク
眉メイクでも、ティントを使用することで水に濡れてもきれいな状態をキープしやすくなります。
しかしリップティントと異なり、基本的には前日夜までに着色しておく必要があるため注意が必要です。
ティントだと眉をうまく描けない場合は、ペンシルで描いた後にアイブロウコートでカバーするのも効果的です。
チークメイク
チークはパウダーではなく、クリームやリキッドなどの油分を多く含むタイプのものを使用するのがおすすめです。
油分の多いアイテムは水を弾くため、パウダーよりも水の影響を受けにくい傾向があります。
ただし重ねすぎるとヨレて落ちやすくなるため、少しずつ色を乗せるのがポイントです。
ハイライト・シェーディング
ハイライトやシェーディングに関しても、チークと同様に油分の多いタイプの化粧品を選択することで落ちにくくなります。
しかし他のパーツに比べて印象変化の効果が高くはないため、化粧崩れのリスクを最小限にするために、あえて使用しないという判断も選択肢のひとつです。
メイク直し
メイク直しは皮脂や水が付着している状態ではなく、ティッシュでオフした上で行うようにしましょう。そうすることで密着力が上がり、メイク直しの頻度を減らすことができます。
また当日には単色メイクを心がけることで、持ち物が減りメイク直しも楽になります。
複数の色を重ねるのもメイクの楽しみではありますが、その分直しに時間がかかってしまうため、プールメイクでは控えたほうが良いでしょう。
美容施術でプールメイクのレベルがUP
落ちないプールメイクを徹底するためには、美容施術に頼るのも選択肢のひとつです。
+αの手段として美容施術を取り入れることでメイクの手間が減り、クオリティーも上がります。
ここからはメイクだけでは難しい「取れない」「落ちない」「崩れない」を叶えるおすすめ施術を3つ紹介します。
まつ毛エクステ・パーマ
まつ毛は水分を含むと元の形に戻ってしまう性質があるため、プールではビューラーであげたカールが取れてしまうことも少なくありません。
しかしまつ毛エクステやパーマを事前にすることで、水に濡れても上向きなまつ毛をキープすることが可能です。
汗や水でのまつ毛の下がりが心配な方は、事前に施術を受けておくと良いでしょう。
眉毛パーマ
眉毛パーマは毛流れを整えて色むらを減らす美容施術です。
パーマであればプールでも形状が変わらないため、眉メイクが落ちてしまっても顔の印象が大きく崩れてしまうことがありません。
「眉毛はしっかり生えているけれど生え癖によりムラがある」という方におすすめです。
眉毛パーマについて詳しく知りたい方は眉毛パーマとは|濃い人は不向き?印象や種類、注意点を解説をご覧ください。
アートメイク
アートメイクであれば「濡れても絶対に落ちないメイク」を実現することができます。
メイク禁止のプールでも、マナーを守りながらきれいな眉やリップ、アイラインを保てるのも魅力の一つです。
消えてしまうと印象が変化しやすいパーツをアートメイクで作り、水濡れを恐れず全力でレジャーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
症例写真
毛が細くぼんやりした印象の眉に、毛並みでアートメイクを入れた症例です。
1本1本を丁寧に描くことで、眉尻まで自眉があるようなナチュラルな仕上がりを実現しています。
水に濡れても落ちないため、プールシーンで「気づいたら眉がなくなっていた」という心配がなくなります。
色素沈着により血色が悪くなっていたリップを、鮮やかな色に変化させた症例です。
リップアートメイクは拭っても落ちることがないため、プールメイクの際も健康的な唇の色を保つことが叶います。
まつ毛の間を埋めることで自然に目力をアップさせた症例です。
涙や水で落ちることのないアートメイクのアイラインは、プールでたくさんはしゃいでもパンダ目になることはありません。
当院のアートメイク
当院「メディカルブロー」では年間症例数6万件以上の実績をもとに、患者様一人ひとりの骨格や肌色に合わせたアートメイク施術を行っています。
眉以外にも、リップやアイラインなど多数の症例がございますので、夏のレジャーに向けて「アートメイクも良いかも」とご検討の方は症例写真で形やカラーを参考にしてみてください。
まとめ
ここまでの内容を振り返り、プールメイクについて大切なポイントを以下にまとめました。
- プールメイクは水や摩擦、皮脂の影響を受けやすいため崩れやすい
- 全く落ちないメイクは難しいため、落ちづらくて崩れにくいメイクを目指すことが重要
- 「ウォータープルーフ」や「油分を含んでいる」商品を使用することで、水に強いメイクに仕上がる
- まつ毛パーマやアートメイクなどの美容施術を事前に行うことで、プールメイクのクオリティが上がる
水に関するレジャーでは、日常生活以上に崩れにくいメイクを行う必要があります。
しかし水に濡れても落ちないメイクのコツを知ることで、浮きやヨレを気にせずにプールや海を楽しむことが可能です。
本記事で紹介したメイク方法をもとに、必要に応じて美容施術を取り入れながら、快適に夏のレジャーを満喫しましょう。
よくある質問
つけまつ毛はプールメイクで使っても問題ないですか?
「気づいたら外れてしまっていた」というトラブルを招くおそれがあるため、プールメイクではつけまつ毛を使用せずにメイクするのがおすすめです。
ウォータープルーフのつけまつ毛グルーもありますが、接着面が狭いため水圧により取れてしまう可能性も否定できません。
安心してプールや海などのレジャーを楽しむには、つけまつ毛の使用はしない方が良いでしょう。
顔をつけて泳ぐ際もメイクして大丈夫ですか?
顔をつけて泳ぐ場合は、メイクOKな施設であってもなるべく控えるの望ましいといえます。
衛生的によく思わない人が多いことと、ウォータープルーフであっても長時間水に触れると崩れてしまうことが理由です。
しっかり泳ぐつもりであれば、日焼け止め程度にとどめておくようにしましょう。