アートメイクを濡らさない方法|シーン別の対策や定着率UPのコツを解説

アートメイクを濡らさない方法|シーン別の対策や定着率UPのコツを解説

アートメイクの定着をよくするには、施術後一定の期間は患部が濡れないようにすることが大切です。
しかし実際には「どうやって濡らさずに洗顔やシャワーをすれば良いのかわからない」と悩まれる方も少なくありません。
本記事では、シーン別のアートメイクを濡らさない方法や濡らしてしまった際の対処法について詳しく解説します。
防水対策以外の定着率UPのコツも併せて紹介するため、アフターケアの参考にしてください。

なぜアートメイクを濡らしてはだめなの?

首を傾げて?を思い浮かべている女性
アートメイク後に施術部位を濡らしてはいけない主な理由は、以下の2つです。

  • 色素定着の妨げになるため
  • 感染リスクを避けるため

施術直後は傷が開いた状態のため、水に濡れてしまうと色素の流出や細菌感染のリスクがあります。

しかし濡れてしまったからと言って直ちに色がなくなることはなく、感染症に関しても日本の水質であれば問題ないケースがほとんどです。
そのため、万が一施術部位に水がかかってしまっても過度に心配する必要はありません。

濡らさずに過ごす期間は何日?

アートメイクの施術部位は、最低でも術後24時間は濡らさないようにしてください
これは「表皮の傷は24時間以内に塞がる」という皮膚医学をもとに考えられた目安期間です。

ただし、アートメイク業界で一律に決められたルールはないのが現状で、1週間程度は濡らさないよう指導するクリニックも少なくありません。

また部位ごとに濡らしてはいけない日数が異なるケースもあるため、施術を受ける際は担当の医療機関の指示にしたがってください。

アートメイクを濡らさない方法|シーン別

アートメイクの定着率を上げるには、施術部位が濡れないための対策を講じることが大切です。

【アートメイクを濡らさない方法】

洗顔
拭き取りシートを使う
シャワー
ワセリンを塗ってラップで保護する
リップ施術後の水分摂取
ストローを使う

この章では、アートメイクを濡らさない方法をシーン別に紹介します。

拭き取りシートを使う|洗顔

アートメイクを濡らしてはいけない期間の洗顔は、拭き取りシートを使って行いましょう
多くの商品はクレンジングから保湿まで一括で完了する処方になっているため、洗顔だけでなくスキンケアによる水濡れも防げます。
なお施術部位より下の箇所を洗う際は、次で紹介する防水対策をしたうえで普段通りに洗顔をしても問題ありません。

ワセリンとラップで保護|シャワー

ワセリン・ラップ・サージカルテープ・防水フィルムの画像
シャワー時にアートメイクを濡らさない方法としては、ワセリンとラップで患部を保護するものが一般的です。
ラップをのせた後は四方を囲うように市販のサージカルテープでテーピングすることで、さらに防水効果が高まります。
なお防水フィルムを使う方法も効果的ですが、粘着力が強すぎると刺激になるおそれがあるため商品の選択には注意が必要です。

またシャンプーをする際は、以下の対策を併せて行うと良いでしょう。

【アートメイク後のシャンプーの仕方】

  1. 浴室内にタオルを持ち込み手の届く範囲に置いておく
  2. 上を向くようにして仰向けで洗う
  3. 額にタオルをセットしてから身体を起こす

これにより、頭皮の水が顔に滴るのを防げます。

部位によっては他の対策が必要なケースも

先述した防水対策は、面積の狭いアイラインや髪の毛がありテーピングできないヘアラインにはあまり適していません。
しかし患部を水濡れから守る手段は複数あるため、以下の防水方法を参考に施術箇所に合った方法を試してみてください。

【施術部位の防水方法|適応部位】

対策方法 適応部位
ワセリン+ラップ ・眉毛・リップ
防水フィルム ・眉毛・リップ
ワセリンを厚めに塗る ・アイライン
ヘアキャップ ・ヘアライン

ストローを使う|リップ施術後の水分摂取

リップ施術後にドリンクを飲む際は、ストローを使用するのがおすすめです。
直接口をつけるのに比べて、唇に水分が付着しにくくなります。

また唇のアートメイクの場合は、食事や歯を磨く際の水濡れにも注意が必要です。

食事

食事をする際はスプーンを使うのを控え、箸で一口サイズに切り分けて食べるようにしましょう
これにより、唇にソース類が付着して拭き取らなくてはならない状況を回避することができます。

歯磨き

歯を磨く際は、発泡剤の入っていないジェル状タイプの歯磨き粉を使うのがおすすめです。
泡が出ないため口をすすぐ回数が1回で済み、水との接触頻度を抑えられます。
また泡が唇に付くことがないため、水濡れだけでなく拭うことによる摩擦まで減らせるのも魅力です。

アートメイクを濡らしてしまったら|対処法

顔に水がかかって驚いている女性
アートメイクの施術部位を濡らしてしまった場合は、できるだけ早く水分を落として適切な対処をすることが大切です。

【濡らしてしまった際の対処法】

  1. 水分をオフする
  2. しっかりと乾かす
  3. 保湿剤を塗る

ここからは、濡れてしまった際の具体的な対処法を3ステップで解説していきます。

STEP1.水分をオフする

施術部位が濡れてしまった場合は清潔なガーゼやティッシュを使い、できるだけ早く水分をオフしましょう。
この際ゴシゴシ擦るのではなく、上から押えるようにして水分を吸い取るのがポイントです。

STEP2.しっかりと乾かす

水分を拭き取ったあとは、患部をしっかりと乾かしましょう。
湿った状態で次のステップに進むと、菌の繁殖や色素の定着不良を引き起こすおそれがあります。
原則、自然乾燥させるのが望ましいですが、乾きにくい場合はドライヤーを使い弱めの風で乾かしてください。

STEP3.保湿剤を塗る

患部が乾いたのを確認したら、施術時に処方された保湿剤を塗りましょう。
形成中の瘡蓋を剥がさないように気をつけて、清潔な綿棒を使い優しく塗ってください

さらにアートメイクの定着をよくするコツ

アートメイクの施術後に患部を濡らさないようにするだけでも色素の定着率は上がりますが、ダウンタイム中に以下のポイントを意識するとさらに定着がよくなります

【アートメイクの定着をよくするコツ】

  • 保湿する
  • 摩擦を控える
  • 痒みがある時は冷やす

ダウンタイムやアフターケアについてさらに詳しく知りたい方は眉毛アートメイクのダウンタイム|経過・注意点・アフターケアを解説をご確認ください。

保湿をする

乾燥した状態が続くと色素の流出が進み、定着が不安定になる可能性があるため、こまめな保湿ケアを心がけることが大切です。

保湿をする際は手持ちのスキンケアアイテムではなく、クリニックから処方された保湿剤を使用するようにしましょう。

摩擦を控える

色素の定着をよくするためには、施術部位に摩擦を与えないことが重要です。
擦れにより瘡蓋が剥がれてしまうと、定着不良を引き起こすおそれがあります
患部に触れる際はソフトタッチを意識して、極力摩擦を控えるようにしてください。

痒みがある時は冷やす

施術部位の痒みが強い場合は保冷剤などで冷却し、なるべく早く症状を落ち着かせることが大切です。
長引く痒みに耐えられず掻いてしまうと、摩擦や出血により色素の定着が悪くなる可能性があります
なお冷却をする際は保冷剤を清潔なガーゼで包み、結露により発生した水が患部に付着しないよう気をつけましょう。

アフターケア専用アイテムで定着率UP

アートメイクのアフターケアにはワセリンを使うのが一般的ですが、専用アイテムを使用することで色素の定着率を高めることが可能です。

当院ではアートメイク後の患部の保湿に優れた以下のアイテムを無償提供しています。

保湿バーム(Skin Candy)
抗菌成分と肌の再生を促す成分が配合されたアフターケア専用バームです。
傷が治りやすくなるため、色素流出が抑えられ、定着率が向上します。

またご希望の方は保護フィルムや拭き取りシートをご購入いただくことも可能です。

保護フィルム(PHI Patches)
施術後に傷口を細菌から守るために使用する滅菌済みの保護フィルムです。
就寝時に貼り付けていただくことで、寝ている間の摩擦も軽減します。
拭き取りシート(PHI Wipes)
抗炎症作用や腫れを抑える成分を配合したアートメイク専用の拭き取りシートです。
素早く炎症を抑えることで、無意識下での掻きむしりなどの摩擦リスクが軽減します。

次で、実際に使った時の定着率の違いを確認しましょう。

アフターケアキット症例写真

アートメイク専用のアフターケアアイテムを使用した症例写真
上腕にマイクロブレーディングの技法で色素を彫り入れ、アフターケアキットの有効性を確認した症例です。

このように、専用アイテムを使用した箇所は周りと比べて色素の定着率が上がり、はっきりとストロークが確認できます。

美しいデザインをなるべく長く維持したい方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

まとめ

ここまでの内容を振り返り、大切なポイントを以下にまとめました。

  • 色素の流出や細菌感染を防ぐために最低でも施術後24時間は濡らさないようにする必要がある
  • 濡らしてはいけない期間は「拭き取りシート」を使って洗顔するのがおすすめ
  • シャワー時の防水対策は複数あるが、ワセリンとラップを使った方法が一般的
  • リップの施術後はストローを使って水分補給すると施術部位が濡れにくい
  • 濡らしてしまったらなるべく早く水分をオフして適切な対処をすることが大切
  • 防水にくわえて乾燥や摩擦に気をつけることでさらに色素の定着がよくなる

アートメイクの定着をよくするためにも、今回紹介した濡らさない方法をぜひ参考にしてください。

よくある質問

アートメイク後入浴はいつからできますか?

腫れや炎症が強くなければ、施術の翌日から入浴可能です。
ただし、色素が定着しにくくなる恐れがあるため、施術後1週間程度は長風呂などの発汗を伴う行為は控えてください。

プールや海も施術後24時間が経過したら入って大丈夫ですか?

プールや海に行くのは施術後1週間程度控えてください。
不特定多数の人が入る水に触れることで、感染症などのリスクが高まるおそれがあります。
肌トラブルを起こさないためにも、アートメイクの傷がきちんと治ってからプールや海に行くようにしましょう。

ダウンタイムが終わりウォーターレジャーを楽しむ際はプールメイクはどうしてる?濡れても落ちないコツと+αのおすすめ施術を紹介を参考に、防水メイクを施してみてください。

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