マイクロブレーディングとは?自然な眉アートメイクの新技法「7Dストローク」も紹介

マイクロブレーディングとは、眉の毛流れを1本ずつ手彫りで描くアートメイク技法。まるで本物のような自然な眉を長くキープでき、メイクに悩む方や美容意識の高い方から注目を集めています。
近年では、毛流れや立体感をよりリアルに再現できる「7Dストローク」という新技術も登場し、アートメイクの選択肢はさらに広がっています。
この記事では、マイクロブレーディングの特徴や注意点、従来の技法と7Dストロークとの違いまで詳しく解説。自然で垢抜けた眉をアートメイクで叶えたい方は、ぜひ参考にしてください。
▶︎アートメイクとは
目次
マイクロブレーディングとは?
マイクロブレーディングとは、眉の毛流れを1本ずつ丁寧に手彫りで表現するアートメイク技法です。ブレードと呼ばれる極細の針を使い、毛を描くように皮膚の浅い層に色素を注入することで、まるで本物の眉毛のような自然な仕上がりを実現します。
細いブレードと呼ばれる針を使って皮膚の浅い層に色素を入れ、自然な毛並みや立体感を再現します。メイクでは表現しづらい繊細なラインを描けるため、すっぴんでも整った印象の眉を長くキープできるのが特徴です。
眉アートメイクの技法の種類と特徴

眉アートメイクには、マイクロブレーディング以外にも仕上がりや質感が異なる複数の技法があります。
【眉アートメイク技法と仕上がりの特徴|比較】
| 技法 | 仕上がりの特徴 |
|---|---|
| マイクロブレーディング | 手彫りで1本ずつ毛並みを描き、自然な毛流れを再現。 |
| パウダー | 細かいドットのグラデーションで、ふんわりとした仕上がり。 |
| ミックス | 毛並み+パウダーで立体感と自然さを両立。 |
| ヘアストローク | マシンでドットを線状に重ね、繊細な毛流れを表現。 |
それぞれの技法で仕上がりの質感やデザイン性が異なり、なりたい印象や肌質によって適した方法が変わります。
パウダー眉

パウダーは、マシンを使用して細かいドットを重ねることで、眉全体にグラデーションをつくる技法です。
ふんわりとした仕上がりになり、メイクをしたような柔らかい印象に整えられます。毛並みを描くよりも均一な色づきを重視するため、しっかりとした発色を求める方にも適しています。
ミックス眉

ミックスは、毛並みを描くマイクロブレーディングとパウダーを組み合わせて仕上げる方法です。
自然な毛流れとメイクのような陰影を両立できるのが特徴で、立体感のある眉を目指す方に選ばれています。肌質や希望の濃さに応じて調整しやすく、ナチュラルから華やかまで幅広いデザインに対応できます。
ヘアストローク眉

ヘアストロークは、マシンを使ってドットを連続的に重ね、細い線のように見せて毛流れを表現する技法です。
皮膚を切らずにインクを注入できるため、手彫りよりも肌への負担が少なく、痛みや腫れを抑えやすいのが特徴です。筆圧やスピードを調整することで線の太さや濃淡を自在に表現でき、自然で柔らかな毛流れに仕上がります。
均一な仕上がりを求める方や脂性肌など手彫りが定着しにくい肌質の方にも適しています。
呼び方はクリニックごとに異なることも
眉アートメイクは同じ施術内容でも、クリニックや施術者によって「2D」「4D」などと名称が異なる場合があります。
これらの呼び方は主に技法や表現方法の違いを示しており、線の太さや濃淡、使用するマシンの種類などによって分類されます。施術を受ける際は、クリニックごとにどのような仕上がりを指しているのかを確認しておくと安心です。
マイクロブレーディングが向いている人
眉アートメイクにはさまざまな技法がありますが、自然な毛流れを重視したい方にはマイクロブレーディングが向いています。自眉のような立体感や繊細な毛並みを再現できるため、以下のような方におすすめです。
【マイクロブレーディングが向いている人】
- 毛並みを強調したデザインが好み
- 眉が薄い、左右非対称で形に悩んでいる
- すっぴんでも違和感のない眉にしたい
マイクロブレーディングは、眉の形・毛量にコンプレックスを抱えている方やナチュラルでやわらかい印象を求める方に適したアートメイクです。
マイクロブレーディングのメリット
マイクロブレーディングは、手彫りで毛並みを描き、眉の形や印象を自然に整えるアートメイク技法です。
【マイクロブレーディングのメリット】
- 毛流れを細かく描け、自然な仕上がりが得られる
- 骨格や左右差に合わせたデザインが可能
- 浅い層に色素を入れるため、発色がやわらかく自然
繊細な毛流れの再現や骨格に合わせたデザイン性の高さなど、美容面でも実用面でも多くの魅力があります。
▶︎アートメイクのメリット
毛流れを細かく再現した仕上がり
マイクロブレーディングは、1本ずつ毛並みを手彫りで描くことで繊細で自然な仕上がりが得られます。
実際の眉毛の流れや角度を再現でき、すっぴんでも整った印象に見せることが可能です。メイクで描いたような人工的な線にならず、近くで見ても本物のような立体感があります。
メイクで毛流れを固定する方法は眉の毛流れを固定するには?基本の方向とバラつきを防ぐ美眉キープ法で紹介しています。
骨格や表情に合わせたデザイン
骨格や眉の左右差、筋肉の動きなどを考慮しながらデザインできる点も大きな魅力です。顔全体のバランスを見て1本ずつ毛流れを調整し、眉毛の黄金比を意識したデザインに仕上げることで表情に自然に馴染みやすくなります。
眉の角度や太さを微調整しながら施術でき、自分の顔立ちに調和したオーダーメイドの眉を実現できます。
色素の発色がやわらかくて自然
マイクロブレーディングでは、肌の浅い層に色素を注入するため、発色がやわらかく自然に仕上がります。
マシン施術よりもインクの入り方が穏やかで、濃くなりすぎず肌トーンに馴染みやすいのが特徴です。時間の経過とともに徐々に薄くなるため、流行や好みに合わせてデザインを変更しやすい点もメリットです。
マイクロブレーディングのデメリット
マイクロブレーディングには多くの魅力がありますが、以下のようなデメリットも存在します。
【マイクロブレーディングのデメリット】
- 施術者の技術力によって仕上がりが左右される
- 肌質によって色素の定着に個人差がある
- 理想の色味を維持するには定期的なリタッチが必要
技術力や肌状態に影響を受けやすいため、信頼できる施術者のもとで受けることが重要です。
▶︎アートメイクのデメリット
施術者によって仕上がりが左右する可能性
マイクロブレーディングは、手作業で1本ずつ毛並みを描く高度な技術を必要とするため、施術者の技術力によって仕上がりに差が出やすい傾向があります。
毛流れの方向や濃淡のつけ方が少し異なるだけでも印象が変わるため、経験や実績のあるアーティストを選ぶことが大切です。
肌質によって色素の定着に個人差が出る
皮膚の状態や肌質によって、色素の定着や持続期間に個人差が生じることがあります。
とくに皮脂が多い脂性肌やターンオーバーが早い肌では、色素が抜けやすく、他の肌質よりも定着が安定しにくい場合があります。肌質に合った色や技法を選ぶことで、持続力を高めることが可能です。
定期的なリタッチが必要
マイクロブレーディングは、肌の浅い層に色素を注入するため、時間の経過とともに徐々に薄くなります。そのため、理想の色味や形を保つためには定期的なリタッチが必要です。
マイクロブレーディングに関わらず、眉アートメイクは定期的なメンテナンスを行うことで自然な発色とデザインを長く維持できます。
マイクロブレーディングの施術ステップ
マイクロブレーディング(眉アートメイク)は、カウンセリングからアフターケアまで複数の工程を経て進行します。
【基本的な施術ステップ】
- カウンセリング
希望のデザインを共有し、骨格や表情に合わせて自然な眉の形を提案 - デザイン作成
ペンシルで下書きを行い、左右のバランスを丁寧に調整 - 麻酔処置
施術中の痛みを軽減するため、表面麻酔を塗布 - 色素注入
極細ブレードで1本ずつ毛並みを描くように色素を手彫りで注入 - アフターケア説明
施術後の注意点やケア方法、洗顔・メイクの再開タイミングを説明
施術の所要時間は一般的に1.5〜2時間程度です。各工程を丁寧に進めることで色素がしっかりと定着し、自然で美しい仕上がりが期待できます。
安心して施術を受けるためにも、あらかじめ全体の流れを把握しておくとよいでしょう。
マイクロブレーディングのダウンタイム
施術後は、数日間のダウンタイムがあります。施術当日〜翌日に赤みや軽い腫れが出ることがあり、3〜5日ほどでかさぶたが生じる場合もありますが、いずれも一時的な反応です。
直後はやや濃く見えても、1か月ほどで色素がなじみ自然な色合いに落ち着きます。肌が敏感な時期のため、触れすぎず清潔を保つなど丁寧なケアを心がけることが大切です。
マイクロブレーディングのリタッチ期間・回数

マイクロブレーディング(眉アートメイク)は、施術から約1か月後の色素が安定したタイミングで仕上がりの最終調整となるリタッチを行うのが一般的です。その後もメンテナンスのタイミングを意識しておくと、理想の状態を保ちやすくなります。
【リタッチ時期と頻度の目安一覧】
| タイミング | 目的・内容 | 頻度目安 |
|---|---|---|
| 初回リタッチ(定着調整) | 色ムラや薄れを整え、デザインを仕上げる | 初回施術から約4週間後 |
| メンテナンスリタッチ① | 色素の褪色を補い、形を整える | 施術から約1年後 |
| メンテナンスリタッチ② | 色の再調整や微修正をする | 1年半〜2年を目安 |
| 再施術(施術2回目) | 色素が消えた、形を大きく変えたい場合 | 2年以上経過した場合 |
マイクロブレーディングの色素は、肌質やライフスタイルによって定着のスピードに個人差が生じます。理想的な仕上がりを長くキープするためには、医師と相談しながら肌の状態に合わせてリタッチの時期を見極めることが大切です。
アートメイクのリタッチ時期についての詳細は、アートメイクのリタッチ時期はいつ?|先延ばしのデメリットや注意点を解説でご確認ください。
マイクロブレーディングの注意点とリスク

マイクロブレーディング(眉アートメイク)は、比較的安全性の高いアートメイクですが、体質や肌状態、ケア方法によっては副作用やトラブルが起こることもあります。施術前にリスクを理解し、医療機関で適切な管理のもと受けることが大切です。
【考えられる副作用・リスク】
- 赤みや腫れ
- 色ムラや色抜け
- アレルギー反応
- 感染症 など
施術後に一時的な赤みやかゆみが出ることはありますが、多くは数日でおさまります。色素の定着には個人差があり、部分的に色抜けが起こることもあります。
まれにアレルギーや感染のリスクもあるため、丁寧なアフターケアが重要です。
マイクロブレーディングのアフターケア
アートメイク後の眉は乾燥しやすく刺激に弱いため、保護と保湿が大切です。施術後24時間は洗顔やスキンケアを避け、翌日夜からやさしく洗いましょう。
1週間ほどはバームで保湿し、とくに最初の2日間は就寝時に防水フィルムで保護すると安心です。
【アフターケアアイテム】
- 施術部位を保護する防水フィルム(PHI Patches):2日間、就寝時に
- 鎮静効果がある拭き取りシート(PHI Wipes):状況に応じて3日目まで
- アフターケア用バーム(Skin Candy):施術後1週間、洗顔後に1日2回
眉メイクはパウダータイプなら3日目以降から可能ですが、違和感がある場合は控えましょう。ペンシルなど摩擦の強いメイクは1週間ほど避けるのが安心です。
腫れや痛み、浸出液が出た場合は、専用の拭き取りシート(PHI Wipes)でやさしく押さえるようにケアを行いましょう。
マイクロブレーディングはどこで受ける?
マイクロブレーディングを安全に受けるには、医療機関での施術を選ぶことが基本です。
【安全に施術を受けるためのチェックポイント】
- 医療資格者(医師・看護師など)が在籍している
- 症例数や実績が十分にある
- 器具の使い捨てや消毒など衛生管理が徹底している
- カウンセリングでデザインやリスクを丁寧に説明している
施術者の技術力や衛生環境によって仕上がりやリスクが大きく変わるため、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。
医療機関で受ける|日本での法的位置づけ
マイクロブレーディングを含む眉アートメイクは、日本では医師法第17条に基づき、医療行為とされています。
医師法第17条(2001年11月)
○医師免許を有しない者による脱毛行為等の取扱いについて
第1 脱毛行為等に対する医師法の適用
(2) 針先に色素を付けながら、皮膚の表面に墨等の色素を入れる行為
引用:医政医発第105号
2001年に厚生労働省通達により、皮膚へ色素を注入する行為は医師または医師の指示を受けた看護師のみが行えると定められています。
無資格者による施術は法律違反となる可能性があり、安全面でも感染症やアレルギーなどのリスクを伴うため注意が必要です。アートメイクは見た目を整える美容目的であっても皮膚に直接作用するため、法的に認められた医療機関での施術が推奨されます。
マイクロブレーディングの費用
眉アートメイクは海外でも美容施術として広く行われています。国ごとに法的な扱いや衛生基準が異なり、費用も国や施術者の技術、制度の違いによって変動します。
日本では医療機関での施術のため、安全性や衛生基準を重視した価格帯が一般的です。
【マイクロブレーディング|国別費用の目安】
| 国名 | 初回施術の費用 | リタッチの費用 |
|---|---|---|
| 日本 | 約5〜8万円 | 約2〜5万円 |
| アメリカ | 約6〜12万円(約400〜800ドル) | 約1.5〜4.5万円(約100〜300ドル) |
| 韓国 | 約1〜5万円 | 約0.5〜2万円 |
韓国やアメリカでは医療行為として扱われないこともあり、比較的リーズナブルに受けられる場合もあります。ただし、制度・衛生環境・トラブル時の対応が日本と異なるため、海外で施術を受ける際は事前の確認を十分に行うことが大切です。
マイクロブレーディングの進化系|7Dストロークとは

近年では、眉アートメイクの技術も進化し、マイクロブレーディングの進化系ともいえる「7Dストローク」という手彫り技法がメディカルブローより登場しています。
【7Dストロークの特徴】
- ナチュラルさとメイク感のバランスを両立
- 完全手彫りによる毛並み表現で、よりリアルな眉を表現
骨格や顔立ちに合わせて7つの黄金比曲線(X, V, N, M, Z, Y, Λ)を組み合わせ、あえてランダムな毛流れを加えることで、よりリアルで立体的な眉を表現します。

ナチュラルさと洗練された印象を両立できる“次世代の手彫りアートメイク”として、垢抜けた眉を求める方から注目を集めています。
従来のマイクロブレーディングと7Dストロークの違い
マイクロブレーディングと7Dストロークはいずれも、毛並みを1本ずつ描いて自然な眉を再現するアートメイク技法ですが、毛並みの描き方や立体感に次のような違いがあります。
【マイクロブレーディングと7Dストロークの仕上がり比較】
| 比較項目 | 従来のマイクロブレーディング | メディカルブローの7Dストローク |
|---|---|---|
| 毛並み表現 | 均一で整ったライン | 濃淡・角度を変化させ立体的 |
| デザイン性 | ベーシックで自然 | より繊細な仕上がり |
| 印象 | ナチュラル・上品 | 洗練・リアル・垢抜け感 |
7Dストロークは、従来のマイクロブレーディングに比べて毛並みの流れや立体感がさらに進化しています。自然さの中に洗練された印象を求める方や、よりリアルな毛流れを重視する方に向いている技法です。
当クリニックの症例
当院では独自技術である6Dストロークをさらに進化させた最新アートメイク「7Dストローク」の施術を行っております。以下は実際の症例です。
7Dストロークの症例1

自眉の毛流れを活かして眉の形をはっきりさせながらも、やわらかい印象に。
7Dストロークの症例2

眉頭~眉尻まで毛流れをナチュラルに表現し、より洗練された印象の眉に。
まとめ
マイクロブレーディングは自然な毛並みを再現できるアートメイクの定番技法で、眉に自信を持ちたい方やメイクの時短を目指す方に人気です。
- 毛並みを1本ずつ描く繊細な仕上がり
- ナチュラルな美眉を長期間キープできる
- 医療機関で安全に受けられる施術
- 最新技法「7Dストローク」でさらに進化
7Dストロークはマイクロブレーディングの進化系として、より立体感とデザイン性に優れた仕上がりを実現します。
アートメイクで理想の眉を叶えるには、自分に合った技法を選ぶことが重要です。施術前には希望のデザインをしっかり共有し、信頼できる医療機関で受けるようにしましょう。
よくある質問
マイクロブレーディングを受けれない場合はありますか?
妊娠・授乳中の方や、ケロイド体質・アレルギーのある方は施術を避けたほうが安心です。また、皮膚疾患や糖尿病などの持病がある場合は、事前に医師へ相談しましょう。
マイクロブレーディングはどのくらい持続しますか?
持続期間は約1〜2年が目安です。肌質によっても個人差がありますが、リタッチやメンテナンスを行うことで自然な眉を長く保てます。
眉アートメイクのダウンタイムはどのくらいですか?
施術後は赤みや腫れ、かさぶたが一時的に出ることがありますが、通常は1週間程度で落ち着きます。色素が安定するまでは1か月程度かかります。
メイクや洗顔はいつからできますか?
眉周りの洗顔・メイクは施術後24時間は控えましょう。翌日夜から軽い洗顔が可能で、メイクは3日目以降が目安です。