つり目メイク|印象をやわらげる解消メイク法と魅力を活かすアイメイク術

つり目は洗練された魅力がある一方、きつく見られやすい・やわらかい印象にしたいなど、メイクで悩みやすい目元のひとつです。目尻が上がって見える形が特徴のつり目は、印象を“やわらげる”ことも“引き立てる”ことも、メイクで自在に調整できます。
この記事では、つり目をやさしい雰囲気に見せる解消メイクからシャープさを活かすアイメイク術までわかりやすく解説します。
メイクだけでは調整が難しい場合に役立つ美容施術についても紹介しますので、つり目の印象を理想に近づけたい方はぜひ参考にしてみてください。
目次
つり目メイクとは?
つり目メイクとは、目尻の上向きラインを活かしてシャープで洗練された雰囲気を演出するアイメイクのことです。
もともと目尻が上がっている人は角度をそのまま生かすことで、切れ長で大人っぽい印象に仕上げやすくなります。つり目がきつく見える場合は、影の入れ方やラインの角度を調整することで、やわらかい雰囲気に寄せることが可能です。
つり目の特徴|目尻が上がって見える目元

つり目は、黒目の終わりから目尻にかけてラインが上方向へ向く目元のことです。目尻の角度がつきやすく、まぶたのアウトラインがすっきり見えるのが特徴です。
縦横のバランスが整ったアーモンドアイ、下方向に角度がつくタレ目と比べると、目尻のカーブの向きがはっきりしています。
どの程度上がっているかは人それぞれで、角度の違いによってメイクの見え方も変わるため、自分の目尻の角度を把握しておくとメイクの調整がしやすくなります。
つり目が与える印象|クールで知的なイメージ
つり目は、目尻が上がることで目元が引き締まり、クールで知的な印象を与えやすい目です。
目の角度が強くなるほどシャープさが際立ち、大人びた雰囲気に見える反面、人によっては「きつい」「話しかけづらい」と受け取られることもあります。
影の入れ方やラインの角度を調整することで、やわらかく親しみやすい印象にも寄せられるため、メイク次第で雰囲気をコントロールしやすい目元ともいえます。
目の形の種類や見え方の違いについては、目の形の種類で変わる!アイラインの引き方と印象・メイクのコツで詳しく紹介しています。
つり目をコンプレックスに感じやすい理由
つり目は目尻の角度が目立ちやすいため「きつい印象に見えるのでは」と不安になり、コンプレックスにつながることがあります。
【つり目をコンプレックスに感じやすい理由】
- チークの入れ方次第で、目元の鋭さが目立ちやすくなる。
- 影の入れ方によって、顔全体がきつく見えやすくなる。
- メイクバランスによって、つり目の印象がより強く出てしまう。
ただし、つり目はメイクで印象をやわらげやすい目元です。目尻の影やラインの向きを調整するだけでも雰囲気は大きく変わります。
つり目解消メイク法|印象をやわらげる
つり目解消メイクは、目尻の角度をなだらかに見せつつ、目の重心を下に寄せてやわらかい印象をつくるのがポイントです。
以下では、初心者でも取り入れやすい4つの基本ステップを紹介します。
STEP1:アイシャドウでつり目をなだらかに見せる
まずは目尻の鋭さをやわらげるため、アイシャドウで濃淡のバランスを整えます。
【つり目をやわらげるアイシャドウの入れ方】

- ベースとなる淡いカラーをまぶた全体に広げる。
- 目頭側に少し深みのある色をのせ、中央〜目尻に向かって薄く仕上げる。
- 下まぶたはアイラインの角度に合わせて、目尻側に影色を入れる。
つり目の場合は、目頭側をやや濃いめ・目尻側を薄めにするイメージで仕上げるのがおすすめです。角度が強調されにくくなり、自然になだらかなラインに整います。
STEP2:アイラインを水平〜やや下げ気味に引く

アイラインはつり目の印象を大きく左右する大切なステップです。
まつげの生え際に沿って細く引き、目尻は水平〜下方向へ流すように描きます 。長く伸ばしすぎると角度が強調されるため、黒目の終わりから目尻にかけて軽く角度を整えるのがバランスよく見せるポイントです。
STEP3:涙袋メイクでつり目の重心を下にずらす
下まぶたに光と影を入れて涙袋を強調すると視線が自然と下方向に流れ、つり目のシャープさがやわらぎます。
【つり目解消に効果的な涙袋メイク】

- 涙袋の影:目尻側に向かって、末広がりになるように薄く入れる。
- ハイライト:黒目のやや外側から中央にかけてふんわり入れる。
涙袋は目尻側から作ると自然な立体感が生まれます。影を濃く入れすぎるとクマのように見えるため、少しずつ調整しながら仕上げるのがポイントです。
STEP4:やわらかいカーブのまつ毛でつり目をやわらげる

まつげの向きを調整すると、つり目の印象がやわらかく整います。
目頭側はしっかり上向きに、目尻側は横へ流すように仕上げると目元の重心が外側に広がり、やさしい雰囲気をつくりやすくなります。
自然な抜け感を出すには、マスカラを目尻に向かって軽く広げるように塗るのがおすすめです。
つり目の魅力を活かす|タイプ別アイメイク術

目尻のラインが上向きであるつり目は、洗練されたクールな印象を引き出しやすい目元です。
【印象別のメイク比較表】
| メイクタイプ | 仕上がりの印象 |
|---|---|
| ナチュラル猫目メイク | クール・上品 |
| 韓国風つり目メイク | やわらかい・抜け感・透明感 |
| 中国風(チャイボーグ)メイク | 強め・色気・華やか |
どんなアイメイクを選ぶかによってシャープに見せたり、華やかさをプラスしたりと、仕上がりの印象は大きく変わります。
以下では、つり目の魅力を引き立てる人気のメイクタイプをそれぞれ紹介します。
ナチュラル猫目メイク|細ラインでクールな目元に
ナチュラル猫目メイクは、つり目のシャープさを生かして上品な切れ長ラインを際立たせたいときにおすすめです。
まつげの生え際に細くラインを入れ、目尻を軽く延長すると自然なクールさが引き立ちます。跳ね上げを控えめにすると、日常メイクでも取り入れやすい仕上がりに整います。
韓国風つり目メイク|暖色シャドウで抜け感を出す
韓国風つり目メイクは、あたたかみのあるアイシャドウでつり目の角度をやさしい雰囲気に整えたいときにおすすめです。
コーラルやピーチなどの暖色系のアイシャドウをまぶた全体に広げると抜け感が生まれ、透明感のあるやわらかい印象に仕上がります。
中国風(チャイボーグ)メイク|強さと色気を引き出す
中国風メイクは、つり目のシャープなラインを最大限に活かし、華やかな存在感を出したいときに向いています。
アイシャドウは赤みブラウンやボルドーを目尻側に重ねて横方向の広がりを強調すると、強さと色気を兼ね備えた目元になります。アイラインはしっかり跳ね上げ、キャットラインをつくるのがポイントです。
つり目を解消・活かすためのアイテム選び
つり目の印象は使う色や質感によって大きく変化します。やわらかく整えたいのか、つり目の魅力を引き出したいのかによって選ぶべきアイテムは異なるため、方向性に合わせた色選びも大切です。
【つり目メイクの色選び|アイテム・印象別】
| アイテム | やわらかく見せたい (解消メイク) |
魅力を活かしたい (強調メイク) |
|---|---|---|
| アイシャドウ | ベージュ・ローズ・モーヴ系 | 赤みブラウン・ボルドー |
| アイライナー | ブラウン・グレージュ | ダークブラウン・ブラック |
| マスカラ | ブラウン・ロングセパレート | ブラック・赤みブラウン |
やさしく見せたいときは明るめのニュアンスカラーを、つり目を活かしたい日は深みのあるカラーや濃いめのラインを取り入れるのがおすすめです。
アイライナーの種類や選び方についてはアイライナーの種類と選び方|ペンシル・リキッド・ジェルの違いと使い分けガイドで紹介しています。
つり目メイクをきつく見せないための注意点

つり目メイクは、ラインや色の入れ方によって強さが出すぎてしまうこともあるため、やわらかく仕上げたい場合は、以下の注意点を押さえておきましょう。
【つり目メイクで注意したいポイント】
- アイライン・マスカラのやりすぎ
ラインを太くしすぎたり、まつげを上げすぎると鋭さが強調されるため控えめにする。 - 眉の角度と濃さ
眉山が高すぎる、濃く入れすぎるとつり目感が強まるため、角度をなだらかに整える。 - 色のコントラストが強すぎる
濃淡差のある色を使いすぎると全体がシャープに見えやすいため、なじむ色でまとめる。
つり目はメイクで印象を調整できますが、角度が強い場合は仕上がりに差が出ることもあります。思い通りに整わないときは、メイク以外のアプローチを組み合わせることで選択肢が広がります。
メイクだけで難しい場合の選択肢|美容施術

印象を整えるうえでメイクは有効な手段ですが、目尻の角度が大きく上がっている場合はメイクだけでは変化が出にくいことがあります。
目の印象を長期的に整えたい、または目尻の上向き角度そのものを調整したい場合は、美容施術を取り入れることで理想に近づけることも可能です。
たれ目形成・目尻切開など外科的アプローチ
外科的なアプローチでは、目尻の角度や下まぶたの位置を実際に調整することで、鋭さのあるつり目をやわらげることができます。
代表的な施術には、下まぶたを引き下げてカーブをゆるやかにする「下眼瞼下制」や目尻を外側へ広げる「目尻切開」などがあります。メイクでは変えられない目尻の角度そのものにアプローチできるのが特徴です。
持続性が高い一方で、腫れ・内出血などのリスクやダウンタイムを伴うため、仕上がりのイメージは事前のカウンセリングで十分に確認しておくことが大切です。
アイラインアートメイクで自然に目力をプラス
アイラインアートメイクは、まつげのきわに細いラインを定着させることで、角度を変えずに目元の印象だけを自然に強調する施術です。
目尻の角度を変える外科的施術とは異なり、目力を補うことでつり目を強調しすぎないバランスを作りやすくなります。
日常のアイメイクを軽くしても存在感が保てる点がアートメイクのメリットです。
当クリニック症例
当院では、つり目の印象を自然に整えながら目元のバランスを引き立てるアイラインアートメイクを行っています。
きつく見えやすいつり目には目尻の角度やまつげの生え際に合わせて繊細にデザインすることで、ナチュラルな目力をプラスすることが可能です。
以下で、実際にアイラインアートメイク施術を受けた方の症例をご紹介します。
▶アートメイクとは
アイラインアートメイク症例1

まつげの生え際に沿って細いアイラインを入れたアートメイク症例です。
目もとの印象が自然に整い、ノーメイクでもほどよい存在感が生まれる仕上がりです。
アイラインアートメイク症例2

もともとの目の印象をそのまま生かしながら、自然になじむようにデザインしたアイラインアートメイク症例です。
ナチュラルな仕上がりで普段のメイクとも合わせやすく、さりげなく目力をプラスしています。
まとめ
つり目はメイクの方向性によってやわらかく見せることも、魅力を際立たせることもできる目元です。ラインや色の選び方を工夫するだけで、印象を整えることが可能です。
- やわらかい印象にしたいときは、明るめのシャドウやブラウンラインが効果的。
- 韓国風・中国風・猫目など、仕上がりに合わせたデザインで印象を変えられる。
- きつく見えやすい場合は、まつ毛や眉の角度、色の調整するのもポイント。
アイメイクだけでは印象を変えるのが難しい角度のつり目は、外科手術を受けたり、アートメイクを検討する選択肢もあります。
自分の目元に合った方法を取り入れながら、つり目ならではの魅力を引き出すメイクを楽しみましょう。
よくある質問
つり目はメイクでやわらかく見せられますか?
つり目は、ラインやシャドウの入れ方を調整することでやわらかい印象に整えられます。
ブラウン系のアイライナーや明るめのニュアンスカラーを使うと、目尻の角度がゆるやかに見えやすくなり、自然なやさしさを引き出せます。
つり目を活かしたい日はどんなメイクが合いますか?
つり目のシャープさを引き立てたいときは、赤みブラウン・ボルドーなど深みのあるシャドウや、細い跳ね上げラインとの相性が良いです。
韓国風・中国風・猫目など、仕上がりのタイプに合わせたデザインを取り入れると印象づくりがしやすくなります。
つり目がきつく見えてしまう原因は?
つり目が強く見えやすいのは目尻の角度だけでなく、眉の角度・色、アイラインの太さ、マスカラの上げ方などが影響することがあります。
濃淡差の強い色や鋭く見える角度を避けると、やわらかい印象に寄せやすくなります。