眉毛アートメイクの失敗について|失敗例や後悔しないための対処法を解説
眉毛アートメイクの失敗とは?失敗例や後悔しないための対処法を詳しく解説
このページでは、眉毛アートメイクの失敗について詳しく解説しています。
失敗するのが不安な人や、「これって失敗?」と判断がつかずに迷っている人にも役立つ情報となっているので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、眉毛アートメイクについて詳しく知りたい人は、以下のページも併せてご参考ください。
目次
眉毛アートメイクの失敗とは?
眉毛アートメイクは、眉のメイクアップ技術として注目されていますが、人の手で行う以上は失敗のリスクを伴います。
特に失敗例としてあげられがちなのが、デザインミスです。
■デザインに関連する失敗例
・形
・毛並み
・色
・眉デザインの位置
デッサン(下絵)の段階では理想に近い眉デザインだったものの、実際の仕上がり見た時にイメージと違ったなんてことも。
また医療機関以外で施術を受けてしまったがために、健康被害に遭ってしまったという例もあります。
眉毛アートメイクは施術前にイメージのすり合わせが十分に行われるので、失敗するケースはほとんどありません。
ただし、施術者のスキルやセンスに乏しいと、失敗と捉えられるような事態が起きる可能性がゼロではないことを覚えておきましょう。
失敗例を1つずつ見ていきながら、万が一失敗した場合の対処法などについても詳しく解説していきます。
形
眉毛アートメイクにおける『形』の失敗は、顔のバランス・表情・相手に与える印象に大きく影響してしまいます。
⇒顔全体のバランスが崩れる
アーチ(眉山の角度)
⇒アーチが高いと驚いたような表情になり、低すぎると重たい印象に
太さ
⇒眉が太すぎればキツイ印象になり、細すぎると弱々しい印象に
長さ(眉頭~眉尻)
⇒長すぎると顔全体が伸びた印象になり、短すぎると狭い印象に
骨格にマッチしていないデザイン
⇒不自然さを引き立てしまい違和感を招く
なお、形の失敗については、顔のイメージや筋肉・骨格、バランスなどへの理解が乏しい場合に起こりやすいです。
施術者の経験が出やすく、形を誤ってしまうと他のデザイン部分にも影響することもあるので覚えておきましょう。
毛並み
毛並みの表現に失敗してしまうと、眉毛アートメイクを受けた感が強く出てしまいます。
もっとも技術力に差が出やすいポイントなので、『きれいな眉=毛並み』といっても言い過ぎではありません。
⇒密度が均一でないと、部分的に濃淡が出て不自然になる
毛流れ
⇒自眉毛の毛流れに逆らってしまうとデザインが浮いて見える
線のにじみ
⇒1本ずつ毛を表現するので、にじみは毛並み表現を大きく損ねてしまう
毛並みの表現は難しく、まるで自眉毛が増えたかのように再現できるかは施術者の腕にかかっています。
『手彫り』か『機械彫り』かによっても仕上がりが異なり、ナチュラル眉にはほど遠いベタ塗り感が強く出てしまうこともあるので注意です。
カラー
眉毛アートメイクの『カラー』は顔の雰囲気を決める部分となるので、失敗すると形やデザインがいくら顔とマッチしていても違和感を作り出す原因になりかねません。
⇒明るすぎると不健康な印象になり、濃すぎてしまうと主張しすぎてしまう
変色
⇒色素の品質によっては青みがかったグレーっぽく変色する
眉毛アートメイクは、肌に入れた色素がそのまま発色することはありません。
色・組み合わせ・量・深さなどのさまざまな影響を受けるので、こうしたことを十分に理解していない施術者だと失敗の原因になりがちです。
健康被害による失敗
眉毛アートメイクは医療行為にあたるので、医療機関で施術を受けないと健康被害に遭ってしまうリスクは増加します。
実際、健康被害の95%は、エステサロンなどの無資格者の施術によるものとのデータもあるほどです。
- 健康被害例
-
- 施術部位の化膿(膿んでしまった)
- 痛みと腫れが続いている
- 傷跡が残ってしまった など
また上記以外にも、針を使って皮膚に傷をつけていくため、不衛生な環境であれば感染症(B型肝炎やC型肝炎、HIVなど)のリスクがあることも知っておきましょう。
健康被害については失敗では済まないこともあり、感染症は命を脅かす危険さえあります。
眉毛アートメイクを受けたいのであれば、リスクも考慮した上で必ず医療機関で受けるようにしてください。
眉毛アートメイクが失敗したと判断すべきタイミング
眉毛アートメイクの失敗は、ダウンタイムである施術後1週間ほどが経過したタイミングで判断するようにしましょう。
- ダウンタイム中の眉毛周辺の状態
-
- 赤みや腫れ、かゆみが出ることがある
- かさぶたができる
- 施術直後~数日は眉が特に濃く見える
明らかにおかしな状態でない限り、上記のようにダウンタイム中は色素や皮膚の状態が安定していません。
すぐに仕上がりが失敗だったかどうかを判断するのが難しいため、1週間以上が経過し自眉毛と馴染んだ段階で改めてチェックするようにしてください。
眉毛アートメイクに失敗する理由
眉毛アートメイクに失敗する理由として考えられるのが、以下の3つです。
- 施術者
- 体質や施術後の過ごし方
- 環境
眉毛アートメイクの失敗は施術者や環境の影響は大きいですが、ご自身の体質や施術後の過ごし方によっても仕上がりが左右されてしまいます。
それぞれの失敗する理由について、もう少し詳しく見ていきましょう。
施術者
眉毛アートメイクにおける『施術者』の役割は重要です。
施術者の技術力や経験、知識の不足によって、以下のような失敗が起こりかねません。
- 形やカラーが不自然になる
- 不均一に色が入る
- 顔の特徴や希望に対して適切なデザインが描けない
基本的には研修を抑えた経験豊富な看護師が担当するケースが多いですが、眉デザインはセンスが問われる部分もあります。
理想の眉毛に近づけるかは担当者選びに左右されるので、クリニックで選ぶよりもデザイン例や過去の実績から担当者を探すようにしてください。
体質や施術後の過ごし方
眉毛アートメイクは施す側だけでなく、施術を受ける側の体質や施術後の過ごし方なども仕上がりに影響してきます。
- 金属アレルギー
- アフターケアを怠る
- ダウンタイム中の過ごし方
金属アレルギーについては、事前のパッチテストで安全確認をした上で行うので大きな心配はありません。
しかしアフターケアを怠ったり、ダウンタイム中の過ごし方によっては、仕上がりに悪影響を及ぼしてしまうこともあります。
担当者の指示に従わないと、自ら失敗を招く原因を作ってしまうこともあるのでご注意ください。
環境
環境とは、衛生面や季節性などを指します。
具体的に環境が原因で失敗する例としてあげられるのが、以下のようなことです。
- 施術場所の衛生状態
- 使用する色素や器具などの品質
- 気候(汗や紫外線など
衛生管理を怠っているクリニックで施術を受けてしまうと、仕上がり以前に感染症などのリスクも上がります。
また眉毛アートメイクは、代謝や紫外線の影響を受けやすい部位です。
夏は他の季節にくらべて色が抜けやすく、直射日光によって色が変わりやすくなるのでご注意ください。
失敗した眉毛アートメイクは消せる?
失敗した眉毛アートメイクの修正や除去は可能です。
しかし、複数回にわたって除去施術を受けるため時間や費用がそれなりにかかり、肌への負担から瘢痕(傷跡)が残ってしまうケースもあります。
- 眉毛アートメイクの修正・除去の方法
-
- レーザー除去
- 切除手術
- 除去液
- 追加のアートメイクによるカバーアップ
また、使用した色素の種類によっては完全に消えないケースもあります。
そのため修正・除去を前提とはせず、トレンドの流れにも対応できるよう必要最低限のデザインにするのが望ましいです。
眉毛アートメイクに失敗しないためのクリニック選び
眉毛アートメイクに失敗しないためには、2段階に分けて気になるクリニックを絞り込んでいきましょう。
⇒口コミや評判、デザイン例(症例)、料金などの比較チェック
②カウンセリング
⇒事前調査から気になるクリニックのカウンセリングを受けて最終決定
よくありがちな「安かったから」という単純な理由でクリニックを選んでしまうと、経験の浅い担当者が施術を行うこともあります。
少なくとも1〜3年は眉に残るものなので、失敗を避けるためにも上記のステップを踏んでクリニックを絞り込んでいくようにしてください。
具体的に、押さえておきたいポイントについては以下より解説していきます。
①事前リサーチのチェックポイント
事前リサーチをするだけでも、気になるクリニックの技術力や実績は簡単にわかります。
「ここで受けたい!」と思えるクリニックを見つけるためにも、念入りにリサーチを行いましょう。
実績や症例写真
クリニック選びの第一歩として、クリニックとしての実績や症例写真のチェックはとても大切です。
技術レベルや経験の豊富さにダイレクトに影響してくるポイントになり、満足できる仕上がりを提供してもらえるかの参考になります。
また症例写真は眉デザインだけを見るのではなく、顔タイプが似ている人を参考にすると好みに近いデザインを見つけやすくなります。
そのため公式サイトだけでなく、担当者のインスタなどSNSのチェックも忘れずに行ってみてください。
施術方法の違い
クリニックによって施術方法が変わってくるため、仕上がりイメージも異なってきます。
2D | 3D | 4D | 6D | |
---|---|---|---|---|
施術方法 | 機械彫り(マシン) | 手彫り | 手彫り+機械彫り | 手彫り |
眉の仕上がり | ソフト・ふんわり眉 | ナチュラル眉 | 立体眉 | ナチュラル眉 |
3Dや6Dは手彫りによって毛並みを1本ずつ表現していくので、自然な仕上がりが特徴です。
一方の4Dは機械彫りも組み合わせるので、パウダー仕上げなどのメイク感をプラスできます。
好みの眉に近づけるためにも、施術方法は事前にチェックしておくようにしてください。
料金体系
料金で失敗するケースもあるので、「何回でいくらかかるのか」は重要なチェックポイントです。
クリニックによっては施術代だけでなく、以下のようなオプション料金がかかることも。
■眉毛アートメイクのオプション料金
・リタッチ
・指名
・麻酔
など
おおまかにでも料金を把握しておければ、カウンセリング時に内容やサービスの質などが料金と見合っているのか判断するのにも役立ちます。
口コミ・評判
口コミ・評判は、すでに眉毛アートメイクを受けた人の生の声です。
施術者やサービスの質を把握するのに役立ち、クリニックを選ぶ際の貴重な情報源となってくれます。
また『悪い口コミ=評判の良くないクリニック』と判断するのではなく、悪い口コミに対してクリニックがどういった対応を取っているかでも判断するようにしてください。
万人に当てはまるサービスはばかりではないので、細かい点を見ていくことが良いクリニック選びのヒントになるはずです。
②カウンセリング時のチェックポイント
事前リサーチで得た情報を元に、眉毛アートメイクを受けるかの最終決定はご自身の目で見極めることが大切です。
実際にクリニックに受診した時の雰囲気や、カウンセリング時のスタッフ対応などをしっかりと見極めましょう。
カウンセリングの充実度
カウンセリングは、気になる施術者とコミュニケーションを取れる良い機会です。
質疑応答をしていく中で、以下のようなことをチェックしておくと失敗のリスクを抑えられます。
■カウンセリング時のチェック項目
☑デザイン希望や懸念点の施術に対してのヒアリングができているか
☑ライフスタイルや眉毛の形に対しての質問があるか
☑似合う眉デザインの提案は受けられたか
☑デメリットの説明は十分に行われたか
眉デザインの提案力や、リスクについて十分な説明が受けられると信頼感も高まり、気持ちよく施術に望むことができます。
クリニックの雰囲気
クリニックの雰囲気は、安心して眉毛アートメイクを受けるための1つの基準です。
技術面での失敗には直接つながらないものの、リタッチなどのメンテナンスで通うことを考えるとマイナスイメージがないに越したことはありません。
訪れた際は雰囲気や環境を観察し、スタッフの対応や清潔感があるのかなど、クリニックの全体的なサービスの質をチェックしてみてください。
眉毛アートメイクに失敗しないためにもクリニック選びは慎重に
最後に、このページの要点をおさらいしておきましょう。
- 眉毛アートメイクの失敗例はデザインによるものが多い
- 人の手で施術を行う以上、失敗のリスクはある
- 医療機関以外で受けると失敗のリスクが高まる
- 失敗と判断するのは施術後1週間以上が経過してから
- 失敗しないためにも事前リサーチとカウンセリングで見極める
眉毛アートメイクの失敗について解説してきましたが、失敗しないためにも施術者やクリニック選びが重要になってきます。
施術後に後悔しないためにも、技術力や実績・信頼の伴ったクリニックを慎重に選ぶようにしてみてください。
なお、メディカルブローは、年間6万症例をこなす眉毛アートメイク界のパイオニアです。
有名人なども手がける技術力の高い看護師が多数在籍しており、6Dという最高ランクの手彫り技術によって理想の眉毛に仕上げていきます。
よくある質問
Q,眉毛アートメイクの失敗例を教えてください。
- A,
- 眉毛アートメイクの失敗例は、デザインに関係することがほとんどです。
・左右非対称
・変色
・色が濃すぎる
・にじみ
などどこで、誰に施術を行ってもらうかで、眉毛の仕上がりには大きな差がでます。
また眉毛アートメイクは針を使って皮膚に傷をつけるので、感染症リスクも失敗例としてあげられます。
Q,眉毛アートメイクに失敗した時の肌への影響は?
- A,
- 赤みや腫れ、かゆみ、人によっては化膿してしまうことがあります。
こうした症状は施術の影響だけでなく、アフターケアを怠ったり、タウンタイム中の過ごし方によっても起こりうるので覚えておいてください。
Q,眉毛アートメイクで失敗を避けるためのポイントは?
- A,
- 失敗を避けるためには、次のことがポイントになってきます。
事前リサーチ
⇒実績やデザイン例(症例)、評判・口コミなどカウンセリング
⇒雰囲気や接客態度、衛生環境など実績や口コミ・評判など、表面的にわかることはWebサイトやSNSを活用して確認し、そこから実際のカウンセリングで雰囲気や対応を見極めるのがおすすめです。
Q,眉毛アートメイクを失敗した際、修正する方法はありますか?
- A,
- 修正は、失敗の仕方にもよります。
細すぎたり、薄すぎた場合には足すことで修正が利きます。
しかし太い・濃いといった場合には、レーザーや切除によって除去するため時間とお金がかかる上、色素によっては完全に消えないこともあります。
眉毛アートメイクは足し算はできても引き算は難しいので、失敗しないためにも普遍的なデザイン・色素を選ぶようにしてください。