アートメイクのリタッチ時期はいつ?|先延ばしのデメリットや注意点を解説

アートメイクは時間の経過とともに退色するため、きれいな状態を保つには定期的なリタッチでメンテナンスをする必要があります。
2回目の施術は定着をよくするために1〜2ヶ月後と案内されることが一般的ですが、3回目以降のタイミングは言及されないことが多く、リタッチの時期に悩む方も少なくありません。
こちらの記事ではリタッチ時期の目安や先送りにするデメリット、注意するポイントや施術の値段まで詳しく解説していきます。
症例写真も併せて紹介するため、アートメイクのリタッチを検討している方はぜひ参考にしてください。
目次
アートメイクのリタッチとは
アートメイクのリタッチとは、眉やリップ、アイラインなどのデザインをきれいに維持するためのメンテナンス施術のことです。
仕上げ目的で行う2回目施術のことをリタッチと呼ぶケースもありますが、多くの場合は色素定着後の補修にあたる、3回目以降の施術をリタッチと呼びます。
アートメイクにリタッチが必要な理由
アートメイクにリタッチが必要な理由は、時間の経過とともに徐々に色が抜けてしまうからです。
半永久的に色を保つことを目的としたタトゥーは「真皮」に色素を注入しますが、アートメイクでは自然な発色を叶えるために、皮膚の一番上の層である「表皮」に着色します。
表皮では肌のターンオーバー(新陳代謝)が活発に行われており、古くなった細胞は垢となって体外へ排出されます。
定着した色素もこれに伴い1〜3年ほどかけて徐々に排出されていくため、アートメイクを美しく保つには定期的なリタッチが不可欠です。
タトゥーとアートメイクの違いについて詳しく知りたい方は、眉毛タトゥーとは|眉毛アートメイクとの選択肢を比較も併せてご確認ください。
アートメイクのリタッチはいつがおすすめ?

アートメイクのリタッチは、一般的に1〜2年に1回のペースで行うのが望ましいとされています。
しかし退色のスピードには個人差があるため、すべての人にとってベストなタイミングであるとは言えません。
適切なリタッチのタイミングを計るには、色味の変化に注目することが大切です。
- 初回施術後3〜5割退色した時(1〜2ヶ月後)
- 色が薄くなった時(約1年後)
- 輪郭がぼやけてきた時(約2年後)
- ほとんど色がなくなった時(2年以上経過後)
初回施術後3〜5割退色した時|1〜2ヶ月後
初回施術後、色味が3〜5割程度薄くなった頃が2回目の施術に適したタイミングです。
多くの場合、1回目の施術から1〜2ヶ月経過すると色味が半分程度まで退色します。
まれに施術から数日でほとんど色が消えてしまうケースもありますが、肌に過度な負担を与えないためにも、施術の間隔は最低1ヶ月以上空けるようにしてください。
2回目施術については眉毛アートメイクの2回目施術が必要な理由とタイミングで詳しく説明しています。
色が薄くなった時|約1年後
早い方だとアートメイク定着後1年ほどで、退色や色むらが気になり始めます。
メイク時のガイドラインとしては機能しますが、ノーメイクで出かけられるほどのきれいさを求める方だと、色の濃さに物足りなさを感じるかもしれません。
「メイクで書き足す手間すら惜しい」「すっぴんでの美しさを妥協したくない」という方は、1年に1回のペースでリタッチをすると良いでしょう。
輪郭がぼやけてきた時|約2年後
アートメイクは施術後1年半〜2年ほど経過すると、退色が進むことにより、輪郭のにじみやデザインの欠けが目立ち始めます。
この時期になると、色の濃さだけでなく形や全体の印象にも変化が生じるため、リタッチによって美しい状態を再現したいと考える方が増えてきます。
アートメイクをきれいに維持するには、形が不明瞭になる前にリタッチすることがポイントです。
追加施術のタイミングに悩んだ際は、輪郭のぼやけ具合をひとつの目安にしてみてください。
ほとんど色がなくなった時|2年以上経過
定着後2年以上が経過すると、人によってほとんど色がなくなることもあります。
新しいデザインを入れる際に邪魔になりづらいため、“アートメイク除去をせずに大幅なデザイン変更をしたい方”に適したタイミングです。
しかし、この状態ではアートメイクの良さが活きているとは言えません。
きれいな状態を保ちたいと考えている方は、これより前のフェーズでリタッチをするのが望ましいでしょう。
アートメイク除去について詳しく知りたい方は、アートメイク除去の方法は?消すまでの期間・回数や施術の流れを解説をご確認ください。
アートメイクのリタッチ頻度を下げるには?
リタッチは1回あたりで数万円の費用がかかるため、少しでも美しい状態を長持ちさせたいという方も多いのではないでしょうか。
アートメイクには定期的なメンテナンスが不可欠ですが、ライフスタイルを見直すことでリタッチの頻度を下げることが可能です。
ここでは色抜けしやすい人の特徴や、長持ちさせるコツを紹介します。
色抜けしやすい人の特徴
以下に該当する人の場合、アートメイクが薄くなりやすく、早期のリタッチが必要になる傾向があります。
- 脂性肌の人
- 出血しやすい人
- 汗をかくことが多い人
- ピーリングをする習慣がある人
皮脂分泌や発汗を自分の意思で調整することはできませんが、生活習慣を見直すことで、原因となる状態を間接的にコントロールすることは可能です。
特に脂性肌の場合は食生活やスキンケアによる影響が大きいため、これらを改善するだけでも色素の定着が良くなることが期待できます。
部位によっても異なる
アートメイクの持続期間は肌質や生活習慣だけでなく、部位によっても異なります。
| 部位 | 持続期間 | 理由 |
|---|---|---|
| 眉 | 1〜3年 | 他部位より皮膚が厚く摩擦も少ないため長持ちしやすい |
| アイライン | 1〜2年半 | まばたきにより摩擦が加わりやすいため眉よりも退色が早い傾向がある |
| リップ | 1〜2年 | 肌代謝が早く乾燥による皮向けも起こりやすいことに加えて、飲食での摩擦の影響を受けるため上記のパーツより退色が早い |
このように摩擦や乾燥の影響を受けやすい部位ほど持続期間が短く、ハイペースでリタッチが必要になる傾向があります。
長持ちさせるコツ
アートメイクを長持ちさせるには、以下のポイントを意識することが大切です。
- ダウンタイム中は水に濡らさないようにする
- 施術部位を乾燥させない
- 必要以上に肌の新陳代謝を上げない
- 紫外線対策を行う
- 極力摩擦を与えない
特にダウンタイム中の過ごし方は色素の定着に直結するため、水濡れや乾燥を意識的に防ぐことが大切です。
詳しくはアートメイクの持続期間は1~3年【長持ちさせる方法】や
アートメイクを濡らさない方法|シーン別の対策や定着率UPのコツを解説で解説しています。
前回の施術で色素の定着があまり良くなかったという方は、ぜひ参考にしてください。
リタッチしないとどうなる?|先延ばしのデメリット
ここまでアートメイクにおけるリタッチの重要性について解説してきましたが、リタッチをしなかった場合のデメリットが気になる方も多いのではないでしょうか。
- 不自然な印象になる
- 形や色の調整に時間と回数がかかる
- 再施術の際に割高になる可能性がある
この章では、リタッチを先延ばしにすることで生じるデメリットについて解説します。
不自然な印象になる
アートメイクは時間とともに薄くなるため、リタッチをせずにいると徐々に色むらやデザインの崩れが進んでいきます。
そうなると「すっぴんでも自然できれい」な状態とは言えず、結果的に不自然な印象になってしまう可能性があります。
形や色の調整に時間と回数がかかる
適切なタイミングでリタッチを行う場合は土台が残っているため、1度の施術できれいな状態に復元できることが多いです。
しかしほとんど色が見えない状態になるまで放置してしまうと、輪郭や色味の再構築が必要になるため、初回と同様の工程を要するケースもあります。
リタッチを先延ばしにするほど、アートメイクの再現に時間や回数がかかってしまう可能性が高くなるため注意が必要です。
再施術の際に割高になる可能性がある
アートメイクの定着後は、リタッチ料金でリーズナブルに施術を受けられることが多いです。
しかしリタッチ推奨期間を大きく過ぎてしまうと、色が薄くなりデザインの書き直しなどの工数が増えるため、通常料金に戻ってしまうことがあります。
今後アートメイクのリタッチを考えている方は、施術を予定しているクリニックにリタッチ料金の適用期間を確認しておくと良いでしょう。
アートメイクのリタッチで注意するポイント

アートメイクのリタッチを受ける際には、事前に押さえておきたい注意点がいくつかあります。
「そろそろリタッチ施術を受けよう」とお考えの方は、ご自身が今回の施術に求めていることと照らし合わせながら、各項目をチェックしておきましょう。
施術間隔が短いとデザインを損ねることも
退色が進んでいない段階で毛並みアートにリタッチすると、密度が高くなりすぎて塗りつぶしたようなのっぺりした印象になる可能性があります。
「毛並みはまだ残っているけれど色を濃くしたい」という場合は、パウダー技法でふんわりと色を追加するのがおすすめです。
リタッチではなく修正になるケースもある
大幅にデザインを変更したい場合や色を明るくしたい場合は、リタッチではなく修正扱いになるケースがあります。
- リタッチ
- 色味や太さ、長さを足すなど、元の形を活かして調整する施術
- 修正
- 大幅なデザイン変更やカモフラージュなど、不満のある状態を改善する施術
修正の場合は施術の難易度が高く時間もかかるため、「修正料金」として追加費用がかかるケースも少なくありません。
さらに、希望のデザインから既存のデザインが大きくはみ出る場合は、色素除去を提案されるケースもあります。
大幅なデザイン変更を検討している方はアートメイク除去についての知識も付けておくのがおすすめです。
他院リタッチに対応していない施設もある
クリニックによっては自院リタッチ以外の単品メニューがなく、新規では2回以上のコースでないと施術が受けられないことがあります。
また「他院でアートメイクの経験がある人は一律で修正料金」としているケースも少なくありません。
以前とは別のクリニックでリタッチ施術を検討している場合は、「単品メニューがあるか」や「他院修正料金がかかるか」などを事前に確認しておくと良いでしょう。
アートメイクのリタッチ料金相場|比較表
| 自院リタッチ (1回) |
他院リタッチ (1回) |
|
|---|---|---|
| 眉 | 3万円〜7万円 | 7万円〜8万円 |
| アイライン上 | 2万円〜5万円 | 4万円〜6万円 |
| アイライン下 | 2万円〜4万円 | 3万円〜4万円 |
| リップ | 3万円〜6万円 | 6万円〜9万円 |
自院リタッチ(当院リタッチ)と他院リタッチでは料金に差があるケースが多く、下限の費用で比較すると他院リタッチの方が約3万円ほど高い傾向があります。
そのため特別な事情がなければ、前回と同じクリニックでリタッチを受けるのがおすすめです。
また自院リタッチは施術後の経過時間により金額が変動するため、他院リタッチと比較して相場費用の幅が広くなっています。
施術のタイミングでどの程度費用が変わるかなどは、次のセクションで詳しく解説します。
経過時間による金額変動
自院リタッチの場合、施術間隔が空くほど費用が高くなる傾向があり、最安値と最高値では2万円前後の違いがあります。
以下で眉アートメイクを例に、費用相場を比較してみましょう。
⇨3万円〜5万円
2年以上・未満
⇨5万円〜7万円
リタッチ料金の下限は「3ヶ月」を、上限は「2年」を目安にしているクリニックが多いです。
上限に関しては「以上」であればそれより高値になることはありませんが、「未満」の場合はその期間をすぎると通常料金になり、さらに割高になってしまうので注意しましょう。
当院のアートメイクリタッチ|他院リタッチもOK
当院「メディカルブロー」でもアートメイクのリタッチ施術を行っています。
大幅なデザイン変更の場合でも、アートメイクの技術で対応可能な範囲であれば、修正にかかる追加料金はいただいておりません。
【当院のアートメイクリタッチ料金】
| 当院リタッチ (追加施術) |
他院リタッチ (通常施術) |
|
|---|---|---|
| 眉 | 4万円〜 | 5万円〜 |
| アイライン上 | 2万5000円〜 | なし ※2回セットのみ |
| アイライン下 | 2万円〜 | なし ※2回セットのみ |
| リップ | 4万5000円〜 | 5万5000円〜 |
※すべて1回分の税込料金です
なお、当院ではランク認定制度を設けており、施術者のランクに応じて施術料金が異なります。
詳しくはメディカルブロー料金案内でご確認いただけます。
当院リタッチの方は「追加施術」、他院リタッチの方は「通常料金」の欄をご覧ください。
当院のリタッチ施術の特徴
メディカルブローのリタッチ施術には、以下の特徴があります。
- 当院施術のリタッチはお得な料金がずっと続く
- 当院ではリタッチ料金の適用期間に制限を設けておりません。
過去にメディカルブローで2回以上施術を受けた部位は、いつまでもお得な料金でリタッチ可能です。 - 引っ越し先の店舗でもリタッチ料金で施術可能
- メディカルブローは東京から福岡まで全国に9店舗を展開しているため、お引っ越し先の近隣店舗でメンテナンスをしたい場合も、当院リタッチの料金で施術を受けていただけます。
- 修正施術にもスムーズに対応可能
- 当院はアートメイク除去も行っているため、「リタッチのつもりが除去も必要になった」という場合でもスムーズに対応可能です。
リタッチ症例

メディカルブローの新技術“7Dストローク”で形と色を調整した、眉毛アートメイクのリタッチ症例です。
BEFOREは眉尻に毛並みのデザインが残っているものの、全体的に退色していることで、ぼんやりとしたイメージです。
AFTERでは輪郭と色味を整えたことにより、柔らかでありながらも洗礼された印象に変化しています。
修正イメージ(色素除去症例+再施術イメージ)

アートメイク除去の症例と除去後の再施術で毛並みアートを入れたイメージ写真です。
BEFOREでは暗めの色で入れたアートメイクが滲んでおり、このままリタッチを行うときれいに毛並み感が出ないことから、先にアートメイク除去を行いました。
色素除去でベースの色を薄くすることで毛並みがはっきり見えるようになり、自然で立体的な眉を作ることが可能になります。
無料カウンセリング実施中
当院では無料カウンセリングを実施しています。
じっくりお悩みを相談していただける環境を整えており、無理な勧誘もありません。
「リタッチをした方が良いタイミングなのか」「希望デザインにするためにはアートメイク除去を行う必要があるのか」などご自身で判断しにくい悩みを抱えている方は、ぜひ一度ご相談にいらしてください。
無料カウンセリングはメディカルブローのご予約はこちらからお申し込みいただけます。
まとめ
アートメイクのリタッチ施術について、大切なポイントを以下にまとめました。
- リタッチとはアートメイクをきれいに保つためのメンテナンス施術のことで、1〜2年おきに行うことできれいな状態をキープできる
- リタッチ施術を先延ばしにすると追加で施術を行う際に割高になってしまうことがある
- 大幅なデザイン変更やカラー変更は修正施術となり割高になるケースや色素除去が必要になるケースがある
- 自院リタッチと比較して他院リタッチの方が料金設定が高いクリニックが多い
アートメイクは徐々に退色していきますが、定期的なリタッチによりきれいな状態に保つことができます。
しかしリタッチをしないまま放っておくといずれは消えてしまい、再施術をする場合には費用や時間が本来のリタッチ以上にかかってしまうことも少なくありません。
効率よく美しいアートメイクをキープするためにも「薄くなってきてメイクで書き足すことが増えた」「すっぴん時の印象がぼやけるようになった」と感じている方は、これをきっかけにリタッチを検討されてみてはいかがでしょうか。
よくある質問
アートメイクのリタッチで失敗しないためのコツはありますか?
アートメイクのリタッチで失敗しないためには、前回と同じ施術者に担当してもらうことが大切です。
施術者ごとにストロークの癖が異なるため、同じ人に担当してもらうことで統一感のある仕上がりになります。
また信頼関係が構築されているため認識のずれが生じにくく、変更点などの繊細なニュアンスを汲み取ってもらいやすいという利点もあります。
リタッチの施術時間はどのぐらいですか?
退色の程度にもよりますが、デザインを含めておおよそ1時間半〜2時間ほどです。
既存のデザインを土台に色素を補う形となるため、初回施術に比べてデザイン工程が短縮され、施術時間もやや短くなる傾向があります。
韓国でやったアートメイクのリタッチは国内でできますか?
海外で入れたアートメイクも、国内のクリニックでリタッチすることが可能です。
しかし海外リタッチに対応していないケースもあるため、施術を希望する施設に事前に確認しておくと良いでしょう。
なお、海外で受けたアートメイクは(日本に進出しているクリニックを除き)、他院修正の扱いとなるのが一般的ですが、当院ではそのようなケースでも通常料金で提供しております。
海外施術のリタッチをご検討の方も、どうぞ安心してご相談ください。
アートメイクのリタッチを避けた方が良いシーズンはありますか?
アートメイクのリタッチはどの時期でも受けられますが、汗をかきやすい方や紫外線対策が心配な方は夏場の施術を避けると安心です。
特に野外フェスやプールなどの特殊なイベントを控えている場合は、少なくとも1週間前には施術を終えるようにしておきましょう。