ナチュラルメイクで垢抜ける5つのポイント|やり方&よくある失敗・対処法を解説

ナチュラルメイクを意識しているのに「濃く見える」「すっぴんのように見えてしまう」と悩んでいませんか?
ナチュラルメイクをきれいに仕上げるには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。
この記事では、ナチュラルメイクの基本や垢抜けて見える5つのポイント、パーツごとのメイク方法、よくある失敗やその対処法まで詳しく解説します。
洗練された印象に仕上げるコツがわかりますので、ナチュラルメイクにお悩みの方はぜひ参考にしてください。
目次
そもそもナチュラルメイクとは?
ナチュラルメイクとは、素肌の質感や顔立ちを生かし、自然で整った印象に仕上げるメイクのことです。華やかな仕上がりではなく、清潔感や上品さが感じられる美しさを目指します。
ナチュラルメイクの特徴
ナチュラルメイクの特徴は、肌本来の質感を活かしつつ、顔全体のバランスを整える点です。厚塗りのベースメイクや鮮やかなポイントメイクは控えて、肌になじむカラーや自然な陰影で立体感を演出します。
また眉や目元、血色感など各パーツをていねいに整えることで、控えめなメイクでも顔立ちが引き立ちます。派手さよりも清潔感を大切にすることが、ナチュラルメイクの大きな特徴です。
すっぴん風メイクとの違い

ナチュラルメイクと似た言葉に「すっぴん風メイク」がありますが、この2つは少し考え方が異なります。
| 項目 | ナチュラルメイク | すっぴん風メイク |
|---|---|---|
| 考え方 | 顔立ちを整え、自然な美しさを引き出す | メイクをしていないように見せる |
| 眉・目元 | 形や陰影を整えてバランスを調整する | できるだけメイク感を抑える |
| 血色感 | チークやリップで自然な血色を加える | 血色も控えめで目立たせない |
| 仕上がりの印象 | 自然で整った清潔感のある印象 | 素顔に近いナチュラルな印象 |
どちらも「自然に見える」という点では共通していますが、ナチュラルメイクは顔立ちを整えること、すっぴん風メイクはメイク感を出さないことを重視する点に違いがあります。
ナチュラルメイクを成功させる5つのポイント
ナチュラルメイクをきれいに仕上げるためには、次の5つのポイントを意識することが大切です。
- 厚塗りせずに素肌を活かす
- ファンデーションを顔全体に重ねすぎると、メイク感が強くなるため、気になる部分を中心に薄く整え、素肌の質感が残る仕上がりを意識しましょう。
- 肌なじみの良い色を使う
- ベージュやブラウン、コーラルなどの肌なじみの良いカラーを選ぶことで、落ち着いた印象に仕上がります。
- 陰影と血色でさりげなく盛る
- 濃い色で強調するのではなく、自然な陰影や血色を加えることで顔立ちの立体感を整えます。控えめな色をバランスよく取り入れることがポイントです。
- ポイントメイクをていねいに行う
- ナチュラルメイクでは色を強調しない分、眉や目元、チークなどの仕上がりのていねいさが大切です。細かい部分まで整えることで、自然で洗練された印象に近づきます。
- トータルバランスを意識する
- ベースメイク、眉、目元、血色感などのバランスを整えることが重要です。どこか一つを強調するのではなく、顔全体の調和を意識すると洗練された印象に仕上がります。
ナチュラルメイクはただメイクを薄くするだけではきれいに仕上がりません。素肌感や血色感、パーツごとの濃淡のバランスを整えることで、より自然で洗練された印象に仕上がります。
またメイクをきれいに仕上げるには、事前に肌の状態を整えることも大切です。
次の章では、ナチュラルメイク前に意識したいスキンケアについて解説します。
ナチュラルメイク前のスキンケア

ナチュラルメイクでは、ベースメイクを重ねて肌を隠すのではなく、素肌の質感を活かすことが大切です。そのため、メイク前のスキンケアが、仕上がりを大きく左右します。
ここでは、ナチュラルメイク前に意識しておきたいスキンケアの基本を紹介します。
しっかり保湿して肌の土台を整える
まず大切なのは、肌に十分なうるおいを与えることです。化粧水や乳液でしっかり保湿することで、ベースメイクがなじみやすくなり、自然な仕上がりに近づきます。
乾燥したままメイクをすると、ファンデーションがムラになったり粉っぽく見えたりすることがあるため注意しましょう。
油分やベタつきを調整する
保湿は大切ですが、油分が多すぎるとメイク崩れの原因になります。乳液やクリームを使った後は、肌がベタつきすぎないように調整しましょう。ティッシュで軽く押さえるなどして、メイクがのりやすい状態にしておくと安定した仕上がりになります。
スキンケアをなじませてからメイクを始める
スキンケア直後にすぐメイクを始めると、化粧品がなじみづらくなることがあります。メイクをヨレにくくするには、保湿後、少し時間を置いてからベースメイクに進むことが大切です。こうしたひと手間で、より整った肌印象を目指せます。
ナチュラルに仕上がるベースメイク

スキンケアで肌の状態を整えたら、次はベースメイクです。ナチュラルメイクでは、ベースメイクの仕上がりが全体の印象を大きく左右します。厚塗りにならないよう、素肌の質感を活かしながら必要な部分だけを整えることがポイントです。
素肌を活かすベースメイクのポイント
ナチュラルなベースメイクに仕上げるためのポイントは、以下の通りです。
- ファンデーションを塗りすぎず、必要な部分だけを整える
- ツヤ感のある下地や薄付きのファンデーションを選ぶ
- シミやくすみはコンシーラーで部分的に隠す
- セミマットやツヤ肌など、マットになりすぎない仕上がりを意識する
ファンデーションを顔全体に均一に重ねるのではなく、くすみや赤み、毛穴など気になる部分を中心に整えることで、素肌感のある自然な仕上がりになります。
ナチュラルに仕上げるベースメイクの手順

ナチュラルなベースメイクの基本的な流れは、以下の通りです。
- 化粧下地を顔全体に薄く広げる
- ファンデーションを少量ずつ中心から外側へなじませる
- 気になる部分にコンシーラーを重ねる
- フェイスパウダーを必要な部分だけ軽くのせて仕上げる
こうした手順を意識してベースメイクを行うことで、肌の質感を活かしたナチュラルな仕上がりに近づきます。
ナチュラルなのに垢抜ける眉メイク

眉は顔全体の印象を左右しやすいパーツのひとつです。ナチュラルメイクでは、眉を強く描き込みすぎないよう、自眉の形や毛流れを活かして整えることが大切です。自然な濃淡や立体感を意識することで、派手さを抑えながらも垢抜けた印象に近づきます。
自然な眉に仕上げるポイント
ナチュラルな眉に仕上げるためのポイントは、以下の通りです。
- 眉全体を同じ濃さで塗りつぶさない
- 眉頭は薄く、眉山から眉尻にかけて少し濃くする
- 髪色や瞳の色になじむカラーを選ぶ
- スクリューブラシで毛流れを整える
眉頭から眉尻に向かって自然なグラデーションをつくることで、やわらかい印象の眉に仕上がりやすくなります。毛流れを整えながら描くことも、ナチュラルな眉を描くうえで重要なポイントです。
ナチュラル眉の描き方

ナチュラル眉を描く基本的な手順は、以下の通りです。
- スクリューブラシで眉全体の毛流れを整える
- 眉の足りない部分をペンシルやパウダーで少しずつ埋める
- 眉頭は描きすぎず、ブラシで軽くぼかす
- 最後に眉マスカラで色味を整える
一本一本毛を描き足すように仕上げると、自然な立体感のある眉に近づきます。最後にブラシで整えることで色がなじみやすくなり、ナチュラルで垢抜けた印象の眉メイクに仕上がります。
眉毛の描き方については眉毛の描き方|自然に仕上がるアイブロウメイクを徹底解説で詳しく紹介しています。
ナチュラルな印象をつくるアイメイク

アイメイクは目元の印象を大きく左右するため、ナチュラルメイクでは「やりすぎないこと」が大切です。濃い色や強いラインで強調するのではなく、肌になじむ色や自然な陰影を使って目元を整えることで、やわらかく上品な印象に仕上がります。さりげない立体感を意識すると、ナチュラルでも目元がぼやけにくくなります。
ナチュラルな目元をつくるポイント
ナチュラルな目元をつくるためのポイントは、以下の通りです。
- ベージュやブラウンなど肌になじむ色を選ぶ
- 濃い色や大粒ラメを使わない
- アイラインはまつ毛の隙間を埋める程度に引く
- マスカラはボリュームタイプではなく、ロングタイプを使う
色味やラインを強調しすぎないことで、やわらかく自然な目元に仕上がりやすくなります。陰影をさりげなく入れることで、ナチュラルでも目元の立体感を整えることが可能です。
自然に見えるアイメイクのやり方

ナチュラルなアイメイクの基本的な流れは、以下の通りです。
- ベージュ系のアイシャドウをまぶた全体に薄く広げる
- 少し濃いブラウンを目のキワや二重幅にのせ、境目をブラシでぼかす
- アイラインをまつ毛の隙間を埋めるように細く引く
- ビューラーでまつ毛を立ち上げ、マスカラを軽く塗って整える
色の境目をしっかりぼかすことで、やわらかい陰影のある目元に仕上がります。
なおナチュラルメイクでは、やさしい印象に仕上がるペンシルタイプのアイライナーを使用するのがおすすめです。
アイラインの種類ごとの特徴について知りたい方はアイライナーの種類と選び方|ペンシル・リキッド・ジェルの違いと使い分けガイドも併せてご確認ください。
ナチュラルな血色を演出するチークメイク

チークは顔全体の印象にやわらかな血色感を与えるパーツです。ナチュラルメイクでは色を強く出すのではなく、肌の内側からにじむような自然な血色を意識することがポイントになります。入れる位置やぼかし方を工夫することで、顔色を明るく見せながら自然な印象に整えやすくなります。
チークで自然な血色感をつくるポイント
自然な血色感をつくるためのポイントは、以下の通りです。
- 肌になじみやすいコーラルやピンク系の色を選ぶ
- 一度に濃く入れず少量ずつ重ねる
- チークの境目をしっかりぼかす
チークの色味が強すぎるとメイク感が出やすくなるため、少しずつ重ねながら色を調整することが重要です。
ナチュラルに仕上げるチークの入れ方

ナチュラルなチークメイクの基本的な流れは、以下の通りです。
- 笑ったときに高くなる頬の位置を目安にチークをのせる
- 中心から外側に向かってふんわり広げる
- ブラシで境目をぼかして肌になじませる
- 必要に応じて少しずつ色を重ねる
チークは広げすぎず、自然な血色がにじむようなイメージで仕上げることがポイントです。境目をぼかすことで、やわらかな印象のチークメイクになります。
ナチュラルな魅力を引き出すリップメイク

リップは顔全体の印象をやわらかく整える役割があります。ナチュラルメイクでは、鮮やかな色で強く主張するよりも、自然な血色やツヤを意識して仕上げることが大切です。肌やチークの色味となじむリップを選ぶことで、顔全体のバランスが整い、自然で洗練された印象に近づきます。
自然できれいな唇をつくるポイント
ナチュラルな唇をつくるためのポイントは、以下の通りです。
- ピンクベージュやコーラルなど肌になじむ色を選ぶ
- ツヤ感のある質感を意識する
- 輪郭を強調しすぎない
肌なじみの良いカラーと自然なツヤを意識することで、唇の血色をやわらかく整えやすくなります。リップだけが目立たないバランスを意識することが大切です。
ナチュラルに仕上げるリップの塗り方

ナチュラルなリップメイクの基本的な流れは、以下の通りです。
- リップクリームなどで唇を軽く保湿し、余分な油分をオフする
- リップを中央から外側に向かってなじませる
- 指や綿棒で輪郭を軽くぼかす
- 必要に応じて唇の中央にツヤを足す
輪郭をぼかしながら仕上げることで、やわらかい印象のリップになります。中央に少しツヤを加えると、自然な立体感のある唇に仕上がります。
口紅の塗り方について詳しく知りたい方は口紅の塗り方で色持ちが変わる|基本~応用テクまで徹底解説も併せてご確認ください。
ナチュラルメイクでよくある失敗と対処法
ナチュラルメイクはシンプルに見える一方で、仕上がりのバランスが難しいと感じることもあります。色を控えめにしたつもりでもメイク感が強く見えたり、反対に薄すぎてすっぴんのように見えてしまったりすることも少なくありません。
ここでは、ナチュラルメイクでよくある失敗と、その対処のポイントを紹介します。
メイクが濃く見えてしまう
ナチュラルメイクが濃く見える場合は、メイクを重ねすぎていることや、色選びが肌に合っていないことが原因として考えられます。発色が強いカラーやコントラストがはっきりした色を使うと、「しっかりメイクした感じ」が出やすくなります。
また肌になじむ色を使っていても、アイラインが太いとメイクが濃く見える傾向があります。
ナチュラルメイクの場合はやさしい発色のアイテムを選び、アイラインの太さではなく、グラデーションで目元の立体感を演出することが大切です。
ナチュラルメイクのおすすめカラー

| パーツ | 基本の考え方 | イエベ向き | ブルべ向き |
|---|---|---|---|
| アイシャドウ | 薄づきのベージュ〜ブラウン系カラー | 黄みベージュ、オレンジブラウン、キャメル系ブラウン | グレーベージュ、ココアブラウン、赤みブラウン |
| チーク | 内側からにじんだような血色感に見えるやわらかカラー | コーラル、サーモンピンク、ベージュコーラル | パウダーピンク、ローズピンク、ピンクベージュ |
| リップ | 自分の唇より少し濃い、シアー系カラー | コーラルベージュ、オレンジ寄りピンク、テラコッタベージュ(薄づき) | ローズベージュ、青みピンク(淡め)、モーヴピンク |
すっぴんのように見えてしまう
ナチュラルメイクで「すっぴんのように見える」と感じる場合は、血色感の不足やパーツの形が整っていないことが原因として考えられます。たとえば、眉の一部が薄かったり、唇の色がくすんでいたりすると、顔全体がぼんやりした印象になりがちです。
ナチュラルメイクは色味を控えめに仕上げるため、こうしたパーツの粗が目立ちやすくなります。
一つひとつのパーツを強調しないメイク手法だからこそ、細かな部分までていねいに仕上げ、洗練された印象を演出することが大切です。
アートメイクでナチュラルでも洗練された印象に
ナチュラルメイクの際、「アイラインが苦手でケバくなってしまう」「眉毛をきれいに描けない」「唇の色が悪くてすっぴんに見える」という場合は、アートメイクを取り入れるのも選択肢の一つです。
アートメイクは専用の色素を肌に彫り入れ、眉やアイライン、リップの色や形を整える医療施術です。アートメイクを取り入れれば、メイクを控えめにしても顔の印象がぼやけにくくなり、洗練された印象に仕上がります。
施術の仕組みや具体的なデザインについて詳しく知りたい方は、アートメイクとはをご確認ください。
当院の症例写真
ここからは当院のアートメイク症例をご紹介します。
ぜひデザインや仕上がりイメージの参考にしてください。
眉アートメイク
アイラインアートメイク
リップアートメイク
まとめ
ここまでの内容を振り返り、ナチュラルメイクをきれいに仕上げるための大切なポイントを、以下にまとめました。
- ナチュラルメイクとは、素肌の質感や顔立ちを生かし、自然で整った印象に仕上げるメイクのこと
- 素肌感を活かしたベースメイクが仕上がりの全体的な印象を左右する
- 肌になじむカラーを選び、陰影と血色感でさりげなく整えることが重要
- メイクが濃く見える・すっぴんに見える場合はバランスを見直すことが大切
- 眉やリップなどの形・色を整える方法としてアートメイクという選択肢もある
基本ポイントをおさえることで、自然で垢抜けたナチュラルメイクを実現しやすくなります。自分の顔立ちやライフスタイルに合った方法を選び、毎日のメイクに取り入れてみてください。
よくある質問
ナチュラルメイクでもファンデーションは必要ですか?
必ずしもファンデーションをしっかり塗る必要はありません。肌の状態に合わせて、下地やコンシーラーだけで気になる部分をカバーするのもおすすめです。素肌感を活かしつつ、必要な場所だけ補整するのがナチュラルメイクの基本です。
ナチュラルメイクなのに濃く見えてしまうのはなぜですか?
ベースメイクを厚く塗りすぎたり、アイメイクや眉の色が強すぎたりすると、ナチュラルメイクでも濃い印象になります。色味を控えめにし、ぼかしやグラデーションを意識することで、より自然な仕上がりになります。
ナチュラルメイクがすっぴんのように見えてしまう原因はなんですか?
眉の形や目元の陰影、チークやリップの血色感が不足していると、すっぴんのような印象になりがちです。肌になじむ色で陰影や血色を少しずつ加え、一つひとつのパーツをていねいに描くことを心掛けましょう。
ナチュラルメイクでも垢抜けた印象を作れますか?
ナチュラルメイクでも、ベースメイクの質感や眉の形、血色感などを整えることで、洗練された印象を目指しやすくなります。全体のバランスを意識しながらメイクを整えることが、垢抜けた印象につながるポイントです。


