リップクリームの正しい塗り方とは?保湿を長持ちさせるコツとNG行動

リップクリームを使っているのに唇が乾燥しやすい、保湿が続かないと感じたことはありませんか?
リップクリームは“塗れば同じ”と思いがちですが、塗る量や方向を少し工夫するだけで仕上がりや保湿の持続力が変わることがあります。
この記事では、うるおいをしっかり守るための正しい塗り方やシーン別の使い方、避けたいNG行動に加え、保湿効果をさらに高める追加のケア方法まで解説します。
リップケアを見直して、なめらかで乾燥しにくい唇をキープしましょう。
目次
正しくリップクリームを塗るための基本知識

リップクリームは唇のうるおいを補い、乾燥や外部刺激から守るために使われるアイテムです。保湿中心のものから荒れを防ぐタイプまでさまざまな種類があります。
まずは、リップクリームの種類の違いと塗る前に整えておきたい唇の状態を確認しておきましょう。
リップクリームの種類と選び方
リップクリームは唇の乾燥を防ぐための「保湿・保護」を目的に使われますが、タイプによって得意なケアが異なります。自分の唇の状態に合った種類を選ぶのがポイントです。
また、唇は皮脂腺や汗腺がなく角質層も薄いため、水分を保持する力が弱いパーツです。外部刺激や摩擦、乾燥した空気や紫外線の影響を受けやすく荒れやすいため、毎日のリップケアでうるおいを守ることが大切です。
【医薬品・医薬部外品・化粧品の違い】
| 分類 | 主な特徴 | 適した状態 |
|---|---|---|
| 医薬品 | 荒れを治すための有効成分が配合 | 炎症・ひび割れなど強い荒れ |
| 医薬部外品 | 荒れの予防や軽度の改善を目的 | 軽い乾燥や荒れのケア |
| 化粧品 | 保湿をしながら唇を綺麗に見せる | 自然に仕上げたいとき |
リップクリームを塗る前の下準備
唇に汚れや余分な角質が残っているとリップクリームの成分がなじみにくく、保湿力も十分に発揮できないことがあります。そのため、塗る前にほんのひと手間かけて整えておくこともポイントです。
【リップクリームを塗る前の下準備】
- ティッシュで軽く押さえて唇を清潔にする
- 皮むけは無理に取らず、保湿剤でやわらかくしておく
- 水分や油分が多い場合は軽くオフしておく
下準備をしておくことでリップクリームが均一になじみやすくなり、これから紹介する塗り方の効果もより高めやすくなります。
リップクリームの塗り方ステップ|基本手順

リップクリームは塗る方向や順番を少し意識するだけで、保湿のなじみ方や仕上がりが整いやすくなります。以下では、毎日のケアに取り入れやすい基本の塗り方を紹介します。
塗り方手順①:下唇・上唇に縦方向に塗る
唇の縦じわに沿って、下唇から上唇まで順に縦方向に塗り広げます。
横にこするとムラができたり摩擦が強くなるため、縦方向を意識するとリップクリームがしっかり浸透しやすくなります。とくに乾燥しやすい中央部分は、少し重ねると良いでしょう。
塗り方手順②:口角や輪郭までムラなく塗る
唇全体に行き渡るように口角や輪郭の細かい部分まで丁寧に塗ります。
とくに口角は乾燥しやすく、塗り残しがあると荒れにつながりやすいため注意が必要です。唇のフチまで均一に塗ることで皮むけやひび割れの予防にもつながります。
塗り方手順③:唇を軽く合わせてなじませる
最後に密着力を高めてうるおいを届けやすくするため、上下の唇をやさしく合わせてリップクリームをなじませます。
強くこすりすぎると摩擦の原因になるため、唇を軽く合わせる程度で十分です。
シーン別!効果的なリップクリームの塗り方

リップクリームはメイク前・日中・就寝前などのシーンによって目的が異なるため、塗り方を少し変える工夫もポイントです。
【シーン別|リップクリームの目的】
- メイク前:口紅がヨレずに密着しやすい土台をつくり、発色や仕上がりを整える
- 日中:乾燥や摩擦、紫外線から唇を守り、こまめな保湿で状態をキープする
- 就寝前:睡眠中の水分蒸発を防ぎ、集中保湿で翌朝もしっとりした唇に整える
それぞれのシーンで効果を引き出すための具体的な塗り方を以下で見ていきましょう。
メイク前の塗り方|口紅がヨレない下地づくり
メイク前は、リップクリームを唇に薄く均一に塗るのがポイントです。厚塗りすると口紅がヨレやすく、発色にもムラが出やすくなります。
少量を縦方向にのばしてからティッシュで軽く押さえて余分な油分をオフすると、口紅が密着しやすく仕上がりもきれいになります。
仕上がりの印象をさらに整えたい方は唇の形を綺麗にする方法とは?|唇の形と印象・リップメイク術を悩み別に解説も参考にしてみてください。
日中の塗り直し|塗りすぎ・摩擦を防ぐコツ
日中は乾燥が気になったタイミングで少量をこまめに重ねるのがおすすめです。
リップクリームを強くこすりつけると刺激になりやすいため、唇の上にそっとすべらせるように塗ると摩擦を抑えられます。皮むけがある場合は、無理に取らず軽く整えてから塗り直すと荒れにくくなります。
就寝前の塗り方|集中保湿で朝までしっとり
就寝前は、日中よりもやや多めに塗って保湿パックのように使うと効果的です。
唇全体はもちろん、とくに乾燥しやすい口角や中央部分は重ねておくと、翌朝のしっとり感が持続しやすくなります。睡眠中は水分が失われやすいため、就寝前の集中保湿は荒れ予防にも役立ちます。
リップクリームは1日何回塗る?|使用頻度

リップクリームは、1日に何度も塗れば良いというものではありません。多すぎると摩擦が増えて荒れの原因になり、逆に少なすぎると乾燥を防ぎにくくなります。
【リップクリームの基本的な使用頻度】
- 1日の目安は2〜3回程度
- 乾燥が強いときは 3〜5回程度に増やす
- 食後や歯磨き後など、油分が落ちたタイミングは塗り直す
乾燥しやすい季節や屋外で過ごす時間が長い日は回数を調整しながら、唇の状態にあわせて使うことが大切です。
乾燥によって血色が悪く見えたり、くすみが気になる場合は唇の色が悪いのはなぜ?くすみの原因・対処法|血色を良くするケア方法もぜひご確認ください。
リップクリームのNGな塗り方と習慣

リップクリームは日常的に使うアイテムだからこそ、習慣化している動作が唇に負担をかけている場合があります。気づかないうちに乾燥や荒れを招いてしまわないよう、注意したい行動を確認しておきましょう。
横方向にグリグリ塗る
リップクリームを横方向に強くこすりつけると摩擦が大きく、唇に負担がかかりやすくなります。角質がめくれたり刺激によって乾燥が悪化することもあります。
唇への負担を抑えるため、塗るときは力を入れずに縦方向にやさしくなじませましょう。
唇を舐める・皮をむく
乾燥した唇を舐めると、一時的に潤ったように見えてもすぐに蒸発し、さらに乾燥が進みます。また、皮むけを無理に取ると傷になり、炎症やひび割れにつながることがあります。
気になる場合はこすらず保湿を重ね、皮むけは自然に剥がれるのを待ちましょう。
皮むけの原因や対処法は唇の乾燥・皮剥けの原因と正しい対処法|NG習慣チェック&リップケア完全ガイドで紹介しています。
汚れたリップクリームを使い続ける
食べ物の汚れやファンデーションがリップクリームの表面についたまま使い続けると、唇に雑菌が付着し、荒れの原因になることがあります。
汚れが気になるときは表面をティッシュで軽く拭き取ったり、スティックの場合は先端を少し削って清潔に保つようにしましょう。
保湿効果を高める追加リップケア|スクラブ・バーム

リップクリームの保湿を長持ちさせたい場合は、スクラブやバームを併用した追加ケアも効果的です。角質を整えたり保護膜をつくることで、リップクリームのなじみや持続力をサポートできます。
【保湿を高める追加のケアアイテム】
- リップスクラブ:古い角質をやさしく整え、リップクリームがになじみやすい状態にする
- リップバーム:油分で保護膜をつくり、うるおいを閉じ込めて長時間キープする
スクラブは荒れているときには刺激になることがあるため、状態を見ながら取り入れることが大切です。
唇の荒れが続くときは皮膚科受診も検討を
リップクリームを正しく使っていても荒れや乾燥が長引く場合は、単なる乾燥だけでなく炎症やアレルギー、口角炎など別の原因が隠れていることもあります。
市販のケアでは改善しない状態が続くときは、早めに皮膚科を受診して原因に合った治療を受けることが大切です。
唇の荒れが続いたり、リップで刺激を感じる場合はリップで唇が荒れるのはなぜ?原因から正しいケアまで徹底解説もぜひご確認ください。
まとめ|正しい塗り方でリップクリームの効果を引き出す
唇は乾燥しやすく刺激にも弱いため、日々のケアに少し工夫を加えることが大切です。とくにリップクリームは、塗り方や使うタイミングによって保湿のなじみ方や持続力が変わりやすくなります。
- 唇の状態に合ったリップクリーム(医薬品・医薬部外品・化粧品)を選ぶ
- 塗る前に汚れや余分な角質を整えると、成分がなじみやすい
- 縦方向に薄く均一に塗ると、うるおいが広がりやすい
- メイク前・日中・就寝前で使い方を変えると、保湿の持続力が高まる
正しい塗り方を取り入れることで、リップクリームの保湿効果をしっかり引き出すことができます。毎日のケアで、乾燥しにくいなめらかな唇を目指しましょう。
よくある質問
リップクリームは何回も塗ると逆効果?
塗りすぎは摩擦が増え、かえって唇の負担になることがあります。1日の目安は2〜5回程度で、乾燥が気になるときは軽く塗り足す程度にすると保湿が持続しやすくなります。
リップクリームの塗り方は縦と横に塗るのどっちが正しい?
基本は“縦方向”に塗るのがおすすめです。唇の縦じわに沿って塗り広げることで成分がなじみやすく、均一に浸透させやすくなります。
リップクリームを塗っても乾燥するのはなぜ?
塗る量が少ない・唇の汚れが残っている・選んだ種類が合っていないなどが原因になります。塗る前の下準備と、自分の唇に合ったリップクリーム選びで保湿が続きやすくなります。