似合う眉毛でモテ男に|形の選び方とよくある失敗例、対処法を紹介

眉毛は小さいながらも、顔の印象を大きく左右する重要なパーツです。
「似合う形がわからず放置している」という男性も多いですが、不自然な眉やボサボサな眉では、マイナスイメージになってしまうことも少なくありません。
視点を変えれば、デザイン次第で印象アップにつながるパーツとも言える眉毛。
この機会に似合う形の選び方やよくある失敗例・対策を学び、「モテ眉」を目指してみてはいかがでしょうか。
目次
似合う眉毛で印象アップ
眉毛は顔の印象の約8割を左右すると言われている重要なパーツのひとつです。
そのため似合う眉毛にチェンジするだけでも、仕事やプライベートなどのあらゆる場面で好印象になることが期待できます。
- かっこよくなる
- 清潔感が向上する
- 垢抜けた印象になる
- デキる人に見える
幅広い場面においてイメージアップが図れる、すなわち「モテる」男を目指せるとなれば、眉毛を整える価値は大いにあるでしょう。
こんな形はダサい?|イメージダウン眉
似合う眉毛は好印象につながりますが、未処理や間違った整え方をした場合は、イメージダウンにつながってしまう可能性があります。
- ゲジ眉
- 未処理で形が整えられていない眉
清潔感がなく野暮ったい印象になるおそれがある - まろ眉
- 眉山や眉尻が薄い、またはないことにより眉頭が際立った眉
表情の動きがわかりづらく怖い印象になりがち - カモメ眉
- 眉尻が細く眉山が太いといった翼を広げたカモメのように見える眉
眉の印象が外側に向くため顔が大きく平面的に見え、やや間抜けな印象を与えてしまう - 極端な細眉
- 平成中期に若者の間でブームとなった眉毛の形
「ひと昔に流行した」という印象から時代に取り残されたイメージになりがち
これらの眉は、人によっては「ダサい」と感じる形でもあります。
そのため一般的に好まれる眉にしたい方は、早めに似合う眉毛の形へのシフトを検討したほうが良いでしょう。
モテるメンズ眉|人気デザイン5選
続いて、モテるメンズ眉として人気の定番デザインを5つ紹介します。
- ナチュラル
- 自眉を生かした眉
元の生え方によって形は様々 - ストレート
- 直線的で角度のついた眉
- アーチ
- 曲線的な眉
- 平行
- 眉の上下のラインがどちらも地面に対して平行な眉
- コーナー
- 上方向に傾斜があり眉山の角が目立つ眉
これらは、仕事や私生活などの幅広いシーンで好印象を与えやすい形です。
似合う眉毛を決める際のベースとなる形でもあるため、ここでしっかり覚えておきましょう。
女性に似合うデザインとの違い
似合うメンズ眉を作るには、「女性らしい眉毛の形」と「男性らしい眉毛の形」の違いを知っておくことも大切です。
女性らしい眉毛 | 男性らしい眉毛 | |
---|---|---|
フォルム | 曲線的 | 直線的 |
角度 | 平行もしくは角度が少ない | つり気味 |
目からの距離 | やや遠い | 近い |
長さ | 長い | 短い |
太さ | 細い | 太い |
濃淡 | 馴染む程度の濃さ | 存在感を感じる濃さ |
「男性だから男らしい眉毛にしなければいけない」ということはありませんが、望んでいないのに女性的になってしまうのは避けたいところです。
凛々しさを求める方は男性らしい眉毛を、中性的にしたい方は女性らしい眉毛を意識してデザインに取り組むようにしましょう。
似合う眉毛の形|決め方
自分に似合う眉毛の形を見つける際に、意識したいポイントは以下の3つです。
- 雰囲気
- 輪郭の形
- 目の形や大きさ
各項目で当てはまる眉デザインが異なる場合は、雰囲気に合う形を優先しつつ、輪郭や目の形に合わせて微調整しましょう。
雰囲気
自分の雰囲気に合わせて眉毛の形を整えると、性格と見た目のギャップがなくなり似合って見えます。
- 素朴さがある自然な雰囲気
- ナチュラル眉
- 穏やかで優しい雰囲気
- アーチ眉
- 若々しくキリッとした雰囲気
- ストレート眉
- ナチュラルで中性的な雰囲気
- 平行眉
- 男らしい力強い雰囲気
- コーナー眉
なお、なりたい雰囲気に合わせるのも有効ですが、その場合は眉デザインだけでなく服装や髪型も併せて見直す必要があります。
顔の輪郭
顔の輪郭に合わせて眉デザインを探すと、馴染みがよくあなたの魅力を引き立てる形が見つかります。
- 丸顔
- ストレートアーチ眉
- 卵顔
- ストレート眉
- ベース顔
- コーナー眉
- 面長顔
- 平行眉
- 逆三角顔
- 平行アーチ眉
以下で、輪郭タイプ別の似合う眉毛の形を見ていきましょう。
丸顔|ストレートアーチ眉
丸顔の方に似合うのは、直線と曲線をミックスした「ストレートアーチ眉」。
丸顔には純粋なアーチが似合うと思われがちですが、男性の場合はカーブが強いと可愛らしくなりすぎてしまう可能性があります。
そのため、直線的な要素を組み込んで、丸みのある輪郭に馴染みながらも男性らしさを損なわない形に仕上げるのがポイントです。
卵顔|ストレート眉
丸みとシャープさを兼ね備えた卵顔の方は、「ストレート眉」にすることでよりキリッとした印象になります。
しかし、あまりにも角度があるストレート眉は、曲線的な輪郭と合わずチグハグな印象になってしまうことも。
やや平行寄りの角度を意識することで、顔のバランスが整い似合う眉毛に仕上がります。
ベース顔|コーナー眉
骨っぽく直線的な印象が強いベース顔の方は、眉山に角度がある「コーナー眉」にすることで、より男性らしさが引き立ちます。
柔らかい雰囲気にしたい場合は、眉山をややアーチ気味にして優しさを演出すると良いでしょう。
ただし、カーブが強すぎると角張った輪郭とのギャップにより、ミスマッチな印象になることがあるため注意が必要です。
面長顔|平行眉
顔の形が縦に長い面長顔の方は、「平行眉」にすることで横方向に意識が向き、顔全体のバランスが整います。
また少し太めにすることで、さらに顔の長さを目立たなくさせることが可能です。
一方で角度の強いストレート眉やカーブがきついアーチ眉は、顔の長さを強調してしまうおそれがあるため気をつけましょう。
逆三角顔|平行アーチ眉
顎のラインがかなりシャープな印象がある逆三角顔の方には、鋭さをマイルドにする「平行アーチ眉」がおすすめです。
柔らかい印象になりすぎる場合は、眉頭から眉山にかけてストレートの要素を足すことで、引き締まった顔立ちに仕上がります。
ただし、角度をつけすぎるのは要注意。
きつい印象になってしまうことがあるため、あくまでも平行寄りの角度を意識しましょう。
目の形
より顔に馴染む眉毛にするには、目の形を意識することも大切です。
- 一重まぶた|やや細めの眉
- スッキリした印象がある一重まぶたの方は、太さのある眉だと目元の存在感が負けてしまうことがあります。そのため、やや細めの眉にするのがおすすめです。
- 二重まぶた|ナチュラルな太さの眉
- もともと目力があるため主張の強すぎないナチュラルな太さの眉が適しています。細くしすぎてしまうと眉毛だけ必要以上に貧相に見えてしまうため注意が必要です。
- つり目|角度のある眉毛
- つり目の方には、目と眉が平行になる程度の角度がある眉毛の形がおすすめです。平行に近づくほど目尻側の距離が短くなり、つり目を強調してしまうため気をつけましょう。
- たれ目|平行気味の眉
- 角度の少ない平行気味の眉にすることで、下がった目尻とバランスが取れた眉毛になります。眉頭より眉尻を下げてしまうと不自然に見えるため注意しましょう。
このように、目の形は眉の角度と太さを決める大事な指針になります。
同じ形であってもこの2点が異なるだけで大きく印象が変わるため、自分の目の形をよく観察して、適したバランスに仕上げることが大切です。
似合う眉づくり|よくある失敗と対策
なりたい眉毛の形が決まった方の中には、「今すぐ整えよう」と意気込んでいる方もいるのではないでしょうか。
しかし、眉毛づくりでよくある失敗を知らずに取り掛かってしまうと、過去の失敗者の二の舞になってしまうかもしれません。
- バランスが悪い
- 剃りすぎ
- メイクが不自然
顔に馴染む似合う眉毛を手に入れるには、失敗例と対策を学ぶことが必要不可欠です。
以下で詳しく説明するので、しっかり頭に入れておきましょう。
バランスが悪い|黄金比を使う
似合う眉毛の形がわかっても、いざ描いてみたらバランスが悪くなってしまった」というケースがあります。
これは、眉毛のサイズが顔やパーツの大きさに合っていないことが主な原因です。
バランスやサイズに関する失敗を防ぐためには、「眉毛の黄金比」を知り基準を明確にしておく必要があります。
以下で、各項目の黄金比の基準を画像とともに紹介します。
詳しい測り方については眉毛の黄金比とは|似合わないこともある?基準値や具体的な測り方を解説をご確認ください。
全体のバランスと角度
- 眉毛全体のバランス
- 眉頭から眉山までの距離と眉山から眉尻までの距離が2:1
- 眉毛の角度
- 眉頭から眉山に向かって10〜15度
眉頭・眉尻・眉山の位置
- 眉頭の位置
- 小鼻からの延長線上
- 眉尻の位置
- 小鼻から眉尻を結んだ延長線上
眉頭と同等もしくは高い位置 - 眉山の位置
- 黒目の外側から目尻の間
太さ
- 全体的な太さ
- 目の縦幅と同じか3分の2程度
- 部分ごとの太さ比率
- 眉頭3:眉山2:眉尻1の比率
剃りすぎた|アウトラインを書く
いきなりカミソリを持って処理を始めると、「いつの間にか細くしすぎてしまった」という失敗がよく起こります。
このような失敗を防ぐには、アイブロウペンシルでアウトライン(外枠)を書くのが有効です。
「これ以上は剃らない」という基準を決めておくことで、剃りすぎによる失敗を大幅に避けることができます。
詳しい内容は初めてでも失敗しない!男性の眉毛の整え方ガイド
で解説しています。
また眉毛1本1本を短くしすぎて人相が悪く見えるのも、剃りすぎによる失敗にあたります。
どのぐらいの長さが適切か知りたい方は男性の眉毛は4mmが理想?長さの決め方やシェービング術を解説をご確認ください。
メイクが不自然|色選択と筆圧に注意
男性は化粧をする機会が少ないため、慣れていないがゆえに不自然な眉メイクになってしまうことも多くあります。
- 色の選択ミス
- 筆圧が強すぎる
メイクで眉の色むらを整えるときれいに見える効果が期待できますが、違和感のある眉毛になってしまうのでは元も子もありません。
自然な仕上がりにするためにも、以下の対策ポイントを意識しましょう。
色の選択ミス
髪色とミスマッチな眉色は、顔のバランスを損ねて違和感をもたらす可能性があります。
失敗しないためには、「髪色よりワントーン明るめ」な色を選択するのがおすすめです。
しかし厳密には個々で似合う色は異なるため、目の色や肌の色をよく観察したうえでカラー選択をする必要があります。
詳しい眉色の選び方は黒髪で茶色の眉毛はおかしい?おすすめの色や垢抜け術を解説を参考にしてください。
筆圧が強すぎる
濃くてはっきりした眉毛の方が男性らしさが出ると言われていますが、筆圧が強く塗りつぶすような描き方をしては不自然になってしまいます。
アイブロウペンシルで自然な眉毛に仕上げるためには、色鉛筆で風景画を描くような優しいタッチを心がけることが大切です。
またペンシルの扱いが苦手という方は、パウダータイプのアイブロウコスメを使用して、優しい発色の馴染む眉毛を目指しましょう。
似合わせ眉で困ったらプロに任せる
眉毛の形を決めたり整えたりするのは、少なからずセンスが必要です。
「自分のセンスに自信がない」「セルフケアでは上手くいかなかった」という方は、以下の方法でプロに任せてみるのも良いでしょう。
理容室 | 眉サロン | 眉アートメイク | |
---|---|---|---|
コスト(1回) | 3000円程度 | 6000円程度 | 5万円程度 |
通う頻度 | 1ヶ月に1回 | 1ヶ月に1回 | 1〜2年に1回 (色素定着後) |
おすすめの人 | 希望デザインが決まっていて安価に眉毛処理をしたい人 | デザインを相談しながら自眉を整えたい人 | デザインを相談してメイク不要の整った眉にしたい人 |
理容室
理容室(床屋)は美容室とは異なりカミソリを扱うことができるため、多くの場合眉毛のシェービングにも対応しています。
1回3000円程度と安価ですが、お客様が要望する形に整えることがメインであるため、デザインの提案は得意でないというお店も多いです。
そのため理容室は、「希望のデザインは決まっているけれど自分で処理するのが苦手」という方に向いています。
眉サロン
眉毛処理の専門店である眉サロンでは、主にワックス脱毛やシェービング、パーマなどを使い眉毛の形を整えます。
似合う眉毛に悩んで来店する人も多く、デザインの提案を強みとしているのが特徴です。
しかし、毛が生えていない部分へのアプローチはできないため、“抜きすぎて生えてこない方”や“色むらがある方”にはあまり向いていません。
また自眉がしっかりある方も、自己処理直後に行ってしまうとデザインの幅が狭くなってしまうため注意しましょう。
詳しくは眉毛サロンに行く前はボサボサ眉に!隠し方や事前準備について解説をご確認ください。
眉アートメイク
眉アートメイクとは、水や摩擦で落ちない眉毛を年単位で維持できる医療メイクのことです。
デザイン技術を学んだ看護師が、専用の針を使い皮膚にインクを入れるため、眉毛が生えない部分もノーメイクできれいな形を保てます。
また、1〜3回施術を繰り返して色が定着した後は1年ほどは通院の必要がないため、通う手間が少ないのも特徴です。
メイクと聞くと女性のイメージが強い方も多いかと思いますが、近年、本物のように見える自然さから男性人気も高まっています。
症例写真
施術前は眉尻の毛が少なくぼんやりした印象でしたが、アートメイクで平行気味に眉毛を描き入れたことで、知的さと柔らかさを兼ね備えた雰囲気に変化しました。
やや釣り上がり気味の眉をアートメイクで角度調整したことにより、男性らしさを保ちながらも優しい印象に。
また眉尻がシャープになったことで、清潔感がアップしています。
まとめ
ここまでの内容を踏まえて、大切なポイントを以下にまとめました。
- 眉毛は顔の印象の約8割を左右すると言われている重要なパーツのひとつ
- 似合う形に整えることで、仕事やプライベートで好印象を与えることができる
- 男性と女性では似合う眉デザインに違いがある
- 自分に似合う眉毛の形を探す際には、「雰囲気」「顔の輪郭」「目の形」を意識するのがポイント
- バランスの良い眉毛にするには「黄金比」を活用するのが大切
- 眉毛のセルフケアに困ったら眉毛のプロに任せる手段もある
似合う眉毛にするだけでも、仕事や私生活にプラスな影響を大きく与えます。
これを機に、あらゆるシーンで好印象を与える「モテ眉」を目指してみてはいかがでしょうか。
よくある質問
眉毛を整えてるとナルシストに見えませんか?
近年ではきれいに整えるのが当たり前になってきているため、ナルシストと思われてしまうことはまずありません。
眉がボサボサだとかえって印象が悪くなってしまうこともあるため、「男が眉毛を整えるなんて恥ずかしい」など心配がある方は、自然に見えるナチュラル眉テイストに整えるのがおすすめです。
左右差がある眉毛はどのように整えたら良いですか?
左右の眉毛の差を把握し、眉頭、眉山、眉尻の位置と高さを揃えるように、メイクで描き足したり、ハサミやカミソリでカットしたりして調整します。
しかし、左右差が大きい眉毛の処理は難しく、失敗のリスクが高くなりがちです。
一度失敗してしまうと生え揃うまで1ヶ月程度かかってしまうため、自己処理に不安があればプロに相談するのが安心です。
セルフで左右差を整えたい方は、左右非対称な眉毛の原因とは?眉毛の高さが違うときの治し方を参考にしてください。