似合う眉毛の形の見つけ方|黄金比や顔タイプで垢抜け眉を手に入れよう

似合う眉毛の形の見つけ方|黄金比や顔タイプで垢抜け眉を手に入れよう

顔の印象を左右する大事なパーツの一つである眉毛。
しかし似合う形がわからず、違和感を感じたまま放置してしまっている方も少なくありません。
本記事では、黄金比や顔タイプを使った似合う眉毛デザインの見つけ方を紹介します。
自分の魅力を高める眉毛の形を知り、垢抜け顔を目指しましょう。

なお、こちらの記事は女性向けの内容となっております。
男性向けの似合う眉毛の形についてお調べの方は似合う眉毛でモテ男に|形の選び方とよくある失敗例、対処法を紹介
を参考にしてください。

似合う眉毛の基本|黄金比と定番の形

眉毛の黄金比の基準値
眉毛の形を決める際は、人間が意識せずとも美しさを感じる比率である「黄金比」を用いるのが基本です。
この比率をもとにデザインにするだけでも、違和感のない眉毛の形に仕上がります。

【眉毛の黄金比|基準値】

眉頭の位置
小鼻からの延長線上
眉尻の位置
小鼻と目尻を結んだ延長線上
眉頭と同様もしくは上の位置
眉山の位置
小鼻の外側から黒目の外側を結んだ延長線上
眉頭から横に約3分の2の位置
眉の角度
10度が標準値
眉の太さ
目の縦幅と同じか3分の2程度
眉頭3:眉山2:眉尻1の比率

しかし、黄金比は似合う眉毛の形を見つける一つの目安に過ぎません
「比率を合わせてもなんだかしっくりこない」と感じる場合は、太さや長さを足し引きしてバランスを整えましょう。

眉毛の黄金比について詳しく知りたい方は眉毛の黄金比とは|似合わないこともある?基準値や具体的な測り方を解説をご確認ください。

バランス調整|印象変化

眉デザインを調整する際は、なりたい印象をイメージして行うことが大切です。
調整することでどのように印象が変わるかは、以下を参考にしてください。

【眉バランスで変わる顔の印象】

  • 眉頭の位置
    内側:凛々しい
    外側:柔らかい
  • 眉尻の位置
    長い:大人っぽい
    短い:あどけない
  • 眉毛の太さ
    太い:カジュアル
    細い:エレガント
  • 眉毛の角度
    大きい:かっこいい
    小さい:可愛らしい
  • 眉山の位置
    内側:愛らしい
    外側:ハンサム

また、目と眉の距離によっても顔の印象は大きく印象が変わります。
詳しくは目と眉毛の間が広いとどんな印象?|原因・眉毛と目の距離を近くする方法を解説をご確認ください。

眉毛の定番デザイン|名称とイメージ

定番の眉毛デザイン
眉毛の定番デザインとそれぞれの特徴を覚えておくと、似合う眉毛の形を探す際の指針になります。

【眉毛の定番デザイン】

アーチ眉

曲線的な眉のこと全般。
カーブの強さにより緩めアーチ、平行アーチなどと呼び方は様々。
丸いイメージであるため、一般的には女性らしい柔らかい印象を与える形と言われている。

平行眉
眉の上下の線にくわえて、地面にも平行な角度の眉毛のこと。
親しみやすい印象で、知的なイメージを与えるデザイン。
直線(ストレート)眉
眉の上下の線が平行で、上向きに角度がある形の眉毛のこと。
キリッとしたクールな印象をもたらして、大人の落ち着きを感じさせるデザイン。
同じ角度で眉山がはっきりあるタイプの形を上がり眉と呼ぶこともある。

これらの名称は眉デザインの基本となる情報のため、よく覚えておきましょう。

さらに似合う眉毛デザイン|顔タイプ別

顔タイプ別の似合う眉毛の形
さらに似合う眉毛の形を見つけるには、「顔タイプ診断」を活用するのがおすすめです。
ここでいう顔タイプ診断とは、輪郭やパーツの形をもとに4つのグループに分類し、似合うファッションやメイクを知るための理論のことです。
目や鼻、フェイスラインの形などをもとにタイプ分けするため、黄金比以上に顔全体の雰囲気に合った眉毛の形を見つけられます。

【顔タイプ比較表|特徴や印象】

タイプ 顔の形 特徴 印象 似合う眉毛の形
フレッシュ
子供顔×直線
・丸顔
・ベース顔(横長)
・平面的な顔立ち
・直線的なパーツが多い
・輪郭やパーツに骨っぽさがある
・爽やか
・若々しい
・親しみやすい
短め平行眉
キュート
子供顔×曲線
・丸顔 ・平面的な顔立ち
・丸みがあるパーツが多い
・輪郭やパーツに骨っぽさがない
・可愛い
・ベビーフェイス
・ふんわり
短めアーチ眉
クール
大人顔×直線
・卵顔
・面長
・ベース顔(縦長)
・標準的または立体的な顔立ち
・直線的なパーツがおお
・輪郭やパーツに骨っぽさがある
・凛々しい
・大人っぽい
・都会的
長めのストレート眉
フェミニン
大人顔×曲線
・卵顔
・面長
・標準的または立体的な顔立ち
・丸みがあるパーツが多い
・輪郭やパーツに骨っぽさを感じない
・華やか
・女性らしい
・エレガント
長めのアーチ眉

該当項目にばらつきがある方は、当てはまる特徴が多いタイプを参考にしてください。

なお顔タイプ診断を用いて眉毛の形を決める際は、普段のファッションと顔の印象に乖離がないかを確認しておくことも重要です。
差が大きく違和感を感じる場合は、服装や髪型などの雰囲気と顔タイプのバランスを見ながらデザインを決めるようにしましょう。

ここからは、それぞれの顔タイプに似合う眉毛の形について詳しく解説していきます。

短めストレート眉|フレッシュタイプ

【フレッシュタイプの特徴|似合う眉の傾向】

  • 顔の長さが短い→短め眉
  • 直線的パーツが多い→平行眉

子供顔×直線のフレッシュタイプの方には、顔の横幅に合わせた“短め平行眉”がおすすめです。
さらに、太めにすることでナチュラルで親しみやすいという特徴に馴染む眉毛に仕上がります。
また印象を変えたい場合は、大幅に長さを変えずに調整するのがポイントです。
キリッとさせたい場合は短めストレート、可愛いらしくしたい場合は短めアーチを意識しましょう。

短めアーチ眉|キュートタイプ

【キュートタイプの特徴|似合う眉の傾向】

  • 顔の長さが短い→短め眉
  • 曲線的パーツが多い→アーチ眉

子供顔×曲線キュートタイプの方には、パーツの丸みにマッチする“短めアーチ眉”がよく似合います。
また眉頭を少し離して描くことで、ベビーフェイスな印象にマッチするやわらかい雰囲気の眉毛が完成します。
顔の長さが短いタイプなので、大人顔を目指して細長すぎる眉毛にするとアンバランスな印象になってしまうことも。
洗練された雰囲気にしたい場合は、カーブを緩めて眉尻をややくっきり描くと良いでしょう。

長めのストレート眉|クールタイプ

【クールタイプの特徴|似合う眉の傾向】

  • ・顔が縦長→長め眉
  • 直線的パーツが多い→ストレート眉or平行眉

大人顔×直線のクールタイプの方には、面長感をカモフラージュする“長めのストレート眉”がぴったりです。さらに眉頭をやや近めに描くことで、このタイプの特徴である引き締まったかっこいい印象を引き立てます。
また優しい印象にしたい場合は、長さのある平行眉にすることで知的ながらも親しみやすいイメージに。
ただし、アーチなどの曲線的なデザインは凛々しいイメージとのギャップで不自然に見えることがあるため、挑戦する際は気をつけましょう。

長めアーチ眉|フェミニンタイプ

【フェミニンタイプの特徴|似合う眉の傾向】

  • 顔が縦長→長め眉
  • 曲線的パーツが多い→アーチ眉

大人顔×曲線のフェミニンタイプの方は、緩やかな“長めのアーチ眉”に整えることで、持ち前のやわらかく女性らしい雰囲気がより引き立ちます。
またこのタイプは角が目立つ眉が苦手なので、シャープな印象を演出したい時は眉山が丸めの“平行アーチ眉”にするのがおすすめです。
なお、太めのふんわりした眉もエレガントさと差ができて違和感が生じることがあるため、やや細めを意識するようにしましょう

似合う眉毛は形だけでは決まらない

眉毛が薄い女性と濃い女性
似合う眉毛にするためには、形だけでなく“カラー”や“濃淡”も意識することが大切です。
「形は似合っているのになんだかパッとしない」という場合は、この2点を見直してみましょう。

眉毛のカラー

眉毛の色は、髪色よりもワントーン明るい色を選ぶのが基本です。
しかし厳密には瞳や肌の色によって似合うカラーは異なるため、様々な角度から自分の雰囲気に調和するものを探す必要があります。

眉色の選択方法については黒髪で茶色の眉毛はおかしい?おすすめの色や垢抜け術を解説で詳しく解説しています。
黒髪以外の方のカラー選択にも活かしていただける内容となっておりますので、ぜひ参考にしてください。

眉毛の濃淡

同じ色の眉毛でも、濃淡の違いにより大きく印象が変わります

【眉の濃さによる印象の違い】
濃い眉毛:凛々しい〜少し古い印象
薄い眉毛:優しい〜幸薄そうな印象

極端に濃さや薄さが目立つ眉毛は、顔全体の印象を損ねてしまう可能性があります。
薄い場合はペンシルやパウダーで描き足し、濃い場合は眉マスカラや間引きなどで調整するようにしましょう。

眉毛の間引きについては眉毛の間引きとは|やり方やメリット、失敗しないためのコツを解説を参考にしてください。

眉毛のプロに任せるという選択も

「セルフケアでは似合う眉毛を作れなかった」という方は“眉サロン”“アートメイククリニック”でプロに任せることも検討してみましょう。

眉サロン アートメイク
メリット コストが数千円程度と比較的安価 1〜3回の施術で似合う眉が数年単位で持続する
デメリット 月に1回ペースで通う必要がある 1回あたり5万円前後の費用がかかる
おすすめの方 ・自眉がしっかりある方
・手軽な価格で通いたい方
・自眉が少ない方
・メンテナンスが面倒な方

眉サロン

眉サロンとは、シェービングやワックス脱毛などで眉の形を整えてくれる美容施設のことです。生えている部分を処理することに特化しているため、主に自眉がしっかりある方に向いています
なお眉サロンに行くことが決まったら、きれいに処理してもらうためになるべく毛を生やしておくのがベターです。
眉サロンでアイブローの管理を任せたいという方は、眉毛サロンに行く前はボサボサ眉に!隠し方や事前準備について解説を読んでからいくと良いでしょう。

アートメイク

アートメイクとは、皮下に色素を彫り入れて長期間きれいな眉を持続できる医療施術のことです。
シェービングや脱毛のように毛を処理するのではなく、地肌に色を入れる手法のため、自眉が少ない方でも理想のデザインを維持することが可能です。
また自眉がしっかりある方も、アートメイクを入れると自己処理やメイクなどのガイドラインになるため、セルフケアを楽にすることができます。

症例写真

眉毛アートメイク症例写真
アーチ眉だったセルフメイクから一変して、ストレート眉に仕上げた症例です。
目の縦幅やパーツの大きさに合わせて少し太めにすることで、より目力を感じる顔立ちに変化しています。

眉毛アートメイク症例写真
やや垂れ下がり気味の眉を、ゆるアーチ眉にした症例です。
眉尻を上げて少し細めにしたことで、大人っぽいフェミニンな印象になり垢抜けました。

まとめ

ここまでの内容を振り返り、大切なポイントを以下にまとめました。

  • おおよその似合う眉毛の形は「黄金比」で見つけることができる
  • デザイン調整する際はどんなイメージになりたいかを想像しながら行うのがポイント
  • 「顔タイプ診断」を活用することで骨格だけでなく顔の雰囲気にも似合う眉の形が見つかる
  • 似合う眉毛を作るためには眉毛の色や濃淡を意識することも大切
  • セルフケアでうまく似合う眉毛を作れない場合は「眉サロン」や「アートメイク」に頼るのもおすすめ

似合う眉毛の形を見つけるには、自分の顔立ちをよく観察して試してみることが大切です。
今回紹介した黄金比や顔タイプをもとに、ご自身に合う垢抜け眉を見つけてみてください。

よくある質問

似合う眉毛の形は年齢によっても変わりますか?

年齢によっても似合う眉毛の形は異なります。
一般的には20代は「短めナチュラル眉」、30代は「長めでシャープな眉」、40代以降は「やや太めでグラマラスな眉」が似合うとされています。
ずっと同じ眉の形なのに似合わなくなってきたという方は、年齢に合わせてデザインを変化させると良いでしょう。

プロに任せる以外に似合う眉の形がわかる方法はありますか?

プロに任せる以外では、眉毛診断機能があるアプリの使用もおすすめです。
顔写真でシミュレーションができるものから、AIが顔タイプを診断してくれるものまで様々な種類があります。
手軽にできるのが利点ですが、光の具合や環境によって診断結果に差が出ることがあるため、あくまでも目安として活用するのが良いでしょう。

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