韓国アートメイク完全ガイド|相場やデザイン、旅行中の注意点を解説

「韓国でアートメイクを受けてみたいけれど、安全性は大丈夫?」「日本で受けるのと何が違う?」と気になっていませんか。
SNSでは韓国でアートメイクを受けた体験談や症例写真などを目にする機会も多く、韓国旅行にあわせて施術を検討している方もいるでしょう。
このページでは、韓国と日本のアートメイクの違いやメリット・デメリット、施術の流れ、クリニック選びのポイント、旅行中の注意点などについて詳しく解説します。
目次
そもそもアートメイクってなに?

アートメイクとは、極細の針で眉や唇などに色素を注入する施術のことです。
基本的には2〜3回の施術で色や形が整い、その後は1〜3年ほどで自然に薄くなります。
眉毛が薄い方やメイクを時短したい方、アクティブな生活スタイルの方などに選ばれています。
▶アートメイクの詳細はこちら
韓国でアートメイクを受けても大丈夫?日本との違い
韓国でもアートメイクを受けることはできますが、日本とは費用や人気のデザイン、安全面、法制度などに違いがあります。
| 日本 | 韓国 | |
|---|---|---|
| 人気デザイン | 自眉を生かしたナチュラル眉 | 存在感を抑えた眉 |
| 費用の相場(2回分) | 10〜15万円 | 1〜5万円 |
| 安全面 | トラブル時に直接相談しやすい | 帰国後になにかあっても相談しにくい |
| 法制度 | 医療行為 (医師または医師の指示を受けた看護師が施術する) |
制度移行期 (27年10月から免許制度を施行予定) |
韓国で人気のデザイン

日本のアートメイクでは、自眉を生かした毛並み感のあるナチュラル眉が人気ですが、韓国では、存在感を抑えたやわらかい印象の眉が人気を集めています。
眉の形は、直線的な「平行眉」や、平行眉をベースに眉尻へ向かって緩やかなカーブをつけた「平行アーチ眉」などが定番です。
韓国で定番のアートメイクメニュー

日本と韓国でアートメイクの基本的な技法に大きな違いはありませんが、同じような技法でも日本とはメニュー名が異なる場合があります。
-
- 自然眉(3D・4D・アンバー技法)
- 眉毛を1本ずつ描く技法。自眉の毛流れを生かした自然な毛並みの眉になる。
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- シャドウ眉(パウダー・グラデーション技法)
- 細かな点状に色素を入れる技法。パウダーでメイクをしたようなふんわりとした仕上がりになる。専用マシンでつくるパウダーは、オンブレ眉と呼ばれることも。
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- コンボ眉
- 自然眉とシャドウ眉を組み合わせたメニュー。毛並みを表現しながら適度な濃さや立体感を加えられる。
料金体系・相場
日本の眉アートメイクは2回セットで10〜15万円が目安となりますが、韓国の場合は1回1〜5万円で、リタッチ込み(2回目無料)のケースが比較的よくみられます。
リタッチ込み価格の場合、基本的に初回施術から2カ月無料・半年無料などの期限が設けられているため、事前に確認しておくことが大切です。
なお、料金がウォン表記の場合は、日本円に換算した金額も確認しておきましょう。
- 10ウォン(KRW)は約1.16円
- 50万ウォンの場合5万8000円前後
※リタッチが別料金の施設もあるため、事前にご確認ください
※渡韓する際は、正確なレートをご確認ください
アートメイクに関する法制度
日本のアートメイクは「医療行為」に当たるため、医師または医師の指示を受けた看護師が医療機関で施術を行う決まりになっています。
韓国でもこれまで、アートメイク施術は原則として医療従事者に限られていましたが、2025年に一定の要件を満たした非医療従事者にも施術を認める法律が成立しました。
新制度は2027年10月29日に施行される予定で、施行後は、国家試験に合格して新しい免許を取得した人が施術を行う制度へ移行します。
- 医療従事者のみが施術できる仕組みを見直し、一定の専門知識や技術を持つ非医療従事者も施術できる資格制度に整備し直している
- 新制度の施行後2年間は経過措置が設けられており、一定の要件を満たしていれば、新しい免許を取得する前でも施術できる特例がある
- そのため制度が整う2029年10月までは、施術者・施設の情報を特に注意して確認することが大切
参考:KBS WORLD「非医療従事者のタトゥー施術 33年ぶりに合法化」
韓国 国家法令情報センター|文身師法
韓国でアートメイクを受けるメリット

韓国でアートメイクを受けるメリットとして、費用を抑えやすいことや、デザイン・技法が豊富であること、クリニック数が多いことなどが挙げられます。
施術費用を抑えやすい
韓国の眉毛アートメイクは、基本的に1回1〜5万円(リタッチ込み)で受けられます。
日本のアートメイクが10〜15万円(2回セット)であることを踏まえると、旅費を入れても費用を抑えやすい傾向があります。
- 航空券(往復):3〜8万円ほど
- ホテル代(1泊):1〜2万円ほど
- アートメイク(リタッチ込み):1〜5万円ほど
※リタッチが別料金の店舗もあります
ただし、同じ施設でリタッチを受けるために再び渡韓する場合は、追加の旅費も必要になります。
施術料金だけでなく、渡航費や宿泊費、リタッチにかかる費用まで含めて比較しましょう。
施術メニューが豊富
韓国では、眉毛やリップといった定番の部位だけでなく、乳輪の色調・サイズ調整や肉割れ線のカバーなど、さまざまなアートメイクが提供されています。
希望する仕上がりやお悩みに合わせて、メニューを選びやすい点もメリットです。
- 美容目的
眉毛、アイライン、リップ、へアライン、頭皮(SMP)、ほくろ、涙袋 など - 傷跡などをカバーする目的
白斑症、傷痕再建、乳輪・乳頭、ふくらはぎ、臀部、腹部、太もも、肉割れ線、リストカット跡 など
※施設によって提供している施術は異なるため、必ず受診する店舗のメニューをご確認ください
▶涙袋アートメイクとは
▶ニップルアートメイク(乳輪・乳頭)とは
美容系のクリニックが多い
韓国では、ソウルなどの都市部を中心に美容医療を扱うクリニックが多く、アートメイクを提供している施設も多数あります。
選択肢が多いため、希望するデザインや施術メニュー、滞在先などの条件に合わせて施設を探しやすい点はメリットといえるでしょう。
- 江南(カンナム)・新沙(シンサ)
美容皮膚科や美容外科が集まる代表的なエリア。ラグジュアリーな雰囲気の店舗が多い。クリニックによっては日本語サポートも充実している。 - 明洞(ミョンドン)
観光やショッピングとあわせて立ち寄りやすいエリア。外国人観光客が多く、日本人向けの通訳が常駐しているクリニックもある。
韓国でアートメイクを受けるデメリット

韓国でアートメイクを受けるデメリットとしては、日本語が通じない場合がある、健康被害のリスクがある、リタッチのために再び渡韓が必要になるなどが挙げられます。
日本語が通じない場合がある
韓国には日本人向けのクリニックもありますが、すべての施設で日本語が通じるわけではありません。
アートメイクでは、形や色味などを施術者と細かくすり合わせる必要があるため、十分に意思疎通ができないと、希望するデザインに仕上がらない可能性があります。
クリニックを選ぶ際は、日本語に対応できるスタッフの有無を確認しておきましょう。
健康被害のリスクがある
韓国に限ったことではありませんが、アートメイクを提供する施設によって、衛生管理や施術体制などが異なる場合があります。
韓国消費者院によると、2013年1月~2016年6月の3年半で、アートメイク(半永久化粧)に関連する危害事例(施術後の痛みや炎症など)が77件寄せられています。
過去には、アイライン施術後にかすみ・異物感が生じたケースや、施術中に染料が目に入り痛みを感じたケース、リップ施術後に水疱が生じたケースなども報告されています。
日本人が巻き込まれた事例も
韓国では過去に、日本人観光客を対象に違法なアートメイク施術を行っていた店舗が摘発された事例もあります。
2012年、ソウル・明洞で眉や唇への違法な施術を行っていた3店舗が警察に摘発され、店舗経営者や施術者、観光ガイド、無資格のマッサージ師など計65人が医療法違反の疑いで書類送検されました。
参考:東亜日報|日本人観光客への違法施術に関する報道
※施術を受けた日本人観光客に具体的な健康被害が生じたとは報じられていません
※日本でも違法なアートメイク店舗が摘発された事例はあります
アフターケアが受けにくい
アートメイク後は、赤みや腫れ、かゆみなどが生じやすいため、経過によっては施術したクリニックへの相談が必要になることがあります。
しかし韓国で施術を受けた場合、帰国後に気になる症状が出ても、すぐに施術先を受診できないというデメリットがあります。
クリニックを決める際は、帰国後の相談方法やオンラインでのサポート体制などを確認しておくことが大切です。
リタッチのために再び渡韓する必要がある
アートメイクでは、定着状態に応じて1〜3カ月後にリタッチ(2回目以降の施術)を行う場合があります。
同じクリニックでのリタッチを希望する場合は再渡韓が必要となるため、航空券や宿泊費も考慮しておきましょう。
なお、帰国後に日本でリタッチを希望しても、他院施術の場合はリタッチ料金が適用されないことがあるため注意が必要です。
韓国でアートメイクを受けるまでの流れ

ここでは韓国でアートメイクを受ける際の、予約から施術までの一般的な流れをご紹介します。
- アートメイクの店舗探し
- 予約
- 訪問
- カウンセリング・施術
- アフターケアの説明
アートメイクの店舗探し
まずはWebサイトやInstagramなどのSNSを活用して、アートメイクの店舗情報を収集します。
日本語での対応が可能か、症例写真が豊富に掲載されているか、施術者の経歴・実績が確認できるか、衛生管理について説明されているかなどをチェックしましょう。
- 日本語対応・通訳の有無
- 症例写真(加工の有無)
- 料金表記(ウォン・円)
- クリニックの信頼性・衛生管理
- 施術を受けられない人の条件
- アフターケアの内容
- リタッチの料金・期限・条件
- 支払い方法(手数料の有無)
予約
店舗が決まったら、Webサイトのフォームや公式LINEから、訪問日時や施術メニューなどを選択します。
日程やデザインが決まったら、注意事項や周辺地図などが送られてきます。
トラブルを防ぐため、注意事項にはきちんと目を通しておきましょう。
※アイライン施術の場合、マツエクは予約日までに外す、コンタクトケースとメガネを持参するなど
訪問
渡韓前に、支払い方法も確認しておきましょう。
店舗によってはカードの場合、手数料が上乗せされるケースもあるため、事前に確認し、必要に応じて現金を用意しておくと安心です。
施術当日は、時間に余裕をもって店舗に向かい、まずは受付を済ませましょう。
カウンセリング・施術
アートメイクでは、施術前のカウンセリングで希望するデザインや色味、仕上がりのイメージなどを施術者とすり合わせます。
事前に症例写真を確認し、希望に近いデザインを保存しておくとスムーズです。
眉毛アートメイクの場合、施術時間は1〜2時間程度で、軽くひっかかれるようなチクチクした刺激を感じる場合があります。
※痛みの感じ方には個人差がありますが、表面麻酔クリームを使用するため軽い痛みであることがほとんどです
アフターケアの説明
施術後は、施術部位の扱い方や洗顔・入浴、メイクなど、ダウンタイム中の過ごし方について説明を受けます。
クリニックによっては、施術部位の乾燥を防ぎ保護するために、再生クリームや軟膏などが処方・案内される場合もあります。
韓国旅行中にアートメイクを受ける際の注意

韓国旅行にあわせてアートメイクを受ける場合は、施術前後の予定にも注意が必要です。
ダウンタイムも考慮して、余裕のあるスケジュールを組みましょう。
- 施術前:
ほかの美容施術も検討している場合は、同日施術の可否やアートメイクとの治療間隔についてクリニックに確認しておく。 - 施術後:
飲酒や激しい運動、サウナなどは一定期間控える。特に韓国式のサウナ(チムジルバンや汗蒸幕)を楽しみたい方は、施術前の日程に組み込むことがポイント。
韓国で受けたアートメイク、これって失敗?施術後に気になる症状

アートメイクの施術後は、色が濃く見えたり、眉毛周辺にかゆみが出たりすることがあり、「失敗したのでは?」と不安になる方もいるでしょう。
ここでは、アートメイク後に気になりやすい症状と対処法について解説します。
眉毛周辺がかゆい
眉アートメイクの施術後は、皮膚が回復する過程で薄いかさぶたができることがあり、眉毛周辺にかゆみを感じる場合があります。
かゆみが出ること自体は失敗ではありませんが、強いかゆみが続く場合や、腫れ・痛みなどを伴う場合は、施術を受けた医療機関や皮膚科に相談しましょう。
色が濃すぎる

アートメイクの施術直後(2〜3日)は、完成時よりも色が濃く見えることがあります。
その後、数日~1週間ほどで薄いかさぶたや皮むけが落ち着き、数週間かけて徐々に色味がなじんでいきます。
「色が濃い」と感じても、自己判断でこすったりピーリングしたりせず、まずは経過を確認しましょう。
色素が変色した
アートメイクの色素は時間の経過とともに徐々に薄くなりますが、その過程で赤みやオレンジっぽさなどが目立つことがあります。
変色の程度は、使用した色素の種類や配合、施術方法、肌質などによって異なるため、クリニックの口コミなどで事前に確認しておくと安心です。
色味が気になる場合は、状態に応じてリタッチや除去などを検討しましょう。
左右差や形が気になる
アートメイクの施術直後は赤みや腫れなどによって、一時的に左右差が目立って見える場合があります。
そのため、まずはダウンタイムが落ち着くまで経過をみましょう。
それでも左右差や形が気になる場合は、リタッチや除去などが検討される場合があります。
困ったときの相談窓口
韓国でアートメイクを受け、契約や料金などのトラブルが発生した場合は、国民生活センターの越境消費者センター(CCJ)に相談できます。
CCJでは、海外旅行先で利用したサービスなど、海外事業者との取引で生じたトラブルについて、日本語で相談を受け付けています。
※事業者との交渉を代理したり、トラブルの解決を保証したりする機関ではありません
▶国民生活センター|越境消費者センター(CCJ)
韓国と日本のアートメイクはどう選ぶ?
韓国と日本のどちらでアートメイクを受けるか迷った場合は、施術料金やデザインだけでなく、カウンセリングの受けやすさやリタッチ、施術後のサポート体制まで含めて比較することが大切です。
ここまでの内容を踏まえて、それぞれどのような方に向いているのか見ていきましょう。
韓国のアートメイクがおすすめな方
韓国のアートメイクは、費用を抑えたい方や韓国旅行にあわせて施術を受けたい方にとって選択肢の一つです。
また、韓国で人気のデザインや技法に魅力を感じている方にも向いているでしょう。
- 施術費用をできるだけ抑えたい方
- 韓国で人気のデザインや技法を取り入れたい方
- リタッチのために再び渡韓できる方
- 日本語対応やアフターケアの体制を事前に確認できる方
- 韓国旅行にあわせてアートメイクを受けたい方
日本のアートメイクがおすすめな方
日本のアートメイクは、施術前のカウンセリングでデザインや仕上がりについて細かく相談したい方や、施術後も同じクリニックで経過をみてもらいたい方に向いています。
施術後に気になる症状が現れた場合も、施術先へ相談しやすい点が魅力です。
- 施術前に日本語で細かく相談したい方
- 施術後も同じクリニックで継続して経過をみてもらいたい方
- リタッチのために再渡航する負担を避けたい方
- 万が一の肌トラブル時に相談しやすい環境を重視する方
メディカルブローのアートメイク
メディカルブローは、表参道をはじめ国内に複数の院を展開する、日本の医療アートメイク専門クリニックです。
7つの曲線パターンで繊細な毛並みの動きや立体感を表現する「7Dストローク®」など、希望に合わせたさまざまな施術が受けられる点が特徴です。
施術前のカウンセリングから施術後のアフターケアまで、丁寧で心のこもった対応を心がけているため、「初めてのアートメイクで不安」という方もぜひお気軽にご相談ください。
当院の症例

こちらは、当院の眉毛アートメイク(7Dストローク®)の症例写真です。
骨格や毛流れを考慮してデザインすることで、自眉になじむ自然な仕上がりを目指しています。
そのほか、リップアートメイクやアイラインアートメイクなどをご検討中の方は、以下のリンクからご確認ください。
▶リップアートメイク
▶アイラインアートメイク
▶ヘアラインアートメイク
▶ホクロアートメイク
まとめ
韓国のアートメイクは、日本と比べて費用を抑えやすく、さまざまなデザインや施術メニューから選べる点が魅力です。
一方で、言葉の壁や施術後のアフターケア、リタッチのための再渡韓など、海外で施術を受けるからこその注意点もあります。
韓国と日本のどちらで受ける場合も、料金や仕上がりだけでなく、施術者の資格や衛生管理、施術後のサポートまで確認してから選ぶようにしましょう。
よくある質問
韓国でアートメイクを受けた場合、MRI検査は受けられますか?
韓国でアートメイクを受けていても、基本的にはMRI検査を受けられます。
ただし検査を受ける際は、韓国・日本にかかわらず、アートメイクをしていることを事前に医療機関へ申告し、指示に従うことが大切です。
韓国で受けたアートメイクを除去したい場合はどうすればいいですか?
韓国で受けたアートメイクでも、日本の医療機関で除去できる場合があります。
まずはアートメイク除去に対応している医療機関を受診し、韓国で施術を受けたことや、わかる範囲で使用した色素などの情報を伝えましょう。
アートメイクは1回でもきれいに仕上がりますか?
1回の施術でも色素は入りますが、アートメイクは複数回に分けて色素を定着させていくのが一般的です。
1回の施術だけでは薄く感じたり、色ムラが生じたりすることもあります。
なお、すぐに元の状態へ戻すことがむずかしいため、1回の施術で必要以上に濃く色素を入れることはおすすめできません。
アートメイクは韓国語でなんと言いますか?
韓国でアートメイクは、반영구(パンヨング/半永久)、あるいは반영구 화장(パンヨング ファジャン/半永久化粧)と呼ばれています。
SNSで検索する際などに活用するとよいでしょう。