アートメイクとは?施術を受けられる部位や注意点まとめ
アートメイクとは?施術を受けられる部位や注意点まとめ
アートメイクとは、専用のニードルを用いて皮膚にインクを入れていく美容医療の1つです。
アートメイクの基本情報
施術可能な部位 | 眉・リップ・アイライン・傷跡・ほくろ |
施術方法 | 手彫り・機械彫り(マシン) |
インクの持続期間 | 通常1~3年 |
施術のリスク | 施術部位の赤み・かゆみ・腫れ・熱感 など |
価格相場 | 10万円前後(部位ごとに異なる) |
このページでは、アートメイクがどんな施術なのか詳しく解説しています。
また施術を受けるデメリットやリスクなどの注意点についても触れ、失敗しないための方法についてもお伝えしています。
アートメイクを受けようか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
なお、メディカルブローは、年間6万症例以上のアートメイクを手がける業界No,1の実績を誇ります。
芸能人やインフルエンサーなどのアートメイクも多数手がけているので、アートメイクのことなら当院にお任せください。
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◆このコラムで分かること
アートメイクとは
アートメイクとは、眉毛やリップなどに直接インク(色素)を入れていくメイクアップ技術の総称です。
インクを専用のニードルやマシンを使って、ターンオーバーの影響を受けやすい皮膚の浅い層(深さ0.02mm〜0.03mm)に着色していきます。
水や汗などの影響を受けないためメイク崩れの心配がなく、また印象管理や身だしなみの1つとしてメンズからも人気を集める美容施術となっています。
なお、インクを皮膚に入れることは刺青やタトゥーと似ていますが、アートメイクは皮膚にインクを永久に残すことを目的としていません。
そのため一定の期間で色落ち・退色していきますが、トレンドや好み、年齢の変化にあわせてデザインやカラーを調整できるのが大きな魅力です。
アートメイクには医療系国家資格が必要
アートメイクは、2005年より厚生労働省から医療行為と認定されています。
それまでサロンやエステなどでアートメイクが行われてきましたが、トラブルが相次いだことから医療従事者の資格を持つ人に限定されるようになりました。
- 医師
- 看護師・准看護師
- 歯科医(口唇のみ)
無資格者の施術は違法になるため、施術を希望する場合にはアートメイク専門のクリニックや、診療メニューにアートメイクを設けている医療機関への相談が必要です。
ちなみに、アートメイクを法律上医療行為としている国はほとんどありません。
日本、中国、韓国のアジア3ヵ国のみとなり、欧米諸国などではパーマネントメイクアップと呼ばれタトゥーと同じ扱いとなっています。
「海外旅行のついでに安く受けよう」と考える人もいるかもしれませんが、国によってメイク文化や美の基準はそもそも異なり、施術トラブルによるリスクも考えるとやめておくのが無難でしょう。
アートメイクの持続期間
アートメイクの持続期間は1〜3年が目安です。
数日、数カ月で消えることはありませんが、次のようなことが持続期間に影響を与えます。
- 施術者の技術
- 施術部位
- 個人差(肌質やターンオーバーなど)
- ライフスタイル
色素の入り方や施術する部位によって差があり、施術を受ける側のパーソナルな部分も持続期間に影響してきます。
色が淡くなったり、輪郭のぼやけ、色ムラなどが消えかかっているサインとなるので、このタイミングでメンテナンスを検討するのがおすすめです。
ちなみに1回の施術だけでは色が定着しにくく消えやすいです。
そのため持続期間1~3年というは、2回以上の施術を受けた場合になるので覚えておいてください。
アートメイクと刺青(入れ墨)・タトゥーとの違い
アートメイクと刺青(刺青)・タトゥーは、”皮膚にインクを入れる”という点では同じです。
しかし、それぞれを簡単に比較してみると、イメージとはまったく異なる技術であることがわかります。
アートメイク | 刺青・タトゥー | |
---|---|---|
施術者 | 医師・歯科医(口元のみ)・看護師・准看護師 | 彫り師・タトゥーアーティスト |
目的 | メイクアップ | ファッション・カルチャー・アート |
針で彫る深さ | 表皮 (約0.02~0.03mm) |
真皮 (約1~2mm) |
色が抜ける期間 | 1~3年 | 半永久 |
彫り師やタトゥーアーティストと呼ばれる人が施術を行う刺青は、アートメイクよりも深い皮膚層にインクを入れていきます。
そのため経年変化による若干の色ムラが生じることはあっても、一生消えることはありません。
一方のアートメイクは医師や看護師が施術を行い、ターンオーバーの影響を受ける表皮層にインクを入れていきます。
なので描いたデザインをキープできる期間には限りこそあるものの、好みのデザインに変更しやすい点は刺青との大きな違いです。
【画像付き】アートメイクの施術を受けられる部位
アートメイクと聞くと、眉毛アートメイクを思い浮かべる人も少なくないはずです。
眉毛はもっともポピュラーなアートメイクの1つですが、他にも施術が受けられる部位はいくつかあります。
- 眉
- まぶた(アイライン)
- 口唇(リップ)
- 頭皮(生え際・分け目・頭頂部)
- 傷跡
- ほくろ
基本的には、”顔まわり”であれば施術が可能です。
次でそれぞれのメリットやビフォーアフターなどを簡単にご紹介していくので、悩みにあったアートメイク選びに活かしてみてください。
眉毛アートメイク
眉毛アートメイクとは、好みの眉デザインをキープできるアートメイクの中でも特に人気の施術です。
細い針を用いて眉毛を1本ずつ丁寧に描き、毛並み、形、バランス、濃さ、色、etc…、1人ひとり顔のバランスに合う眉毛に仕上げていきます。
まるで本物のような仕上がりを得られ、眉毛1つ変わるだけで顔の印象も一気に垢抜けます。
自眉毛がもともと薄い、あるいはない人でも眉毛アートメイクを受けられるので、顔の印象の悩みやコンプレックス解消にも役立ちます。
アイラインアートメイク
アイラインアートメイクとは、目を大きく見せたり、目力の強い印象を与えられるアートメイク施術です。
普段の化粧時にアイラインを引くのと同じように、針を使ってアウトライン、テール、インラインなどに色を入れていきます。
なお、一重や垂れ目の人であってもアイラインアートメイクは受けられます。
気持ちラインを太めにすると目元が映え、目尻のラインを少し長めにすることでスッキリとした印象にも。
また、まつ毛を埋めるように色を入れると、自まつ毛を濃くボリュームがあるように見せることも可能です。
リップアートメイク
リップアートメイクとは、いつでも魅力的な唇をキープできるアートメイク施術の1つです。
全体に色を入れていくことで唇は明るく艶やかになり、表情も明るく健康的な印象へ生まれ変わります。
また唇は”若さのバロメーター”とも言われるだけに、リップアートメイクの技術によっては老け見えの改善にも効果的です。
- ボリュームをもたせる
- リップラインを際立たせる
- 口角UP
- 左右差の調整
- くすみ隠し
- 縦ジワを目立たなくさせる
リップアートメイクは口元の印象を変えるだけでなく、エイジングケアの1つとして行えるのも魅力となっています。
ヘアラインアートメイク
ヘアラインアートメイクとは、生え際の見た目を整えることで小顔効果が得られたり、ヘアロスによる気になる地肌の透け感を抑えられる施術です。
分け目や頭頂部などにも施術ができ、毛髪を1本ずつ描いたり、毛根の再現により、毛髪密度が濃くなったように見せることもできます。
生え際の密度が増すことで、前髪を上げたアップスタイルにも挑戦しやすくなり、さまざまなヘアスタイルを楽しめることから新しい自分の発見にも。
またヘアラインアートメイクは毛根がある深さまで針を入れることはないため、毛根が死んでしまうような心配はありません。
そのため薄毛治療の人でも、髪を取り戻すまでのつなぎとして受けることもできます。
ほくろアートメイク
ほくろアートメイクとは、人工的にほくろを作る施術です。
目元に泣きぼくろ(涙ぼくろ)を描き足してフェミニンな印象をプラスしたり、口元であれば大人っぽさやセクシーさを演出することもできます。
また人によっては、開運や金運を願って耳たぶの裏に入れることも。
ワンポイントなので他のアートメイクよりも気軽に施術を受けやすく、はじめてのアートメイクとしても人気です。
傷跡アートメイク
傷跡アートメイクとは、さまざまな原因で変化した肌の色をカモフラージュするアートメイク施術です。
傷や火傷、リストカット跡、手術跡、白斑、妊娠線、太ももやお尻のストレッチマーク(肉割れ)など、周囲の肌トーンと馴染ませることで自然な仕上がりに。
気になる傷跡が目立たなくなれば、見た目の印象が変わるだけでなく、気持ちが前向きになるなど内面の部分にも大きな変化をもたらします。
他のレーザー治療などで傷跡の改善が見られなかった人にも、新しい傷跡修正治療の1つとしておすすめです。
メンズアートメイク
ここ数年で年代を問わず男性の美意識も高まり、普段メイクをしない男性にも需要が増えつつあるのがメンズアートメイクです。
メンズアートメイクは、女性のように美しさやトレンドなどを追い求めるのではなく、ホームケアでは難しいワンランク上の身だしなみを目的としています。
悩みの部位をアートメイクで自然にカバーできるので、コンプレックス解消や相手に好感を与える印象づくりが可能です。
男性のアートメイクも基本的には女性と同じ部位を施術可能ですが、その中でも以下の2つは人気の高い施術となっています。
- 眉毛アートメイク
- SMP(頭皮アートメイク)
メンズアートメイクについては、以下のページで詳しくご紹介しています。
より詳しく知りたい人は、ぜひチェックしてみてください。
▶メンズアートメイクの詳細についてはこちら
また、男性専用のメディカルブロー公式ホームページもあります。
メンズ用 メディカルブロー公式ページ
アートメイクのメリット
アートメイクのメリットには、次のことがあげられます。
⇒毎日のメイクアップ時間を短縮できる
美しさが長持ち
⇒メイクが落ちる心配がないので1日中美しい状態を保てる
メイクスキルが不要
⇒メイクが苦手な人でも理想のメイクをキープ
コンプレックスの解消
⇒不自然な眉毛や薄い唇などのコンプレックスが解消される
自信の向上
⇒自分の見た目に満足できることが自信につながる
若返り
⇒顔の印象が変わるのでアンチエイジング対策になる
外見上の変化はもちろん、理想を手に入れることで内面にもプラスの変化をもたらします。
アートメイクのデメリット
アートメイクは多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。
以下が主なデメリットです。
⇒期待と異なるデザインになることがあり、修正が難しい場合がある
ダウンタイムがある
⇒施術部位に赤みや腫れなどが見られるため、施術を受けるタイミングを選ぶ
初期費用がかかる
⇒全額自己負担なので初期費用が高い傾向にある
デザインキープにはメンテナンスが必要
⇒半年から1年でメンテナンスが必要になる
アレルギーが起きることがある
⇒インクや使用する道具に対してアレルギー反応を起こすことがある
感染症のリスク
⇒不衛生な施術環境やアフターケアを怠ると感染症になる可能性がある
これらのデメリットを十分理解し、メリットとも比較した上で、アートメイクを受けるか検討するようにしてください。
アートメイクの失敗例
アートメイクを行うと施術部位に色がしばらく残るため、眉毛やリップなどの顔まわりの目立つところに入れる際は失敗しないか不安が付き物です。
アートメイクの失敗例としては、次のようなことがあげられます。
- デザインミス
- 施術者の知識や経験不足
- 健康被害
「希望するデザインを、どこで、誰に行ってもらうか」によって、仕上がりのクオリティーは大きく左右されます。
次でそれぞれの項目について簡単にご紹介するので、アートメイクを検討している人は失敗して後悔しないためにも参考にしてください。
デザインミス
失敗と捉えられるケースでもっとも多いのがデザインです。
- 色味の違い
- 左右非対称
- 希望したデザインと異なる
せっかくキレイになるためにアートメイクを受けても、希望通りの仕上がりにならなければ「こんなはずじゃなかった」と落胆してしまうことにもなりかねません。
こうしたデザインミスは、情報の共有不足によって生じやすいです。
納得いくまで相談を重ね、時にはプロである施術者の提案も交え、アートメイク前の下書きの段階で認識のズレがないようにするとデザインミスを回避できます。
健康被害
アートメイクは医療行為となり、クリニック以外の場所で施術を受けてしまうと健康被害に遭うこともあります。
- 健康被害の相談事例
-
- 施術部位が化膿してしまった
- 角膜に傷がついた
- 痛みと腫れが続く など
こうした相談事例の95%は美容サロンやエステなど、医師や看護師の資格を持たない人による施術だったと考えられています。
事前に口コミや過去の実績・症例などに目を通し、信頼できるクリニックを選ぶようにしましょう。
アートメイクの副作用・リスク
アートメイクは副作用・リスクとして、施術部位に次のような症状が現れます。
- 痛み
- 腫れ
- ヒリヒリ感
- 赤みや炎症
- 出血
- 化膿
など
肌に細かな傷をつけてインク入れていくため、上記のような症状が出る数日から1週間ほどは傷の回復を待つダウンタイムとなります。
また稀なリスクではありますが、施術部位や無資格者またはセルフによる施術によって次のようなリスクも報告されています。
- 感染症やアレルギー
- 傷跡が残る
- 角膜に傷つく(アイライン)
- 口唇ヘルペスの再発(リップ)
など
医療機関以外でアートメイク施術を受けてしまうとリスクが上がるため、万が一のリスクにも対処できるアートメイク専門のクリニックにご相談ください。
【部位別】アートメイクにかかる費用相場
施術部位 | 費用相場(2回) |
---|---|
眉毛 | 13万円前後 |
リップ | 9万円前後(フルリップ) |
アイライン | 10万円前後(上・下) |
ヘアライン | 15万円前後 |
傷跡 | 施術範囲による |
ほくろ | 1万円前後(1個) |
アートメイクはクリニックがそれぞれ独自の料金設定を行っているため、費用が大きく変動することもあります。
そのため費用相場は、あくまでも目安の1つとお考えください。
また上記の施術代以外にも、クリニックによっては次のような費用がかかることもあります。
- 診察料
- 麻酔代
- 指名料
- リタッチ料
- パッチテスト代(アレルギー検査)
など
費用にかかわる注意点としては、アートメイクは健康保険が適用されません。
ですので、上記の費用でかかるものは全額自己負担となります。
また「美容目的」の施術となるので、医療費控除の対象にもならないことは覚えておきましょう。
アートメイクの施術方法
アートメイクは専用のニードルを用いてインクの皮膚に注入していきますが、そのやり方には2つの技法があります。
⇒面に対して線をデザインを描く
機械彫り(マシン)
⇒面に対してドット(点)でデザインを描く
線とドットでは仕上がりが異なるため、施術部位や求める仕上がり、肌質なども考慮した技法が選ばれます。
また「コンビネーション」といって、手彫りと機械彫りを組み合わせて立体感と自然なグラデーションの両方を再現することも可能です。
それぞれの技法について、もう少し詳しく見ていきましょう。
手彫り
細かいニュアンスの表現に長けているのが、手彫りです。
毛並みの表現に用いられる眉毛やヘアラインで用いられやすい技法となり、ナチュラルな仕上がりは施術直後でも違和感なく顔に馴染んでくれます。
- 3Dストローク(マイクロブレーディング)
- 6Dストローク(ナノブレーディング)
それぞれ針の太さが異なり、6Dストロークでは超極細ニードルを使用するため、自分にフィットするデザインを実現しやすいのが特徴です。
ちなみに6Dストロークは海外でも話題沸騰中で、国内ではメディカルブローのみで受けられます。
仕上がりは自眉毛との見分けが付かないほどなので、より詳しく情報は以下よりご確認ください。
機械彫り(マシン彫り)
機械彫り(マシン)は、一定の間隔・スピードで施術部位に正確にインクを入れることができる技法です。
広範囲にわたる均一な仕上がりが期待できるので、アイラインやリップ、傷跡のアートメイクに用いられやすい傾向にあります。
また眉毛では、パウダーやグラデーションをつけられるので、自眉毛や手彫りで描いたデザインを活かして立体感のある仕上がりを実現します。
- 2D
- 4Dストローク
4Dストロークについては眉毛アートメイクに用いられ、手彫りとマシンを組み合わせて施術するので「コンビネーション」とも呼ばれています。
2Dのようにパウダーやグラデーションだけを付けるのではなく、手彫りによる毛並み感がプラスされることでベタ塗り感のない仕上がりになります。
セルフアートメイク
セルフアートメイクとは、インターネット上で販売されているアートメイクキットを使って自分でインクを入れていく方法です。
クリニックで施術を受けるよりも安く仕上げられるのが魅力ですが、失敗する可能性にくわえ危険も伴います。
- ケガ
- 失明
- 感染症
など
またアートメイクは健康状態などによっては施術が不可となる場合があるので、知らずに行えば健康被害に遭ってしまうおそれも。
アートメイクは技術面だけでなく、十分な知識を持った医師の判断も必要となるので、必ずクリニックに相談するようにしてください。
アートメイクの施術の流れ
アートメイクの施術は、施術部位に関係なく基本的には同じ流れで行います。
①カウンセリング
なりたい雰囲気やデザインなどのリクエスト
↓
②デザイン決め+カラー選び
黄金比や筋骨格に合わせてデッサンを行い、肌の色などからカラーを選ぶ
↓
③表面麻酔
痛みを最小限に抑えるために施術部位に表面麻酔をかける
↓
④施術
デザインに沿ってインクを注入していく
↓
⑤仕上がりチェック・アフターケアの説明
デザインの最終確認と、施術後の注意事項やアフターケアの説明
施術者の再現性や技術力はもちろんですが、①と②は仕上がりに大きく影響します。
納得のいく仕上がりにするためにも妥協はせず、気になる点は何度でも修正をお願いして理想に近づけていきましょう。
アートメイクを消す方法
アートメイクを消す方法はいくつかあります。
- レーザー治療(ピコレーザーなど)
- 切除手術
- 除去液
- 剥皮術
ただし、上記の方法により瘢痕(傷跡)が残ることもあります。
肌へのダメージや費用がプラスしてかかってくることも考えると、デザインは慎重かつ十分に相談した上で後悔しないものを選ぶようにしてください。
- 当院の主な除去方法は「ピコレーザー」
- メディカルブローでは他院でアートメイクに失敗したお客様も来院して下さいます。
メディカルブローには美容レーザーがあり、アートメイク除去で用いるのは「ピコレーザー」です。
ピコレーザーは従来のレーザーよりも肌のダメージが少なく、さまざまな色味の除去に対応しています。
アートメイクを受ける前の注意点
アートメイクは顔まわりの印象を大きく左右する部分に行うことが多く、長期間にわたって発色が持続します。
普段のメイクの手間を省いたり、第一印象を良くする一方で、間違った施術や知識不足はトラブルの原因にもなりかねません。
また人によっては健康状態や体質からアートメイクを受けることができず、無理に行えば肌トラブルなどを招いてしまうことも。
より安全に、満足のいくデザイン・仕上がりを得るためにも、次でご紹介する各注意点を十分に理解した上で施術に望むようにしましょう。
適切なクリニック選び
アートメイクは”医療行為”にあたるため、大前提として医療従事者(医師と看護師)がいるクリニックを選ぶことが大切です。
これに加えて、次のようなことが揃っているとトラブルや施術リスクを避けられる確率がぐっと高まります。
- 無料カウンセリング
- 症例件数や実績
- 使用しているインク
- アフターケアや施術後のフォローアップ体制
- アーティスト(看護師)のランク制度や研修制度
どこのクリニックでも、事前相談として無料カウンセリングを実施していることがほとんどです。
この時にクリニックやスタッフと相性を確認し、勧誘行為や信頼に値しないと感じる対応があった場合には他のクリニックを検討するようにしましょう。
また施術環境はデザインの仕上がりや、施術後の経過にも大きく左右してきます。
安さが魅力的に映ってしまうこともあるとは思いますが、安心して受けるためにも実績や技術面といった部分をポイントにクリニックを選ぶのがおすすめです。
施術中の痛みについて
アートメイクの痛みについてですが、施術部位に表面麻酔を行うため痛みはほとんどないとされています。
ただ、痛みの感じ方には個人差もあり、特に皮膚が薄く敏感な部分であるリップ(唇)やアイラインは痛みを感じやすいです。
また前日の過ごし方や体調面によっては、当日の麻酔の効きが悪くなることもあります。
- 寝不足続き
- 体調が優れない
- 二日酔い
- 生理前/中/後
など
この他にも、男性は女性よりも痛みに弱い傾向があります。
耐え難いほどの痛みではありませんが、痛みを感じることがあれば遠慮せずに担当スタッフに伝えましょう。
アートメイクが受けられない人
健康状態や体質によっては、アートメイクを受けることができません。
- 重度のアトピー
- 金属アレルギーの経験がある
- ケロイド体質
- 妊娠中やその可能性がある女性や授乳中の女性
- 服用中のお薬がある
- 特定の持病や感染症にかかっている
など
上記のことなどに当てはまる場合、安全な施術が行えない可能性があります。
そのため医師の判断によっては、施術が不可となることがあるので覚えておいてください。
ダウンタイム
アートメイクは皮膚に傷がついている状態なので、施術後に傷が治るまでの期間であるダウンタイムがあります。
アートメイクのダウンタイム:1週間ほど
この期間の過ごし方を誤ってしまうと、傷が炎症や化膿を起こしたり、肌トラブルの原因になってしまうことがあります。
またインク(色素)が定着する期間でもあるので、せっかく入れた色が抜けてしまい施術が無駄になるなんてことも。
最終的な仕上がりにも関わってくるので、施術後1〜2週間はアフターケアしながら安静に過ごすことが大切です。
MRI検査を受けられないことがある
アートメイクで使用するインク中には、酸化鉄などの金属成分がごく微量含んでいます。
この金属成分がMRIの電磁場に反応してしまうと、次のことが起こる可能性があるため検査が受けられないことがあります。
- アートメイクを施した部位の熱感や火傷
- アーチファクト(検査画像が乱れる)
ほとんどのクリニックでMRI検査に影響がないインクが採用されているものの、将来的に検査精度が高くなることで反応する可能性はゼロではありません。
また見た目上は薄くなっていても金属成分が残っている可能性もあるので、MRI検査を受ける前には必ず検査担当医にアートメイクのことを申し出るようにしてください。
アートメイクを受けた芸能人
アートメイクは今やYouTuberやモデルなど、オシャレに敏感な芸能人も入れている方がたくさんいらっしゃいます。
憧れの有名人がアートメイクをしており「自分も同じようになりたい!」とアートメイクを始める方も多いです。
【メディカルブローが施術した芸能人例】
▼辻希美さん♪▼
▼関根りささん♪▼
アートメイクの最大手はメディカルブロー
最後に、アートメイクについての要点をまとめておきましょう。
- アートメイクについてのまとめ
-
- アートメイクは肌の表面にインクを入れるメイクアップ技術
- 刺青(入れ墨)やタトゥーとは異なる医療行為
- 有資格者(医師や看護師など)のみが行える
- 持続期間は1~3年
- 顔まわりであれば基本的に施術可能
- 男性も身だしなみの1つとてアートメイクを受ける人が増えている
- 費用相場は10万円前後(施術部位による)
- 手彫りや機械彫りなど、やり方によってデザインの仕上がりが異なる
- 失敗や危険を伴うセルフアートメイクは控える
アートメイクはタトゥーと誤解されがちですが、半永久的に皮膚に色が残ることはなく、1〜3年の周期でデザインを調整しながら楽しめるメイクアップ技術です。
ただ、楽しむためにはデザインや仕上がりに大きく左右されるため、どこで、誰に施術を受けるかが重要なポイントになることは覚えておいてください。
なお、メディカルブローはアートメイク業界のパイオニアです。
年間6万例以上の施術を行い、技術と豊富な経験を兼ね備えたアーティスト(看護師)が多数在籍しています。
男性専用のクリニックも併設しているので、アートメイクのご相談は当院にお任せください。
▼迷っているならまずは▼
アートメイクを受けられる場所
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よくある質問
Q,1回のアートメイクで色はどのくらいの期間持ちますか?
- A,
- 1回のアートメイクだけでは色がきちんと定着せず、すぐに消えてしまうことがあります。
そのため1回目の施術を受けてから1〜3ヶ月ほどを空けて、皮膚の状態が落ち着いてから2回目を受けるようにすると1〜3年ほど色をキープできます。
Q,施術後も定期的なメンテナンスが必要ですか?
- A,
- アートメイクの色落ちは部分的に起こるため、色がまだらな部分が目立ってきたらメンテナンスのタイミングです。
人によりますが、大体6ヶ月〜1年を目安にメンテナンスを受けると理想のデザインをキープしやすくなります。
またメンテナンス時にはトレンドに合わせて微調整も可能なので、頃合いをみてメンテナンスを受けてみてください。
Q,アートメイクは危険ですか?
- A,
- アートメイクは色素を入れるために、皮膚の浅い部分に針を刺して傷をつけていきます。
なので衛生面の管理がおろそかだと、化膿したり、感染症を引き起こすことも。
一般的なクリニックであれば衛生面の問題はほぼないですが、セルフアートメイクや医療機関以外での施術は特に危険です。
部位によって失明の危険や、深く針を刺しすぎたことでケロイドになることもあるので、普段のメイク感覚で行うのは絶対にお控えください。
Q,アートメイクとタトゥーの違いは?
- A,
- アートメイクとタトゥーは、インク(色素)の持続性に違いがあります。
アートメイク
⇨ 1〜3年タトゥー
⇨ 半永久タトゥーは皮膚のより深くに色素を入れていくので、年齢によって多少薄くなっても落ちることはほとんどありません。
一方のアートメイクは一生ものではなく、肌のターンオーバーによる寿命があります。
そのため、トレンドや年齢に合わせてデザインの調整・変更をしながら楽しめるといった違いがあります。
Q,年をとったらどうなりますか?
- A,
- アートメイクは皮膚の浅い部分に色素を入れる技術のため、代謝により少しずつ色が抜けていきますが完全には消えません。
薄く残る部分もあるので、年齢による皮膚の老化や筋肉のたるみなども考えて、デザインを普遍的なものにすると良いでしょう。