リップアートメイク(唇)のビフォーアフター!キスはできる?ヘルペスは大丈夫?Q&Aも解説!
今話題のリップアートメイクとは、専用の器具とインクを使って唇に色素を注入する施術のこと。リップアートメイクによって注入した色は、マスクや食事で落ちることがなく、常にきれいな発色をキープできることがメリットです。
また、唇の形を整えたり、唇を厚く見せたりもでき、今まで以上に魅力的なリップを目指せます。
リップアートメイクを成功させるためには、施術についての正しい知識を身につけ、信頼できる医療機関で施術を受けることが大切。そこでこの記事では、リップアートメイクについて詳しく解説します!
実際にリップアートメイクを受けた方の症例もご紹介しますので、これからリップアートメイクを受けてみたいとお考えの方はぜひ記事を参考にしてみてくださいね。
目次
- リップアートメイクとは?
- リップアートメイクの持続期間
- リップアートメイクの色・カラーの種類
- リップアートメイクのデザイン例
- リップアートメイクの症例
- リップアートメイクのビフォーアフター
- リップアートメイクのメリット・デメリット
- リップアートメイクは痛みを感じやすい?
- リップアートメイクのダウンタイムについて
- リップカラーをきれいに保つにはアフターケアが大切
- リップアートメイクの失敗例
- リップアートメイクで後悔しないためのポイント
- リップアートメイクの注意点
- リップアートメイクの施術の流れ
- リップアートメイクの値段
- リップアートメイクはこんな人におすすめ!
- リップアートメイクのQ&A
- リップアートメイクで唇を華やかに魅力的に!
リップアートメイクとは?
リップアートメイクとは、専用の針や機械を使って、唇の0.04~0.2mmほどの浅い部分に傷をつくり、そこからインク(色素)を注入する施術です。
皮膚に色を注入するため、通常のメイクのように汗や水、洗顔やクレンジングで落ちることがなく、気に入ったリップカラーや唇の形を常に保てることがリップアートメイクの大きなメリット。
唇は、顔の中でも色味がはっきりしている印象的なパーツです。
血色がよくなって顔が明るく見えたり、若々しくフレッシュな印象に見えたりと、メリットはたくさん。カラー次第で、印象を変えることもできます。
メイク時間を短縮したいという方はもちろん、「唇の血色がないのが気になる」「すっぴんでもきれいな唇でいたい」「口紅やティント、グロスで唇が荒れやすい」という方におすすめの施術です。
タトゥー(刺青・入れ墨)との違い
針を使って皮膚に色素を入れるという点は同じですが、アートメイクとタトゥー(刺青・入れ墨)では、色素を入れる深さが異なります。
タトゥーの場合、皮膚のより深い層である「真皮層」まで色素を注入するため、色が半永久的に残るのです。一方、アートメイクの場合は、ごく浅い層である「表皮層」に色を入れるため、肌のターンオーバーによって少しずつ色が抜けていきます。
ティントリップとの違い
リップアートメイクとティントリップでは、色持ちの期間が異なります。リップアートメイクの場合は1〜3年ほど持ちますが、ティントリップの色持ちは1日ほどです。
ティントリップとは、色素に染料を使うことで、唇の角質を染めてリップカラーを変えるコスメのこと。ティントは「染める」という意味です。
ティントリップは、オイルタイプ、ウォータータイプ、バームタイプ、パックタイプ、使い捨ての綿棒タイプなど、さまざまなタイプがあります。長時間使用を何度も繰り返すと、唇に負担がかかって乾燥や荒れが起こりやすくなることがあるため、注意しましょう。
リップアートメイクの持続期間
リップアートメイクの持続期間は、人によって個人差がありますが、基本的には約1〜3年ほどです。入れた色素は、肌のターンオーバーによって、時間をかけて少しずつ薄くなっていきます。
唇は眉など他の部分に行うアートメイクに比べると色素が定着しにくく、唇の皮膚のターンオーバーのサイクルも人によって異なるため、色持ちには個人差が出ることもあります。
しっかりと色を定着させるためには、2回以上の施術を受けるのがおすすめ。それ以降も、追加施術(リタッチ)で色味や形を少しずつ調整しながら理想のリップにしていくことも可能です。
リップアートメイクの色・カラーの種類
リップアートメイクで使用するインク(色素)には、さまざまなカラーがあります。メディカルブローでご用意しているのは、主に以下の8種類(オレンジ系・赤系・ピンク系・ヌーディー系)のカラー。
このインクは絵の具のようにそれぞれの色を混ぜることができ、一人ひとりの肌の色やご希望に合わせて、色合いを自由自在にカスタマイズ可能です。
「いつも使っているコスメ(口紅、ティントなど)と同じ色にしたい」「すっぴんに自然に馴染んで、顔色が明るく見える色にしたい」「唇のくすみが気になる」など、好みのリップに仕上がるように色の配合を行います。
なお、メディカルブローでは、ピンク系のリップカラーを選ぶお客様が多いです。
リップアートメイクのデザイン例
リップアートメイクにはさまざまなデザインがあります。好みやご希望、お悩みに合わせて自分にぴったりのデザインを選んでみてください。
メディカルブローでは、基本的には「素顔のときに浮いて見えず、自然に馴染むリップデザイン」をおすすめしています。
どのデザインがいいか迷っている場合は、アドバイスや似合うデザインのご提案もさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
フルリップ
フルリップでは、唇全体に色素を注入していきます。唇に色味をプラスすることで、顔全体が明るくなるような効果が期待できます。
血色が悪い、唇の色素が薄いのが気になる、という方におすすめのデザインです。
リップライン
リップラインは、唇の輪郭に色素を注入することで、輪郭をはっきりさせるデザインです。
リップラインの場合、輪郭を縁取るように色が残るため、より自然な仕上がりにしたい場合はフルリップやグラデーションリップがおすすめです。
グラデーションリップ
グラデーションリップは、まずは唇の輪郭に色素を入れてから、唇の内側にも色素を入れるデザインです。
グラデーションでぼかすように色素を入れるため、唇がふっくらボリュームアップしたような仕上がりになることが特徴です。
シャドウリップ
シャドウリップは、唇の内側にグラデーションのように色素を入れるデザインです。
唇がふんわりした印象になり、唇の輪郭をくっきりさせ過ぎたくない人におすすめです。
部分的な修正(左右非対称の唇の形を整える)
リップアートメイクでは、部分的な修正も可能です。左右非対称の唇の形を、リップアートメイクで整えることもできます。
「唇の形を整えたいけど、どのデザインがいいかわからない」という方も、カウンセリングでご相談いただければ、理想の唇のデザインをご提案させていただきますのでぜひお気軽にお問い合わせください。
オーバーリップは可能?
オーバーリップとは、自分のもともとの唇の輪郭よりもはみ出して色を注入するデザインのこと。色を広めに入れることで、唇を厚く見せることができます。
しかし、もともとの自分の唇の輪郭を大幅に無視してオーバーリップを入れると、不自然な仕上がりになったり、顔全体とのバランスが悪くなってしまいます。
そのため、メディカルブローではお客様の唇の輪郭に沿った施術を行っており、過度なオーバーリップは行っていません。
人中短縮できる?
人中(じんちゅう)とは、鼻の下と上唇の間にある縦の溝のこと。人中が短いと、顔がきゅっと引き締まって見えるため、人中短縮を意識したメイクも話題になっています。
リップアートメイクで上唇にリップラインを描くと、人中が短く見える効果が期待できます。リップアートメイクの場合、口紅などのコスメを使った人中短縮メイクとは異なり、食事やプールなどでも落ちないことがメリット。
美容整形の施術のようにメスで皮膚を切開することもないため、切り傷が残ることもありません。
口角を上げることはできる?
口角が下がっていると、無表情のときでも怒ったように見えたり、無愛想に見えてしまうことがあります。口角が下がる原因は、加齢による筋肉の衰え、口呼吸、悪い姿勢などさまざま。
口角が上がったように見せたい場合も、リップアートメイクがおすすめです。当院では、ナチュラルに口角が上がって見えるようなデザインをご提案することもできます。
リップアートメイクの症例
メディカルブローでリップアートメイクを受けたHana様(@hana.nyanya)の症例をご紹介します。
1回目の施術、2回目の施術とその経過やビフォーアフターを写真と合わせてご紹介しますので、これからリップアートメイクを受けたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
【リップアートメイクを受けるきっかけ、悩み】
Q:ご自身の唇で気になる部分、悩みはどんな点でしたか?
下唇に対して上唇が薄かったのと、色が薄くて血色悪く見えるところです。今までは落ちにくいティントリップを使って、上唇をオーバーめに描いてカバーしていました。
Q:リップアートメイクを受けることを決めたきっかけを教えてください。
ティントリップをつけていても、汗をかきやすい体質の為か、すぐに落ちてしまうのと、マスク生活で濃いめの色のリップをつけてると、マスクにすれてはみ出してしまうのが嫌でした。
リップアートメイクをすれば、唇の形が綺麗に見えたり、顔色がよくなって色白に見えるかなと思いました。
Q:アートメイクを受けるときに気になることや、不安なことはありましたか?
自分の希望した通りの色になるのか、どのくらい持つのかが気になりました。
(↑リップアートメイクを受ける前の状態)
【リップアートメイク】施術1回目
Q:カウンセリングはいかがでしたか?
丁寧にカウンセリングやデザインを決めてもらったので、3時間くらいかかりました。自分の要望を伝え、逐一鏡で確認しながら進めてもらえたので、安心して受けられました。
クリニックはオシャレでモダンな雰囲気で、担当してくれた看護師さんは話しやすく、本当に親切で丁寧にやってくれました。
(↑施術を行う部屋の様子)
Q:リップアートメイクのデザインや色の決め方は?
肌に馴染む色、肌が白く見える色をブレンドして作ってもらいました。形は上唇がオーバーめの、口角が上がって見える形にしてもらいました。
Q:施術前日や当日はどう過ごしましたか?
施術前や当日は、特に準備することはなかったですが、唇が荒れていると上手く色が入らないらしいので、保湿して乾燥しない様にしました。
◆施術1回目 施術中〜施術後
Q:治療までの流れについて教えてください。
ヒアルロン酸で唇の形が変わったことを考慮してもらい、慎重に形を整えてもらいました。
Q:施術直後の感想を教えてください。
麻酔クリームを塗っているので、我慢出来ない程の痛みはありませんでしたが、輪郭を彫っていく時は少し痛かったです。その後は麻酔を足しながらやってもらえるので、ほぼ痛くありませんでした。
多少の腫れはありましたが、あまり気になりませんでした。ワセリンをもらい、アフターケアに使いました。施術後に人に会ったのですが、「わざとらしくなく、自然な色で良い」と褒められました。
カウンセリング後は、リップのデザインを行います。お客様一人ひとりのお顔立ちのバランスなどを考えながら、美しく見える黄金比のデザインをご提案します。(デザインペンは、デザインがわかりやすく伝わるよう、はっきりした色味を使用しております)
デザイン後は、麻酔クリームを唇に塗布します。唇は他の部分に比べて痛みを感じやすいため、20分ほど置いて麻酔が効くのを待ちます。麻酔は追加も可能ですので、痛みに弱い方はご相談ください。
麻酔を拭き取ったら、いよいよ施術開始です。
リップアートメイクでは、唇の輪郭(アウトライン)を描くときに痛みが出やすいです。麻酔を追加して痛みを抑えながら、専用マシンを使って色を重ねていきます。
(↑リップアートメイク1回目施術直後)
1回目の施術が完了です!色素を入れたばかりなので、発色は少し強めです。この後、治る過程でかさぶたができると、さらに色が濃く見えることがありますが、1週間ほどで落ち着いてきます。
◆施術1回目 ダウンタイム中
ここからは、リップアートメイクのダウンタイム中の経過を見ていきましょう。
Q:リップアートメイク1回目施術後の経過について教えてください。
【↑施術当日夜】施術後数時間は少し痛みがありましたが、その後は気にならなくなりました。
【↑施術翌日】普段よりも乾燥する感じで、少し皮が剥けてきました。
【↑施術から3日目】だいぶ皮が浮いてきて、食事をしていたら全体的に皮が剥けました。皮が剥けた後は色がだいぶ薄くなりました。
【↑施術から7日目】皮が剥けた直後より、少し色が濃くなってきました。
【↑施術から14日目】あまり変化はありませんでした。
【↑施術から1ヶ月後】輪郭にオレンジっぽい色が残っていて、あとはほんのり色がついている感じでした。
Q:ダウンタイムに唇に気になる症状はありましたか?
皮が剥けてくる以外は気になりませんでした。とにかく唇を保湿する様に気をつけて過ごしていました。
Q:施術後、どのようなタイミングで変化を感じましたか?
すっぴんで過ごしている時に鏡を見ると、今までよりも血色良く見え、ノーメイク感があまりしなくなりました。
【リップアートメイク】施術2回目
アートメイクは、1回目で下地をつくり、2回目で色ムラを整えたり、デザイン調整を行います。メディカルブローでは、1回目の施術から1ヶ月経過後、色が抜けてまだらになってきたタイミングで2回目を受けていただくことを推奨しています。(平均1〜3ヶ月ほど)
Hana様の場合は、2ヶ月弱空けてご来院いただきました。
(↑リップアートメイク1回目の施術後、2回目の施術を受ける前)
Q:1回目の施術を受けてから、いかがでしたか?
だいぶ色が薄くなっていたので、2回目の施術でもう少し濃くしてもらうのが楽しみでした。
メイクはしばらくは無色のリップクリームだけにしていましたが、気になる時だけ色付きのリップを重ねていました。
Q:1回目に入れた色の定着・抜け具合はどうでしたか?
元々あった青くすみがなくなった感じで、薄い色ですが唇が綺麗に見える様になりました。
Q:2回目のカウンセリング内容について教えてください。
ヒアルロン酸を入れたので、その状態で左右対称に見える様にしたいのと、色をもう少し濃くしたいといった内容でした。
デザイン自体は変えずに、全体のバランスが良く見える様にしてもらいたいと伝えました。
◆施術2回目 施術中〜施術後
Q:2回目の施術後、周囲の人からどんな反応がありましたか?
まず言わないと色付きのリップを塗っていると思われます。2回目は1回目より施術時間が短かったのと、流れがわかっているので安心して寝てしまいました。
(↑2回目施術直後)
◆施術2回目 ダウンタイム中
Q:リップアートメイク2回目施術後の経過について教えてください。
【↑施術当日夜】1回目同様、数時間は痛みがありましたが、その他は気になりませんでした。
【↑施術翌日】施術後ワセリンしか塗ってはいけないのかと思っていましたが、無色であれば良いとのことでしたので、美容成分が入っているもので保湿する様にしました。美容成分入りのもので保湿していたからか、乾燥も気にならず、皮も浮いてきませんでした。
【↑施術から3日目】1回目と違って全然かさぶたが出来ませんでした。
【↑施術から7日目】施術後よりは少し薄くなった気もしますが、発色良いまま残っています。
【↑施術から14日目】色抜けもなく、全体的に綺麗な色が残っています。
【↑施術から1ヶ月後】皮が剥けたりとかもなく、色抜けもなく、濃過ぎず薄過ぎずちょうど良いです。
【リップアートメイク2回セットの施術を終えて】
2回色を注入したら、リップアートメイクの施術は完了です。2回ほど色を入れると色素が定着しますが、ご希望があれば3回目以降の追加施術も可能です。(追加施術は別料金となります)
また、時間が経過して色が薄くなった際はリタッチによって色味の調整やデザイン変更などもできます。
Q:2回目の施術完了後は、1回目完了後とはメイクの手間は変わりましたか?
色付きのリップも要らなくなりました。
2回リップアートメイクを受けた感想としては、1回目では元々のくすみなどを目立たなくして、2回目で希望の色になるイメージです。
真っ赤などの濃い色よりも、自分の肌に合ったナチュラルな色にしてよかったと思いました。濃くしたい時は上から口紅で色を重ねれば簡単に色を変えられるので。
肌に合った色にしてもらったので、透明のグロスだけでも綺麗に仕上がるようになりました。
(↑2回目の施術から1ヶ月後、メイクをした状態の写真)
Q:リップアートメイクの施術全体を通していかがでしたか?
マスクをしていても落ちないのが本当に便利で、ノーメイクで過ごすことが増えました。メイクの手間が掛からなくなった分、気持ちにもゆとりが持てる様になりました。
大変満足な仕上がりなので、受けて良かったなと思っています。ノーメイクでも人前に出られるのが楽で、これから汗をかく季節も無理なく過ごせそうです。
リップアートメイクのビフォーアフター
リップアートメイク1回目・2回目のビフォーアフターです。
治療期間/治療回数 | リップアートメイクは、専用のマシンとインクを使用し、唇の皮膚に色素を注入する施術です。 |
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治療期間/治療回数 | 治療期間…約2ヶ月/治療回数…2回 |
施術費用 ※自由診療です | 費用総額:154,000円(税込) (内訳:リップ2回コース132,000円、指名料1回22,000円) |
副作用やリスク | 腫れ・痛み・赤み・かゆみ・感染症 など |
※リップアートメイクの施術の効果や経過には個人差があります。すべての方が同じ結果を得られるわけではありません。
リップアートメイクの施術者情報
所属院 | 表参道keyaki院 |
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ランク | グランドマスタートレイナー |
名前 | 鈴木(結) |
対応可能部位 | 眉・アイライン上・リップ・ホクロ |
メッセージ | 最高峰ランク最年少ならではの「トレンド×印象操作」を踏まえた、洗練された“似合わせアートメイク”をご提供致します。 |
症例写真(Instagram) | https://www.instagram.com/medicalbrows_yuisuzuki/ |
リップアートメイクのメリット・デメリット
リップアートメイクのメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。施術を受ける前には、メリットだけではなく、デメリットまで知っておくことが大切です。
メリット
まずは、リップアートメイクのメリットをご紹介します。
- 色落ちせず、きれいな色を保てる
- 唇の血色の悪さ、くすみなどを改善できる
- 左右非対称の場合など、唇の形を整えられる
- 顔全体の印象が明るくなる
- 顔全体のバランスを整えられる
- メイク時間を短縮できる
リップアートメイクでは、唇の色だけでなく形も整えられます。唇の輪郭がはっきりしたり、色がトーンアップすると、顔のイメージも変わります。印象をアップさせたい場合にもおすすめです。
デメリット
リップアートメイクにはたくさんのメリットがありますが、中にはデメリットもあります。
- 唇は他の部位よりも施術中の痛みを感じやすい、腫れが出やすい
- 色を定着させるため、2回以上施術する必要がある
- 色を入れた後は、大幅なデザイン変更が難しい
リップアートメイクに限らず、アートメイクの施術は一度入れたらすぐに消すことはできません。時間が経ち色が抜けて薄くなるまでは、大幅なデザインの変更や修正はできないため、長く気に入るデザインを選びましょう。
リップアートメイクは痛みを感じやすい?
メディカルブローでは、リップアートメイクはマシン彫りで施術を行っています。
唇は皮膚の厚みが薄く、比較的痛みを感じやすいです。マシン彫りの痛みの感じ方としては「少しビリビリする感じ」。特に、唇のアウトラインを描く際に痛みを感じる方が多い印象です。
痛みが心配な方は麻酔の量の調節も可能
リップアートメイクの施術の痛みの感じ方には個人差があります。
メディカルブローでは麻酔の量を増やすことも可能ですので、痛みが心配な方や苦手な方は、遠慮なく事前にご相談ください。
リップアートメイクのダウンタイムについて
ダウンタイムとは、施術を受けてから、普段の生活に戻れるまでの期間のこと。リップアートメイクの施術後には、1週間ほどのダウンタイムがあります。
ここからは、リップアートメイクのダウンタイムについて解説します。
ダウンタイム中はかさぶた・皮剥けが起こる
リップアートメイクは、専用の針を使って唇の皮膚に細かな傷をつくり、そこにインク(色素)を注入していく施術です。
そのため、傷口が治り、回復していく過程でかさぶたや皮剥けが起こることがあります。あまり皮剥けが目立たない人、すごく剥ける人など個人差がありますが、1週間ほどで落ち着いてきます。
かさぶたが剥がれた後は、色がまだらに見えたり、濃く見えたりすることがありますが、少しすると落ち着いてきます。
かさぶたや皮剥けが気になる人は、マスクをしてカバーしましょう。
施術後、唇の腫れはどのくらいで治まる?
リップアートメイクでは、施術後に唇が腫れることがあります。個人差がありますが、腫れは1週間ほどで治まります。
もしも痛みが3日以上続く場合や、ダウンタイムが過ぎても腫れが引かない場合は、感染症やヘルペスの可能性も考えられるため、早めにクリニックに連絡するようにしてください。
施術後、唇の濃さが自然な色になるのはいつ?
リップアートメイクは、施術直後は色が濃く見えます。ダウンタイム中に少しずつ色が落ち着いていき、1週間ほどが経過すると、唇の色が自然な濃さに落ち着きます。その後、1〜2ヶ月ほどするとしっかりと色が定着する頃です。
リップカラーをきれいに保つにはアフターケアが大切
リップアートメイクで入れた色をきれいに保つためには、アフターケアが大切です。丁寧なアフターケアは皮膚トラブルの予防にもなるため、しっかりケアしましょう。
ワセリンや処方薬でしっかり保湿する
リップアートメイクの施術後は、保湿が大切です。クリニックから処方されるワセリンや軟膏などを使って唇をしっかり保湿し、乾燥や汚れから保護しましょう。
乾燥しないように保湿することで、色ムラを防ぐことができます。また、紫外線も変色や退色の原因になるため、日焼け対策をしっかり行いましょう。
辛い食べ物・極端に熱い食べ物などは避ける
リップアートメイクの施術後は、食べ物にも注意が必要です。
辛い食べ物、極端に熱い・冷たい食べ物、塩気の多い食べ物は唇の傷口に刺激を与えてしまうため、このような刺激物はダウンタイム中は避けましょう。
リップアートメイクの失敗例
リップアートメイクを受けるときに気になるのが、失敗についてです。リップアートメイクの施術で起こり得る失敗例をいくつかご紹介します。
- 色が濃すぎてすっぴんだと浮いてしまう
- 色味が均一にならずムラになった
- イメージと違う仕上がりになった
- 色がすぐに抜けてしまった
- 痛み・腫れが残った など
失敗を避けるためにも、リップアートメイクについて詳しく知り、安心して施術を任せられるクリニックで施術を受けることが大切です。
眉やアイラインなども含めたアートメイクの失敗例については、以下の記事で詳しくご紹介しています。よろしければこちらもチェックしてみてください。
リップアートメイクで後悔しないためのポイント
リップアートメイクは、一度入れたらすぐに消すことはできません。ここからは、トラブルを避け、後悔しないために大切なポイントをご紹介します。
理想の唇をイメージしておく
リップアートメイクを受ける際は、理想の唇の色や形を自分でしっかりイメージしておきましょう。唇は色や形が少しでも違うと、顔の印象が変わってくるためです。
口で説明するだけでなく、モデルや芸能人の写真、症例写真など、理想の仕上がりの写真を見せると、アートメイクアーティストにイメージが伝わりやすくなります。
また、クリニックの症例写真をチェックして、自分が理想とする仕上がりに近いリップアートメイクを施したことのあるスタッフを選ぶのもおすすめです。
⇒【メディカルブローのリップアートメイクの症例写真はこちら】
過度なオーバーリップは避ける
中には唇の薄さに悩んでいる方もいらっしゃるかもしれませんが、リップアートメイクを受けるときは、過度なオーバーリップは避けましょう。
唇の皮膚と唇周りの皮膚では、色素の退色の仕方が異なります。そのため自分のもともとの唇から大幅にはみ出したオーバーリップは違和感が生じやすく、不自然な仕上がりになるリスクがあります。
アートメイクで入れるのは不自然にならない範囲にして、あとはメイクでカバーするのがおすすめです。
無理のないスケジュールを立てておく
リップアートメイクで入れた色をきれいに定着させるためには、丁寧にアフターケアをして、安静に過ごすことが大切です。
唇にインクを注入するリップアートメイクは眉毛のアートメイクと比べて腫れやすいため、大切な予定を入れてしまうと、後悔することになる可能性も。
ダウンタイム中はなるべく体に負担なく過ごせるよう、無理のないスケジュールを立てておきましょう。
信頼できる医療機関で施術を受ける
リップアートメイクは、クリニックや病院など、必ず医療機関で受けましょう。アートメイクは医療行為であり、本来は医師免許もしくは看護師免許を持った施術者しか行えない施術です。
しかし実際には、無資格でアートメイクの施術を行う違法サロンも多く存在します。違法サロンでのアートメイクは怪我や感染症、失敗などのトラブルにつながる可能性もあるため、注意しましょう。
クリニックであれば、医師の指導のもと麻酔をしっかり使用して、衛生的な環境で施術が受けられ、もしも肌トラブルが起きた場合でも適切なアフターケアが受けられます。
ホームページや症例のチェック、口コミなども参考にしつつ、信頼できる医療機関でリップアートメイクを受けるようにしましょう。
リップアートメイクの注意点
ここからは、リップアートメイクの注意点についてご紹介します。
施術を受けられない人もいる
リップアートメイクは、安全に配慮した上で施術を行いますが、施術を受けられない人もいます。
- 妊娠中の方、妊娠の可能性がある方
- アートメイクを受けた傷がまだ塞がっていない方
- 施術部位に皮膚疾患がある方
- ケロイド体質の方
- 感染症の方 など
また、持病をお持ちの方やお薬を服用中の方、不妊治療中の方は医師が診察を行い、その上で自己責任で施術を受けていただく必要がございます。
施術後は日常生活の過ごし方に注意が必要
リップアートメイクの施術後のダウンタイム中は、注意して日常生活を過ごす必要があります。
施術後1週間は、施術箇所である唇へのメイクは避けましょう。保湿をしっかり行い、洗顔時や日焼けにも十分注意する必要があります。
また、色持ちをよくするためにも、施術後1週間は激しい運動や長時間の入浴、サウナ、ピーリングなど、代謝を上げる行動は避けましょう。
歯磨きは当日からOKですが、歯ブラシが強く当たらないように気をつけながら磨くようにしてください。
リップアートメイクの施術の流れ
メディカルブローでは、初めてリップアートメイクを受ける方の場合、2回セットでの施術をご提供しています。
1回目の施術で下地をつくり、2回目の施術で微調整とインクの定着を行う流れです。ここからは、1回目と2回目の流れを簡単にご紹介します。
- 【1回目の施術】
-
- カウンセリング
- デザイン
- 麻酔の塗布
- 施術開始
- 施術完了
1回目の施術から、平均1〜3ヶ月後、2回目の施術にお越しいただきます。
- 【2回目の施術】
-
- 唇の状態、インクの様子をチェック
- 麻酔の塗布
- 施術開始(色ムラやリップラインを微調整)
- 施術完了
実際のリップアートメイクの施術の様子を動画でもご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
リップアートメイクの値段
リップアートメイクは保険が適用されない自由診療です。リップアートメイクにかかる値段はクリニックによっても異なり、料金相場としては、2回セットで130,000〜160,000円ほどとなります。
メディカルブローの場合、132,000円(リップアートメイク2回セット)です。
なお、リップアートメイクを受ける医療機関を値段のみで選ぶのは避けましょう。リスクを抑え、長く気に入るデザインを入れるためにも、技術力や過去の実績、費用の内訳などもチェックして、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。
リップアートメイクはこんな人におすすめ!
リップアートメイクは、こんな人におすすめです。
- すっぴんでもきれいな色・形の唇でいたい
- 唇の血色の悪さ、くすみが気になる
- 唇の薄さにコンプレックスを持っている
- 唇の形が左右で違う
- メイクを直す手間を省きたい、メイク時間を短縮したい
- 口紅やティントなどで唇が荒れてしまう
- 下がった口角を上げたい、人中短縮したい など
リップアートメイクは、コスメでのメイクとは異なり、洗顔やクレンジング、水や汗では落ちないことが大きなメリット。素顔の状態での唇の印象を変えることができます。
リップアートメイクのQ&A
ここからは、リップアートメイクに関連するよくある質問についてお答えしていきます。
唇にヒアルロン酸を入れていてもリップアートメイクは可能?
唇を魅力的に見せるための美容医療の施術として、注射によるヒアルロン酸注入があります。
唇にヒアルロン酸を入れている場合でも、一定期間が経過していればリップアートメイクが可能です。
リップアートメイク後、キスはいつからできる?
リップアートメイクは唇に施術を施すため、キスについての質問をいただくこともあります。
キスは、リップアートメイクのダウンタイムが終わる1週間は避けましょう。アートメイクの施術後は、唇に小さな無数の傷ができており、非常にデリケートな状態です。
雑菌が入って化膿するリスクもあるため、キスだけでなく、唇にはなるべく触らないようにすることが大切です。
メンズもリップアートメイクできる?
メディカルブローではメンズアートメイクも行っており、男性ももちろん施術をお受けいただけます。
男性向けのリップ、アイライン、眉をデザインしての施術が可能です。なお、リップアートメイクの場合、施術後1週間ほどは口紅を塗ったように赤くなるため、それも考えて施術日を決めるのがおすすめです。
メンズアートメイクについては下記のページで詳しくご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください。
リップアートメイクで口唇ヘルペスになることはある?
リップアートメイクを受ける際に注意したいのが、口唇ヘルペスです。リップアートメイクの施術後は、体の免疫力が低下することで口唇ヘルペスになることがあります。
口唇ヘルペスとは、唇の周囲に小さなぷつぷつした水ぶくれができる感染症のことで、単純ヘルペスウイルスというウイルスに感染することで起こります。
単純ヘルペスウイルスは大人であれば85%以上の人が持っているといわれ、風邪やストレスなどの影響で免疫力が低下すると、症状が出ることがあります。
口唇ヘルペスになった場合、飲み薬や塗り薬で治療します。また、バランスのいい食事と休息も大切です。
女性の場合、生理のときはストレスがかかりやすいので、口唇ヘルペス予防のためにはできる限り生理周期を避けて施術日を決めるといいでしょう。
万が一、口唇ヘルペスを発症した場合は、早めにクリニックに相談しましょう。
リップアートメイクを入れてもMRI検査を受けられる?
メディカルブローでは、EMA(欧州医薬品庁)認可のMRIに反応しないインクを使用しているため、アートメイクの施術を受けた後でもMRI検査を受ける事が可能です。ただし、インクには金属質が微量に含まれており、稀にピリピリした痛みを感じることがあります。
今後、MRI機器の進化に伴いインクが反応する可能性も考えられますので、MRI検査を受ける場合は医療機関にアートメイクを受けていることをお伝えください。
リップアートメイクは除去できる?
リップアートメイクは肌のターンオーバーによって1〜3年ほどで自然と薄くなっていきますが、早く除去したい場合は、除去施術を受けることで除去が可能です。
- レーザー治療
- 切除術
- 除去液
- 肌の色に合わせたインクを再注入し、アートメイクの色をカモフラージュする
アートメイクの除去施術には上記の4つがあります。いずれの方法も費用がかかり、肌への負担になります。
最近ではネット通販でセルフアートメイクキットなども販売されていますが、アートメイクをきれいに仕上げるためには高い技術力が求められます。セルフアートメイクは失敗の可能性が高く、怪我や感染症のリスクが高くなるなど、デメリットが多いです。
そもそも「除去したい」と思うことのないよう、仕上がりにこだわってクリニックで施術を受けましょう。
リップアートメイクで唇を華やかに魅力的に!
リップアートメイクは、洗っても落ちることのないメイクです。海やプールのときや、素顔になったときもきれいな唇の形や色を保つことができます。
リップアートメイクの持続期間には個人差がありますが、約1〜3年ほど色が持ちます。ただし、すぐに消すことはできないため、信頼できるクリニックで施術を受けることが大切です。
メディカルブローでは、専門のカウンセラーによる丁寧なカウンセリングを行い、お客様のお顔立ちに似合う黄金比にこだわって、最適なデザインをご提案しております。お客様がご納得された上で施術を開始しておりますので、アートメイクが初めての方もぜひお気軽にご相談ください。
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